vol.40
10月
19日
vol.40 「脱資本主義、未来の暮らしと村づくり」ゲスト/土谷貞雄さん (株式会社貞雄 代表/コンサルタント・建築家)
講座内容

地域資本主義サロンvol.40
「脱資本主義、未来の暮らしと村づくり」
ゲスト/土谷貞雄さん (株式会社貞雄 代表/コンサルタント・建築家)
ホスト/柳澤 大輔(面白法人カヤック 代表取締役)

当サロンではまちづくりの先駆者をゲストにお招きして、テーマについての話をみんなで聞き、成功事例、失敗事例をともに学びながら実践につなげています。
今月のゲストは、建築家で、住まいや未来の暮らしのあり方の研究や発信、北海道 ニセコ町のまちづくりなどの活動をされてきた、土谷貞雄さん。

土谷さんは現在ニセコ町に拠点を置いて「都市未来研究会」を立ち上げ、これからの縮小社会の未来像を研究、そして具体的な村づくりとして、農村に循環型のシェアビレッジを創り、移住者と関係人口を迎え入れていく活動を始動されています。
キーワードはマイクロモジュール、オフグリッド、コモンズ、農的暮らし、都市から農村、都市と田舎の景観、ランドスケープデザイン・・・と、まさに農村・山村の地域資本を生かす新しい暮らし方・住まい方の提案に溢れています。
地域の資本を最大限に活用し、都市集中の資本主義経済から距離を置いた豊かな暮らし、農村も都市も持続可能な循環型の未来の暮らし方のデザインについて、サロンメンバーと一緒に考える時間。どうぞお楽しみに!

ゲストプロフィール
土谷 貞雄 さん
株式会社貞雄 代表 コンサルタント、建築家、住まい・暮らしの研究者、コラムニスト
<略歴>
1989年、日本大学大学院理工学研究科建築史専攻修士課程修了。ローマ大学への留学や住宅不動産系のコンサルティングなどを経て、2004年に「株式会社良品計画」のグループ会社に入社、「無印良品の家」の開発に従事。2008年に独立、住宅系の商品開発やWEBコミュニケーションの支援を行う。暮らしについてのWEBメディアの運営、調査やフィールドワーク、執筆活動などを行い、未来の暮らしのあり方を提案。住まいに関する研究会「HOUSE VISION」を企画・運営、中国での暮らし調査なども行ってきた。
2020年より、北海道・ニセコで「都市未来研究会」を開始、縮小社会の未来像を研究、ニセコのまちづくり会社の新たな街区の基本構想などに従事。
現在は具体的な村づくりプロジェクトをニセコや近隣地域、道東などで始動。未来の暮らしをデザインする新しいシェアビレッジの創造に注目が集まっている。