彦根市市民ライター「彦根の魅力ここにあり!」#1
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「興味ある」が押されました!
2025/01/05「興味ある」が押されました!
2024/12/26彦根市には、「もっと彦根が好きになる」を合言葉に活動する、 彦根市シティプロモーション戦略推進委員会があり、官民協働で推進しています。この委員会は、市内外に向けて人の魅力や彦根をよくする取り組みを発信して、彦根をもっと好きになってもらい、彦根に憧れをいだいてもらうことを目的に、様々な取り組みを行っています。
その活動の一つとして、市民の目線で彦根の魅力を発信する「市民ライター講座」を毎年開催しており、その講座を受けた市民ライターさんたちが、「彦根の根っこが、明日を育む」をテーマに、noteにおいていろんな彦根のいい根!(いいね!)を投稿✨しています。
この読み物では、彦根のファンを作る活動をしている、市民ライターさんの記事を転載し、彦根をもっと好きになっていただくお手伝いをいたします。 ぜひ「興味ある」を押して、彦根市シティプロモーション戦略推進委員会の活動を応援してください◎ よろしくお願いいたします。
「護国さん」人々にとって親しみを持てる神社を目指して。
●『あまり知られていない井伊家との深いつながり』
彦根駅から彦根城に向かって進んでいくと正面に見えてくる鳥居。青々とした木々が立ち並ぶ参道。境内に1歩足を踏み入れると感じる空気の変化。その先に滋賀縣護国神社はあります。観光客の方からは、彦根城の一部として間違えられることもあるそう。
知っているようで知らない、そんな滋賀縣護国神社の魅力を探るため、禰宜(ねぎ)の山本さんにお話を伺いました。
滋賀縣護国神社は、もともと戊辰戦争で亡くなられた26名の彦根藩士を祀るために最後の彦根藩主である井伊直憲公が中心となって明治9年に創建されました。そういった経緯もあり、現在でも至るところで彦根藩の象徴である赤備えを目にすることができます。
彦根に縁ある平和を祈る神社として、彦根市民の皆さんにもっと親しみを持ってもらえる神社にしていきたいと語る山本さん。そんな想いから、境内の敷地内にカフェを誘致したり、毎月境内にて開かれている朝市や地元経済団体が主催した音楽イベントに積極的に協力するなど、普段は神社に出向く機会のない若者からお年寄りまで、幅広い世代に参拝に来てもらえるような努力をされています。また、最近ではインスタグラムを使って、神社の日々の様子などを積極的に発信されており、フォロワーの数も徐々に増加傾向にあります。
●『コロナ禍で見つけた神社の役割とは』
新型コロナウイルス感染症によって日々の生活に閉塞感を覚える人が多いなか、人々の心を和ませるために神社にできることは無いか?と考えた山本さん。今年から新たな取り組みとして、季節ごとに応じた縁起の良い動植物が描かれた御朱印の授与を始められました。色鮮やかな御朱印を見て、少しでも心が晴れてくれたらという願いが込められています。
御朱印に刻まれる文字は、山本さんが1枚1枚丁寧に手書きされており、郵送対応可能にされたところ全国から注文があったそうです。
●『模索し、挑戦し続けること』
最後に、護国神社が地元の人にとってどんな存在になりたいか?という点について山本さんに伺いました。
「伊勢神宮はお伊勢さん、多賀大社はお多賀さん。彦根の護国さんと言ってもらえるような、皆さんにとって思想信条関係なく身近な親しみのある存在になりたい」と熱くも冷静に語っておられる山本さんの目の奥に、山本さんの神社に対する情熱を感じることができました。新しいことに挑戦し続ける山本さんの今後から目が離せません。
(写真・文 おもかず)
公開日 2021年12月6日 転載元 note「彦根市シティプロモーション戦略推進委員会」 転載元URL⇒https://note.com/goodroots_hikone/n/n56a6188c6d20
このプロジェクトの地域
彦根市
人口 11.36万人
彦根市企画課が紹介する彦根市ってこんなところ!
南北に長いひこね。城下町エリアは程よく町だったり、新興住宅が並ぶ地域もありますが、南部は田んぼが広がるのどかな風景になります。江戸時代からの町屋や昭和レトロな建物が混じりつつ、自分に合った暮らし方が見つかるかと思います。最近ではファミリー層の移住者も多く、テレワークしながら働いている方も見られるようになりました。
人付き合いもお互い丁度よい距離感で接するため、地域ごとに異なりますが田舎ならではの付き合いがしたい人には少し物足りないかもしれません。ですが ”いいおせっかい”を焼いてくれる人や、地域活動に励む人など、町に出ると、いろいろな人に出会えます。のんびり暮らせる「程よい田舎暮らし」をしたい人におススメです。