地域資本主義サロンvol.35
「地域とウェルビーイング」
ゲスト/前野 隆司さん (慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授)
ホスト/柳澤 大輔(面白法人カヤック 代表取締役)
今回は地域資本主義サロン特別編として、柳澤が講師で参加している「世界元気塾https://sekaigenkijuku.com 」との共催でお届けします。世界元気塾はビジネス・アート・リーダーシップ・地域の4つの軸に特化した社会人のための塾。貪欲に自己成長を求める塾生の皆さんをお招きし、ブレストを通してサロンメンバーとじっくり対話していただこうという企画です。
ゲストは、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の前野隆司教授。日本における「幸福学」研究の第一人者である前野教授に「地域とウェルビーイング」をテーマにお話していただきます。
モノの豊かさから心の豊かさへと価値観がシフトし、人の感性や創造性、他者とのつながりが重要視されています。そのような中で注目される「ウェルビーイング」の考え方は、地域での活動やまちづくりにも欠かせません。
地域のウェルビーイングのためには、まず自分が幸せになることが大切です。「自分は何をしているときに幸せを感じるのか」「地域で幸せに生きるとはどういうことなのか」「そもそも幸せとは何なのか」。これらの壮大な問いについて、対話を通して考えてみませんか?
ゲストプロフィール
前野隆司
1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て現在慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼務。博士(工学)。著書に、『ウェルビーイング』(2022年)、『幸せな職場の経営学』(2019年)、『幸福学×経営学』(2018年)、『幸せのメカニズム』(2013年)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(2004年)など多数。日本機械学会賞(論文)(1999年)、日本ロボット学会論文賞(2003年)、日本バーチャルリアリティー学会論文賞(2007年)などを受賞。専門は、システムデザイン・マネジメント学、幸福学、イノベーション教育など。