vol.37
7月
20日
vol.37 「さとゆめ流 地域資本主義 ~700人の村がひとつのホテルに~」ゲスト/嶋田 俊平さん (株式会社 さとゆめ 代表取締役)
講座内容

地域資本主義サロンvol.37「さとゆめ流 地域資本主義 ~700人の村がひとつのホテルに~」
ゲスト/嶋田 俊平さん (株式会社 さとゆめ 代表取締役)ホスト/柳澤 大輔(面白法人カヤック 代表取締役)

当サロンではまちづくりの先駆者をゲストにお招きして、テーマについての話をみんなで聞き、成功事例、失敗事例をともに学びながら実践につなげています。

今月のゲストは、全国各地の地域づくりを支援する株式会社さとゆめ代表の嶋田俊平さん。「伴走型コンサルティング」をモットーにした地方創生の取り組みと、各地を奔走する嶋田さんが「地域資本主義」をどうとらえているをお聞きします。

さとゆめの事業は多岐にわたり、全国40ほどの地域への「伴走」にとどまらず、アンテナショップ、道の駅、ホテル、ツーリズムなどの事業を手掛けています。
なかでもJR東日本との共同プロジェクト「沿線まるごとホテル」は話題となり、6月に『700人の村がひとつのホテルに─「地方創生」ビジネス革命』(文藝春秋)が刊行されました。
さらに、山梨県小菅村をはじめ「村」をフィールドにしていることも特徴です。日本創生会議は「2040年時点で人口1万人未満となる市区町村を「消滅可能性が高い都市」と呼ぶ。523の自治体がこれに該当する」と指摘しています。そのような中で、嶋田さんは「村」の可能性をどのように捉えているのでしょうか。
20年以上にわたって地域にどっぷり関わり続けてきた嶋田さん。

現場主義を貫く地方創生のプロに、ホストの柳澤が切り込みます。お楽しみに!

ゲストプロフィール
嶋田 俊平
京都大学大学院農学研究科森林科学専攻修了。大学院修了後、環境系シンクタンク・株式会社プレック研究所に入社、新規部署「持続可能環境・社会研究センター」の立上げに参画し、地域資源を活用したコミュニティ・ビジネスの事業計画立案等に従事。9年間の勤務後、2013年に株式会社さとゆめを設立(登記は2012年)。「ふるさとの夢をかたちに」をミッションに、地方創生の戦略策定から商品開発・販路開拓、店舗の立上げ・集客支援、観光事業の運営まで、一気通貫で地域に伴走する事業プロデュース、コンサルティングを実践。2018年、ホテル開発・運営会社株式会社EDGEを設立し、代表取締役に就任。2019年8月には、山梨県小菅村に、「700人の村がひとつのホテルに」をコンセプトとした分散型ホテル「NIPPONIA 小菅 源流の村」を開業。その他、山形県河北町の地域商社・株式会社かほくらし社、人起点の地方創生を目指す株式会社100DIVE、JR東日本との共同出資会社・沿線まるごと株式会社の代表取締役も兼務。