春休み、夏休みなど長期休みに地域を訪れて、地域の暮らしやお仕事を体験してみませんか? 農業や観光業分野の住み込みのインターン、短期バイト、ボランティア、就職に向けた説明会など、全国各地からの募集をご紹介します。気になるプロジェクトがあったら「興味ある」「応募したい」で地域の人に直接聞いてみましょう!
①学んでいることを地域の現場でアウトプットをしてみたい 地域で、普段学んでいることをアウトプットしてみませんか? まちづくり・地方創生・コミュニティ・観光など、地域にまつわることを学んでいる方はもちろん、教育・環境・文化・食・民俗学など、多様な地域の現場で実践することで、新たな学びにつながります。
②旅行が好き 旅行が好きな方にも、地域活動はおすすめです。 まちの人と仲良くなり、まちに溶け込むことで、普段の観光とは全く異なる体験ができます。 SNSや雑誌には載っていない、地元ならではのディープなお店を知ることができたり、その地域ならではの暮らしを体験することができたり、新しい旅行の楽しみ方ができるはずです。
③社会貢献に関心がある 人口減少が進む多くの地域では、その地域に関わってくれる人々を歓迎しています。 特に、人手不足が深刻化している地域では、アルバイトやボランティアを募集しており、社会貢献になるでしょう。 また、自身の進路を考える上でも、社会貢献の現場を知ることは良い経験になります。
④とにかく気分転換したい 生活環境をガラッと変えて、地域でリフレッシュしませんか?
一般入試は学力を測る試験ですが、推薦やAO入試は学力だけでなく多角的に受験生を評価しようとする入試形態です。そのため、一般入試と比較して、社会貢献への意欲や、活動実績が重視される傾向にあります。 そこで、地域での活動を行うことは、推薦などの総合型の選抜形式においても武器の一つになるでしょう。 前述したように、人手不足が深刻化している地域では、ボランティアを募集していますし、 デジタル化が遅れている地域では、SNS活用や情報発信などの課題に貢献できるかもしれません。
高校生のときに東京都から長野県に移住をしたTさんに、地域についてのあれこれを聞いてみました! Tさんは、地域に訪れる学生でありつつ、シェアハウスの運営を行っており、地域を訪れた方を受け入れる農業体験や古民家再生体験を提供しています。 学生側の気持ちはもちろん、地域側のご意見も伺うことができました!
▶️良かったこと① 自分たちでつくる 情報やモノに溢れかえっている都心と比べて、地域は満ちているというわけではありません。地域は、満ちていないからこそ、自分でつくらなければなりません。これまでほとんどやったことのなかった畑仕事やDIYは、今となっては日常です。行動する力さえあれば、なんでも自分たちで作ろう!という姿勢へと変わっていきました。
▶️良かったこと② 人とのつながり 人とのつながりを肌で感じられるのが地方の魅力です。 例えば、ひとり仲良くなってしまえば、「この人面白いよ!」と紹介してもらい、その人から更に次の人を紹介してもらい…というように、つながりの連鎖が止まりません。 また、たくさん採れたからと野菜のお裾分けをもらったり、山菜を採って近所の人たちで山菜パーティをしたり、地域のつながりを肌で感じることができます。
▶️不安だったこと① うまく馴染めるのか? 「人とのつながり」が地域の魅力ではありますが、最初はうまく馴染めるか不安な気持ちがありました。 最初のうちは、とにかく原付で足を運び、気になった場所や人があれば話をさせていただいていました。 まずは自分から、オープンな気持ちで飛び込んでいくことが大切だと思います。
▶️不安だったこと② 知らない土地にいくには勇気が必要だった 生まれ育った土地を離れて、新しい場所を、勇気が必要でした。 しかし、自ら望んで地域に行ったので、どちらかといえば期待のほうが大きかったです。 えいや!と思いきって行ってみたからこそ、行った後に頑張れたように思います。
「時間はあるけど、あんまりお金はない」 「勉強はしてきたけど、あんまり経験がない」 そんな学生期間だからこそ、地域での活動がぴったりです。
やりたいこと・興味のあることがあれば、まずは現場で体験してみてください。 やりたいことがなくても、様々な体験をして、たくさんの人とお話をするなかで、何かが見つかるはずです。 ぜひフットワークが軽い学生の長期休みにこそ、地域に足を運んでみてください!
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