地域資本主義サロンvol.34
「ワーケーションは、令和の箱モノ事業なのか?」
ゲスト/入江 真太郎さん (一般社団法人日本ワーケーション協会 代表理事)
ホスト/柳澤 大輔(面白法人カヤック 代表取締役)
毎月、まちづくりの先駆者をゲストにお招きして、各テーマについてみんなで話を聞いて、成功事例、失敗事例を学びながら実践につなげています。
リモートワークが広まる中で、観光や関係人口創出のキーワードとしてよく目にするようになった「ワーケーション」。自治体の取り組みとしても、ワーケーション利用を目的としたコワーキングスペースやオンライン環境の整備が進むことが想定されます。
一方で、施設はつくったものの上手に活用できていないという事例も散見されます。
今後ワーケーションは、地域や政府の狙いどおりに、生活者のあたらしい暮らし・働き方として浸透していくのでしょうか?
今回は、日本ワーケーション協会 代表理事の入江さんをゲストにお招きして、ワーケーションの目的や地域の実態などを伺います。ワーケーションを通して地域と生活者のコミュニケーションが生まれ、本質的な地域の課題解決になっていくのか? はたまた令和の箱モノ事業となってしまうのか?
受け入れ地域のお悩みを解決するヒントを探るとともに、ワーケーションを真に意義のあるものにするべく、サロンメンバーの皆さんと一緒に考える回にできればと思います。
ゲストプロフィール
入江 真太郎
(一社)日本ワーケーション協会代表理事。長崎生まれ、育ちは福島、秋田、茨城、徳島等各地を転々、京都・同志社大学社会学部卒業。現在は大阪府在住。(株)阪急交通社等で旅行業他様々な業種を経験、その後、ベンチャーを経て(株)Discovery Real Japan観光事業やその他海外進出支援事業等を展開。北海道から沖縄まで、仕事を通して各地と関わりを深めていく。地域振興、豊かなライフスタイルの実現が可能なワーケーションを事業として高い関心を持ち、京都で協会設立。新潟、長崎、山口等のか地域で自治体や市民団体、民間企業のアドバイザーも務める。