地域資本主義サロンvol.36「ふるさと納税の未来」
ゲスト/守時 健さん (株式会社パンクチュアル 代表取締役)ホスト/柳澤 大輔(面白法人カヤック 代表取締役)
毎月、まちづくりの先駆者をゲストにお招きして、各テーマについてみんなで話を聞いて、成功事例、失敗事例を学びながら実践につなげています。
今月のゲスト守時健さんは、人口2万人弱の高知県須崎市でふるさと納税担当として広報活動に尽力、ご当地ゆるキャラをブレイクさせ、それまで200万円たらずだった寄付額を10億円にまで拡大し、その活動のユニークさとスピード感から「超公務員」を自認して注目を集めてきました。そして一昨年に市役所職員を辞め株式会社パンクチュアルを起業、地元の人たちと共に課題解決に取り組み、地元を誇れる地域を共に創ることを目標に活動されています。
会社設立後すぐに、それまで無名だった養殖カンパチをブランド化、また各地のふるさと納税を倍増させるなど、大きな成果を上げ続けています。
そうした飛躍的成功をもたらすことがどのように可能になってきたのか? 地域でそれまで光が当たっていなかった商品や資源をメジャーな舞台に上げ、人気を獲得していくために、どんな取り組みをしてきたのか?
考え方から具体的な行動まで、ユニークな実績からのヒントをお聞きすると共に、地域資本に光を当て、ふるさと納税やECで地域経済を伸ばしていくことの課題と可能性をみなさんと探る回としたいと思います。
ゲストプロフィール:
守時 健
広島県呉市生まれ、岡山県倉敷市に実家があり、大阪で大学卒業後26歳で高知県須崎市役所に入庁。ご当地キャラクターしんじょう君を企画運営しゆるキャラグランプリで優勝。ふるさと納税の分野ではふるさとチョイスアワード2018にてグランプリを獲得。第32回龍馬賞受賞。令和2年度に起業し、地域商社「株式会社パンクチュアル」を設立。高知県産品に特化したECサイト「高知かわうそ市場」が 初年度8億円を売り上げ、高知県地場産業賞 【新型コロナウィルス感染症対策特別賞】受賞。