彦根市市民ライター「彦根の魅力ここにあり!」#6

読みもの

公開日:2025/02/25 06:37

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「興味ある」が押されました!

2025/03/23

「興味ある」が押されました!

2025/03/02

彦根市には、「もっと彦根が好きになる」を合言葉に活動する、 彦根市シティプロモーション戦略推進委員会があり、官民協働で推進しています。この委員会は、市内外に向けて人の魅力や彦根をよくする取り組みを発信して、彦根をもっと好きになってもらい、彦根に憧れをいだいてもらうことを目的に、様々な取り組みを行っています。

その活動の一つとして、市民の目線で彦根の魅力を発信する「市民ライター講座」を毎年開催しており、その講座を受けた市民ライターさんたちが、「彦根の根っこが、明日を育む」をテーマに、noteにおいていろんな彦根のいい根!(いいね!)を投稿✨しています。

この読み物では、彦根のファンを作る活動をしている、市民ライターさんの記事を転載し、彦根をもっと好きになっていただくお手伝いをいたします。 ぜひ「興味ある」を押して、彦根市シティプロモーション戦略推進委員会の活動を応援してください◎ よろしくお願いいたします。

思い続ければ実現する!スケートボード初体験レッスンの裏話

こんにちは!熱を伝える場づくりグループの北村です。

2024年10月13日、ひこねいろ文化祭vol.3が行われました。 秋晴れのまだ夏の暑さが残る日、荒神山公園には2500人もの人々が訪れ笑顔と歓声であふれていました!

そしてこの日、文化祭が始まって以来の新しい試みである、スケートボード初体験レッスンが行われ、多くの注目を集めました。 子供から大人まで、参加者の目には楽しさと新たな挑戦へのワクワク感で満ちていました!

今回は、そんなスケボー初体験レッスンが実現されるまでの、ちょっとした裏話を話していきます。

また当記事は、

・彦根でおもしろいことがしたい

・彦根のシティプロモーションがちょっと気になる

って方に向けて発信しています。 どうぞご一読ください。

スケボーの進み方はどうやるのかな?
スケボーの進み方はどうやるのかな?
いつもの公園がこの日だけはスケボーパークに
いつもの公園がこの日だけはスケボーパークに

思いの始まり

今回のスケートボード初体験レッスンの企画、これって実は、私が3年前に描いた思いから始まったんです… その始まりは、彦根市シティプロモーション戦略推進委員会が主催する市民からのアイデア募集。 そこに私は「アクションスポーツ(スケートボード)を通じて遊びながら体幹を鍛え、健康になれる環境を作りたい」という思いをぶつけてみたのです。

提案の結果は残念ながら、一次選考で落選…

けれども、審査員からのコメントには大いに勇気づけられました。 「スケートボードと健康を組み合わせることで、アクションスポーツがより身近に感じられる」

そんな言葉に、スケボーに対するネガティブイメージを払拭できると可能性を感じました。”健康(体幹)という要素を加えることで、初心者の方でも受け入れやすくなるのでは”と気づかされましたね。

まぁでも、落選したから正直これで終わりだろう思っていました。

けれども、他の応募者の中から私の提案とコラボできそうな方を紹介していただき、つながりを持つことができました。 一般市民である私に対して、ここまでサポートしていただけることに、正直びっくりした出来事です。

最終的には、この思いの実現には至りませんでしたが、この過程で学んだこと、そして得たつながりは非常に大きな財産です。 目標に届かなくても、次に繋がるステップを築けたことに感謝しています。

●共感者とより深くつながるきっかけにも

今回の文化祭でスケートボード初体験レッスンを引き受けてくださったのは、長浜市にスケボーパークを設立し、今年25周年目を迎える【ハックルベリー】さんです。

以前から私はこの施設を利用するただの客という存在でしたが、彦根市に思いを発信した行動に共感を持っていただいたことで、この時から深くつながることができました。 その後、ハックルベリーさんと共に、初めてスケボーに挑戦する方々に向けてレッスンを行ったり、各地のイベントでの出張レッスン、スケボーの乗り方のコンテンツ作りにも取り組んできました。

●彦根で思いを実現するために

初めてスケボーに乗れたときの子供たちの笑顔、親子で楽しそうに滑る姿、成功した瞬間にはみんなで喜ぶあの光景… そんな素敵な環境を、どうしても地元で実現したいという思いが強まっていきました。

そこで、改めて自分には何があるのかを整理してみたんです。その時、彦根のシティプロモーションというカードがあることに気づき、このカードを使ってみることにしたのです。 そしてシティプロメンバーとして活動を始め、文化祭の企画ミーティングで、思い切ってスケートボード初体験の企画を提案しました。

正直、最初は断られると思っていました。 怪我などのリスクがあるし、そう簡単に許可が下りるとは考えていなかったからです。 けれども、シティプロは違いました。 まず否定から入るのではなく、「どうすればできるか」を一緒に考える、そんな前向きなスタイルだったのです。 その後、皆さんの協力のおかげで公園側からも許可が下りたとき、スケボー初体験が実現するのだとワクワクしていました。

ハックルベリーオーナー吉田さんが手造りしたスケボー施設
ハックルベリーオーナー吉田さんが手造りしたスケボー施設
長年みんなに愛されているスケボーパークです
長年みんなに愛されているスケボーパークです

文化祭での成功と新たなスタート

文化祭当日、スケートボード初体験レッスンは朝から予約が埋まり、最終的には満員御礼の大盛況でした。

子供たちの「もっとやりたい!」という声、親御さんからは「貴重な体験をさせていただきました!」という感謝の言葉も寄せられました。

「こちらこそ、スケボーに触れていただいて本当に感謝です!」

まさに、ひこねいろ文化祭のテーマである「ちっちゃいありがとうを、いっぱいつたえよう」にふさわしい体験ブースになったと思います。何よりも、地元の慣れ親しんだ公園で、たった1日でもそんな素敵な場所を作れたことに感動しましたね。 この小さな一歩が、さらに大きな思いの未来へと繋がっていくと信じています!

●たった400文字から始まったストーリー

ここまで話してきたように、今日までのストーリーは、私が彦根市シティプロモーション戦略推進委員会に【400文字の思い】を発信したことが始まりです。その、たった400文字の思いが、ここまで魅力的な形になるものだとは思ってもいませんでした。

思い続け 行動し続ければ その思いは実現に向かう

今すごく、このことを実感しています。 また彦根のシティプロは、そうした思いを大きな受け皿で受け止め、実現に向けてサポートしてくれる場所だと思います。

もしあなたも「こうやったら彦根が楽しいまちになる」というアイデアをお持ちなら、その思いをぜひ彦根のシティプロにぶつけてみてください。 一緒に彦根をめっちゃおもしろい、素敵なまちにしていきましょう!

●ひこにゃんと一緒に思いを広げよう

次なる思いを掲げるとすれば… それは【ひこにゃんにスケートボードに乗ってもらうこと】です!

ひこにゃんにも健康でいてほしいですし、何よりひこにゃんがスケートボードでゆるりと滑る姿を想像すると、皆さんもほっこりした気分になるのではないでしょうか。 この思いも、行動を続けていけばきっと実現できると思っています!

●めっちゃおもしろい彦根になるように 今回のひこねいろ文化祭でのスケートボード体験は、私の思いの実現に向けた大きな一歩となりました。 ここまで来ることができたのは、多くの方の協力やサポートのおかげです!その支えに心から感謝しています。

子供や大人たちが笑顔でスケートボードを楽しむ姿を見ると、その瞬間、努力が報われたと心から感じます。

これからも「遊びながら健康になれる環境づくりを目指す」 スケートボードはその手段の一つとして広め、地域の皆さんとつながりながら共に作り上げていきます。

彦根がよりおもしろく、健康なまちになるように。

(文:北村純一 写真:川崎新介・北村純一)

公開日 2024年11月9日 転載元 note「彦根市シティプロモーション戦略推進委員会」 転載元URL⇒https://note.com/goodroots_hikone/n/n40a079bee3df

レッスンの最後はREVO RAMP(坂)を通過してみよう!
レッスンの最後はREVO RAMP(坂)を通過してみよう!
親子で一緒に乗れると楽しいね
親子で一緒に乗れると楽しいね

文責:彦根市企画課

このプロジェクトの地域

滋賀県

彦根市

人口 11.42万人

彦根市

彦根市企画課が紹介する彦根市ってこんなところ!

南北に長いひこね。城下町エリアは程よく町だったり、新興住宅が並ぶ地域もありますが、南部は田んぼが広がるのどかな風景になります。江戸時代からの町屋や昭和レトロな建物が混じりつつ、自分に合った暮らし方が見つかるかと思います。最近ではファミリー層の移住者も多く、テレワークしながら働いている方も見られるようになりました。

人付き合いもお互い丁度よい距離感で接するため、地域ごとに異なりますが田舎ならではの付き合いがしたい人には少し物足りないかもしれません。ですが ”いいおせっかい”を焼いてくれる人や、地域活動に励む人など、町に出ると、いろいろな人に出会えます。のんびり暮らせる「程よい田舎暮らし」をしたい人におススメです。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

ランドマーク・彦根城と共にひこにゃんでお馴染み!の彦根市です。 中心市街地は今も江戸時代の面影があちこちにあり、新旧織り交ざった独特のまちなみをしていますが、南部の方では田んぼが広がるのどかな風景も。最近では移住者も増え、町中に新しいお店ができたりと、まちの雰囲気も変わってきています。 交通の要所でもあり、西へ東へ、遊びに働きに行くのも便利です。 都会の便利さとなんでもは揃っていませんが、「ほどよく田舎、ほどよく町」な暮らしができます。