vol.39
9月
21日
vol.39 「自治体職員と市民とのあたらしい関係」ゲスト/林 有理さん (元四條畷市副市長)
講座内容

地域資本主義サロンvol.39
「自治体職員と市民とのあたらしい関係」

ゲスト/林 有理さん (元四條畷市副市長)ホスト/柳澤 大輔(面白法人カヤック 代表取締役)
当サロンではまちづくりの先駆者をゲストにお招きして、テーマについての話をみんなで聞き、成功事例、失敗事例をともに学びながら実践につなげています。

今月のゲストは、元四條畷市副市長で、現在は全国の地域づくりの研究活動、地方自治体の組織活性や人材育成を支援する「有理舎」主宰の林・小野 有理さん。

地域資本の質を上げるための自治体職員と市民との関係性はどうあるべきか。ホスト柳澤がお話を伺います。

当時、全国最年少市長だった東修平市長のもと、公募で副市長として抜擢されたリクルート出身の林・小野 有理さん。就任後、都市経営を意識し、行政の組織改革と都市整備に尽力されました。
行政の縦割り組織を見直すための横断型の定例化や都市整備を通して職員達が主体的に参加する意識改革などを行いました。
地域資本を支えるのは、もちろん行政だけでなく、市民や民間団体の町との関わり方や協働も重要なファクターとなります。
行政サービスを実行する自治体職員と税金を納める市民という、単なる供給者と需要者という関係ではない、地域資本を上げるための自治体職員と市民とのあらたらしい関係性がどうあるべきか、サロンメンバーと一緒に考えていきましょう。お楽しみに!

ゲストプロフィール
林 有理

全国の地域づくりの研究活動、地方自治体の組織活性や人材育成を支援する「有理舎」主宰。
株式会社エン・ジャパン社外取締役、鎌倉市人材育成アドバイザーなど、民間と行政の間をつなぐ活動に従事。
<略歴>
大阪府島本町生まれ。2003年に(株)リクルートに入社後、住宅メディア事業の営業、企画、編集などを経て、2009年に『SUUMOマガジン』編集長に着任。業務の傍ら、全国の住宅・不動産市場に関する講演やメディア出演、研究活動を経て、2013年に退職。
その後はリノベーションまちづくりの分野において、社団法人の事務局や事例紹介サイトの立ち上げ、講師や研究活動等に従事。2017年10月、全国公募を経て大阪府四條畷市の初の女性副市長に着任。働き方改革を柱とした前例主義に縛られない「日本一前向きな市役所」をめざして組織改革に取り組んだ。日経ウーマンオブザイヤー2020受賞。2021年9月、任期満了にて四條畷市副市長を退任。