募集終了

地域の農業を元気にする「半農人材育成サポーター」募集(岡山県津山市)~「農業」と「副業人材」を繋ぐ~

公開:2023/01/16 ~ 終了:2023/02/17

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2023/02/17

経過レポートが追加されました!「【2月17日まで!】まだまだ応募者を募集しています!」

2023/02/08

岡山県の北部に位置する津山市は、豊かな自然に恵まれながら、岡山県内では第三規模の都市でもあります。市街地は盆地で、バスだけで生活しようと思えばできるほど公共交通機関が発達し、多くの商業施設もあります。一方、少し離れるとのどかな田園風景が広がり、市内北部は雪がしんしんと降り積もります。

市街地から車で5分ほどの山あいにある高倉地区など、津山市内各地で活動するのが、一般社団法人LAアライアンスです。法人名の由来は「Liberal Agri(自由な農業)」。農地の使い道の最適化や、担い手の確保・育成を通じ、津山市の地域性を生かした持続可能な農業の形を実現しようと、現在、6人が活動しています。

一般社団法人LAアライアンスに在籍し「農業」と「副業人材」をつなぐ「半農人材育成サポーター」を、津山市地域おこし協力隊として募集します。ミッションは、地域資源管理と、地域内外の人材のマッチングです。

募集の背景と想い

津山市は山間部で、平らな広い土地が少なく、山地や丘陵地など地形が様々であることが特徴です。地形を生かし、少量多品種農業が行われていますが、課題はそれぞれの作物の生産量が少なくなること。そこを「連携」で乗り越えられないかと取り組んでいます。同じ作物の農業者が連携することで、生産量が増え、売り先ができるかもしれません。別の作物の農業者や違う産業の人とタッグを組むことで、新たな商品が生まれる可能性もあります。

また、土地を活用する農業は、地域との関わりが自然に発生します。少量多品種農業を持続可能にしていくには、地域との連携も鍵。また、地域を維持するためにも、この連携は重要です。LAアライアンスでは、営農にも地域づくりにも必要な仕組みづくりを進めようと、市と連携して地域おこし協力隊の力を借りることにしました。

地域おこし協力隊のミッションは大きく2つ。地域資源管理と、地域内外の人材のマッチングです。

地域資源管理

人口が減る中で、農業者が管理する農地は増える一方です。必ずしも農業者が管理しないといけないわけではない、あぜ道など農地外の草刈りや、水路の維持・管理も課題。「水路や法面(のりめん/人工的な傾斜)の情報が、今は一部の人の頭の中にしか入っていません。全体をデータ化すれば、農地保全が長寿命化し、地域の農地を守りやすくなるでしょう」と話す仁木さん。農業を持続可能にすることは、持続可能な地域づくりにもつながります。

地域内外の人材のマッチング

「田んぼは一反しか持ってないけど、『わしはまだまだ働ける、あぜ道の草刈りなら任せとけ』という人が、地域にはたくさんいます。そんな人の力をもっともっと活用すれば、人が少なくなったとはいえ、地域を維持することにつながるはずです」と話す米井さん。地域内外の人材を発掘して、関わってもらえる人を増やすことで、農業と地域の可能性はさらに広がります。

LAアライアンスのメンバー
LAアライアンスのメンバー
地区の圃場
地区の圃場

募集している人材のイメージ

「どんな人に着任してほしいですか」と聞くと「地域の農業に意識がある人がいいです。みんなでやるのって楽しい、しかも生産性が上がります。そういったことに理解があって一緒に実践してもらえる人。その輪に入るためには、お互いを尊重できる協調性が必要と思います」。

「農地はたくさんあるし、農業を教えることができる人もたくさんいるから、自分で農業をしたい人も歓迎。卒業後はどっぷりLAアライアンスで活動してもらってもいいし、自分が実現したいことと併せて複業スタイルでもOK」とのこと。

活動の中で習得する、人と組織のコーディネート力や課題解決力は、社会の様々なシーンで役立つスキルです。また、活動でつくり上げる仕組みは、未来の地域と農業にとっての財産となります。

地域の農業を元気にする「半農人材育成サポーター」。やる気あふれるメンバーとともに、持続可能な地域と農業の仕組みづくりにチャレンジしてみませんか。

LAアライアンスのメンバー
LAアライアンスのメンバー
トラクター運転の様子
トラクター運転の様子

募集について

〇業務概要 <活動内容>一般社団法人LAアライアンスでの農業技術習得・就農に向けた取組 ⚫地域資源マップづくり ⚫半農サポート人材育成プロジェクト ⚫任期後の準備

〇募集対象 第1次選考(書類選考)合格者は現地見学会へ参加すること。 その他、次の条件をすべて満たす方とします。  (1) 令和5年4月1日時点で、年齢が20歳以上45歳以下(20代、30代歓迎)  (2) 申し込み時点で、3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎、山村、離島、半島などの条件不利地を除く)に在住し、採用後に津山市へ住民票を異動させて生活できる(※詳細な地域要件は、お問合せください。)  (3) 心身ともに健康で誠実に勤務できる  (4) 地域の活性化に意欲があり、地域住民、関係団体とともに地域が抱える課題の解決に積極的に取り組むことができる  (5) 隊員としての任期終了後、津山市に3年以上定住する意思がある  (6) 普通自動車運転免許証(AT 限定不可)を有している  (7) パソコン(ワード、エクセル等)の基本操作ができる

〇募集人数  1名

〇勤務地  高倉地区  ただし、LAアライアンス活動地域として地域外での活動あり

〇勤務時間  (1) 活動時間は月128時間(原則 1 日8時間、16日間)を原則とします。  (2) 活動日、活動時間は受入団体等と調整していただきます。  ※活動内容や時期(繁忙期等)によっては、勤務時間等に変更が生じる場合があります。

〇雇用形態・期間  (1) 地域おこし協力隊員として市長が委嘱します。(市との雇用関係はありません)  (2) 副業については地域おこし協力隊業務時間外であれば可能とします。  (3) 任用期間は委嘱した日から令和6年3月31日までとします。  (4) 活動実績により再度委嘱する場合、任期を最長2年間更新できます。  (5) 市は、協力隊員として相応しくないと判断した場合は、任用期間中であっても解嘱することができるものとします。

〇給与・賃金等  月額 233,000円(上限)  ※個人で国民健康保険、国民年金に加入していただきます。(全額自己負担)

〇待遇・福利厚生  (1) 住居は、必要に応じて市または地域団体が斡旋し、月額3万円を上限に活動費の中から家賃を支給します。  (2) 国民健康保険及び国民年金に加入していただきます。(各保険料は全額自己負担)  (3) 転居にかかる費用、生活備品、光熱水費等は自己負担とします。

〇審査方法  選考については、締め切り日で取りまとめ、第1次選考を行います。第1次選考 は書類選考、第2次選考は面接試験とします。  (1) 第1次選考    応募用紙をもとに書類選考をします。選考結果は、応募者全員に文書で通知します。  (2) 第2次選考    第1次選考合格者を対象に、第2次選考(面接試験)を行います。日時及び場所などの詳細については、別途お知らせします。  (3) その他    応募に係る経費(書類申請、面接試験に伴う交通費等)は、全て応募者の負担となります。

〇今回の募集について  本年度は8事業の募集を行いますが、採用者数は5名となります。  5名の着任決定後は、募集を終了します。   ※その他詳細な内容につきましては、募集要項や概要をご確認ください。 【募集要項や概要、応募用紙につきましてはこちら】  https://www.city.tsuyama.lg.jp/life/index2.php?id=5675

受入団体:一般社団法人LAアライアンス(担当:農業振興課)

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

岡山県

津山市

人口 9.67万人

津山市

津山市役所が紹介する津山市ってこんなところ!

 津山市は、人口約10万人のまちで、岡山県北東部に位置し、北は中国山地傾斜地であり、南は「津山盆地」と呼ばれる標高100~200mの盆地となっています。  古代から現在に至るまで一貫した岡山県北・美作地方の拠点として、政治・経済・文化の中心的役割を担ってきました。現在も、津山城跡(鶴山公園)を中心に昔日の面影や文化を残しつつ、周辺には豊かな森や里山、清らかな水をたたえる、歴史と自然が調和したまちです。  玄関口である JR 津山駅は、本市と岡山市、鳥取市、姫路市を結び、北口広場からは、大阪・京都・東京などへ高速バスが運行されており、内陸部の交通結節点となっています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

岡山県津山市役所のアカウントです。 地域おこし協力隊の募集やイベント等を掲載しています。