協力隊募集【1.ホップ農家の担い手】【2.伝統の味噌醤油づくり継承】
募集終了

岩手県北端の人口8,000人ほどの軽米町(かるまいまち)。
ここは大部分を森林が占める山あいの町で、ホップ、雑穀、さるなし、養鶏などの農林畜産業が盛んな地域です。中心部にはレトロな商店街やレンガ造りの建物が残り、整備された河川敷が美しい雪谷川など、軽米町だけが持つ雰囲気が魅力です。

また、子育て支援、ふるさと納税や、四季折々のイベントにも力を入れている町です。
現在募集している地域おこし協力隊の6つのプロジェクトのうち、こちらでは【1.ホップ生産者】【2.味噌醤油屋】の継ぎ手募集についてお伝えします。

【1.ホップ農家の担い手】ホップ農家で技術を習得し任期終了後の就農を目指す

軽米町のホップ農家はサッポロビール(株)との契約栽培を行っています。現在 12 戸の農家が約 20ha を栽培していますが、この 20 年間で農家数、面積とも約 半分となりました。少子高齢化による担い手不足が著しく、今後も農家数の減 少によるホップ産業の衰退が心配されています。
町では、ホップの生産振興、ホップによる町の活性化を図るため、意欲ある 隊員を募集します。

■業務内容
・ホップの生産、技術習得(農家での研修等)
・地場農作物の生産など、農業振興に関すること
・活動状況や町の魅力発信(SNS等による発信)
・地域活性化に関すること
・移住・定住推進イベントに関すること など

■勤務場所
ホップ農家

■雇用形態
委託型隊員(個人事業主)※予定

■報酬等
月額 230,000 円 (期末手当なし) (ご自身で国民健康保険・国民年金に加入いただきます。)

春から秋に栽培するホップは、春に芽を間引き、伸びたツルに糸をかけ、高い位置から吊ります。そして草取り、土寄せなどの日常管理作業を行い、夏には病気や虫を防ぐ薬かけがメインになります。
晩夏の収穫は、ホップ農家の一大イベントです。二週間で収穫し、農協のホップ加工工場を経由して、契約しているサッポロビールへと出荷されます。この畑から収穫したホップを運ぶトラックは、まちの人にとっても風物詩となっていて、トラックが運ぶ採れたてのホップの香りが夏の終わりを感じさせます。そして最後に収穫の後片付けを行い、堆肥を撒き土を肥やして、11月中頃にホップの作業が終わりを迎えます。
ホップの生産が盛んな軽米町ですが、新規参入は少なく、若い世代の生産者が少ないことが課題です。
「新規参入ってのはなかなか無いって言うか。自分も引き継いでやってるので。なので同じ年代がいないんですよね。ちょっと寂しいかな。」
軽米町には中里さんを始めホップの生産組合のベテランの方々がいらっしゃいます。教える環境はバッチリです。ホップの栽培方法がだんだん分かってきたと感じるのは3年目くらいだそうで、栽培には知識も大切ですが、経験に頼る部分が大きいとのことです。

技術を学んだ後はホップ農家として独立も可能ですし、ホップ農家をやりながら体験メニューを作ったり、新たなビールづくりを目指すこともできるかもしれません。
自らも担い手であり、さらに次の世代へホップ栽培をつなぐ存在を目指してみませんか。

全国的に見ても広い作付面積を誇る、中里家のホップ畑

全国的に見ても広い作付面積を誇る、中里家のホップ畑

収穫期を迎えたホップの実

収穫期を迎えたホップの実

【2.伝統の味噌醤油づくり継承】味噌・醤油を活用した地域の活性化

■概要
軽米町には大黒醤油(株)という昔ながらの味噌、醤油を作る会社があります。 大きな木樽でじっくり熟成させる大豆と塩と麹だけが織りなす味わいが、多く の人々に愛されています。また、伝統の豆みその他、米やひえ、あわ、きびといった雑穀を麹に使用し、個性豊かな味噌を作るなど、町の特産を生かした 商品作りにも力を入れています。
この、昔ながらの伝統的な技術、味を未来へ継承するとともに、地場産品の 生産振興による町の活性化を図るため、意欲ある隊員を募集します。

■業務内容
・味噌、醤油づくりの技術習得
・味噌、醤油を活用した地域活性化(イベント等の開催)
・活動状況や町の魅力発信(SNS等による発信)
・地域活性化に関すること
・移住・定住推進イベントに関すること など

■勤務場所
大黒醤油(株) 軽米町大字円子2-4-108

■雇用形態
委託型隊員(受託団体)※予定

■報酬等
月額 210,000 円 (期末手当なし)
(この額から社会保険料の本人負担分や所得税等が控除されます。)

醤油、豆味噌、米味噌、ひえ味噌、雑穀味噌など大黒醤油で扱う製品は、今では珍しく全て麹づくりから始めます。1つ1つの丁寧な工程を経て生まれる味わいは、大黒醤油が長年愛される理由のひとつです。
町内を始め近隣市町村の飲食店にも愛され、百貨店などで開かれる物産展では長年のファンがいるほどの大黒醤油。
「地域密着で培ってきた、大黒醤油にしかない製品を全国に展開していくことで、軽米町や岩手県のことを宣伝できたら」と語るのは3代目社長の坂本さん。

製造から販売までを一貫して行う製造小売業の大黒醤油では、味噌醤油作りの技術習得のみならず、新たな顧客とのつながりを作る大規模商談会や物産展での営業活動、情報発信などがこれからはより重要と考えています。

伝統を守る仕事に携わる、貴重なプロジェクトです。これまで積み重ねてきた歴史を強みに、大黒醤油の次の時代をつくっていきませんか。

県外での催事出店の様子

県外での催事出店の様子

味噌作り体験の様子

味噌作り体験の様子

応募前に是非ご相談ください!

今年度は軽米町の地域おこし協力隊募集を、一般社団法人fumotoが受託し行っています。
fumotoは軽米町の東どなりに位置する、洋野町を拠点に活動している団体で、「地域でチャレンジする人の土台」をコンセプトに、2019年に元洋野町の地域おこし協力隊OBである大原が設立しました。
fumotoでは地域おこし協力隊の募集や、協力隊の受け入れ、地域プロジェクトの企画運営・編集・デザインなどを行っています。
自分自身が地域おこし協力隊時代に感じていた不安や、プロジェクトを実行するまでの難しさ。観光や移住プロモーションなど行政が担っていることが多く、もっと民間の視点でできたらと考えたことが、fumotoを立ち上げるきっかけになりました。
協力隊、行政、どちらの立場も理解し、さらにお互いの考えを尊重し地域課題に取り組むのが私たちの考えです。
応募前に「少し話を聞いてみたい」「現地を案内してほしい」などあれば是非気軽にご相談ください。

fumoto代表大原

fumoto代表大原

fumotoが運営する洋野町の案内所

fumotoが運営する洋野町の案内所

軽米町地域おこし協力隊募集(fumoto)
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軽米町
軽米町役場/(一社)fumoto 大原 圭太郎が紹介する軽米町ってこんなところ!

岩手県北端の人口8,000人ほどの軽米町。まちの大部分を森林が占める中山間地域のこのまちは、ホップ、雑穀、さるなし、養鶏などの農林畜産業が盛んです。標高200~300メートルの丘陵地に囲まれた「中山間地域」と呼ばれる地域で、年間降水量が少なく冬の寒さが厳しいなど、比較的冷涼な気候が特徴です。

再生可能エネルギーの導入などに取り組む一方で、住民支援に力を入れ「子育て支援日本一のまち」を目指しています。高速道ICも近く、近隣市町村へのアクセスもスムーズです。
※今年度は軽米町の地域おこし協力隊募集を、一般社団法人fumotoが受託し行っています。

軽米町役場/(一社)fumoto 大原 圭太郎
軽米町役場/(一社)fumoto

fumotoは軽米町の東どなりに位置する、洋野町を拠点に活動している団体で、「地域でチャレンジする人の土台」をコンセプトに、2019年に元洋野町の地域おこし協力隊OBである大原が設立しました。
fumotoでは地域おこし協力隊の募集や、協力隊の受け入れ、地域プロジェクトの企画運営・編集・デザインなどを行っています。

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