九州本土最南端に位置する大隅半島・鹿児島県肝属郡南大隅町にて、農村実習や民泊の受け入れを行っています

UIJターンを含む地域住民が約40名所属する、都市農村交流を中心とした活動を行うNPO法人です。
20代〜70代まで幅広いメンバーが活動しています。

1980年代に「本当の日本は田舎にこそある」と、当時40代の農業青年らによって、外国人留学生のホームステイ〈からいも交流〉を受け入れをはじめたことが組織の源流となっています。
1994年より、活動に興味を持った東京農業大学の学生らが、実習先として町に訪れるようになり、東京農大生の農業実習および民泊受入がスタート。その農家による学生受け入れは、今日まで続いています。

農家さんたちは、「これからの未来を担っていく若者に、農村における学び場の提供を」との思いで学生を受け入れます。受け入れる地域も、訪れる学生も「ともに学び合う心」を大切に。学生を「お客さまでも他人でもなく、家族としてありのまま受け入れる」。その心がつないできた活動です。

そうした長年におよぶ受け入れを経て培われてきたのは、地域としてのよそ者を迎え、受け入れる土壌です。NPOメンバーのうち５名が農業実習・民泊受け入れを機に南大隅町に移住しています。新たなメンバーも加わった現在においては活動の「プロジェクト制」を取り入れ、フリーペーパーの作成など、メンバー有志による活動を展開しています。

地域の未来を共創し自ら切り拓いていく。民間団体が受け入れる、本気の協力隊募集です