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【テレワーク体験】紀州材のぬくもりを感じる空間でテレワーク┃和歌山県有田川町
有田川沿いに東西に広がる有田川町。その東部を占める清水地区に移住や就業を支援する複合型施設「しろにし」があります。居住施設やコミュニティスペースを備え、移住者と地域事業者や地域住民をつなぐ拠点(ハブ)としてサービスを提供しています。
「しろにしの特徴は、短期滞在用のドミトリーだけでなく、中長期滞在が可能なシェアハウスを備えている点です」(代表理事:楠部睦美さん)。
「移住者が空き家を見つけ、いきなり移住をするのはハードルが高いんです。加えて移住先で仕事を見つけたものの住まいが見つからない方にとってもこの施設が最初の一歩を支える場になれば」と語ります。
地域おこし協力隊として移住し、「しろにし」の運営に携わる下村祐輝さんは、「有田川町は、都市部と変わらないぐらい利便性が高いエリアから人里離れたエリアまで幅が広い」とライフプランに合わせた暮らし方の選択肢が多い町の魅力を教えてくれました。
今回体験できる内容
“遊ぶように暮らそう。”がコンセプトの「しろにし」。ここでのテレワーク体験を通じて、自分らしい移住スタイルを見つけてみてはいかがでしょうか?
「しろにし」は廃校になった小学校をリノベーションした施設です。「廃校施設は全国に数々ありますが、住める施設は珍しいと思います」と楠部さん。小学校の名残を残した空間で、非日常な時間をお過ごしください。
「地元紀州の無垢材を使った施設は、木の香りが漂いリラックスして仕事ができますよ。山間部ながら安定したネットワーク環境を提供できるのも自慢です。どの居室でも快適にご利用いただけます」と下村さん。
「しろにし」の恵まれた環境なら、仕事も一気にはかどるはず。合間には、地域の方々とのコミュニケーションも楽しみましょう。
かつて林業で栄え、ぶどう山椒の発祥地としても知られた清水地区らしく、林業に従事しながら山椒栽培にも関わる方や農業分野へのチャレンジを試みるIT企業の社員の方が入居中だそうです。
「しろにし」には、地域住民にも解放された「井戸端カフェしろにし」、短期滞在者向けの「ドミトリールーム」、中長期滞在者向けの「居住者用ワンルーム」と、地域と関わり暮らすまでの各段階に合わせた環境が用意されています。様々な形で清水地区に関わる方と触れ合うことができますよ。
また、7月には「しろにし」が主催するぶどう山椒収穫レスキュー(援農ボランティア)などのイベントも開催予定です。参加して、仕事と地域との関わりを両立させる日常を体験してほしいです。
※※※ テレワーク体験コースについて ※※※
1泊2日〜2泊3日の間、県内のコワーキングスペースで、テレワークを行っていただくコースです。期間中には、地域の方々との交流する時間も設け、地域の雰囲気を掴んでいただきます。
元・廃校は全国にありますが「住める」施設は珍しいと思います
7月のイベントは山椒収穫レスキュー(援農ボランティア)でした
しごと・暮らしの特徴
「しろにし」のミッションは、施設の管理だけにとどまりません。地域外の企業や教育機関、個人などの関心層を引き寄せ、地域住民や事業者・農林業者との関係性を深める仕掛けづくりを進めています。
「しろにしサポーターズ」という制度を設けて、地元事業者にご協力いただいているのもそのためです。ぶどう山椒収穫レスキューをはじめ、ワーケーションモデルツアー、みかん援農者交流会、トークイベントなどさまざまなイベントを企画し開催してきました。
さらに、地元高校の課外授業のコーディネート、インターンシップの実施、地元事業者の人事・広報的な側面での支援など「しろにし」は、“地域の人事部”として幅広い活動を行っています。
「移住者と移住先とのミスマッチを防ぐためにも、しろにしで企画しているレスキューに参加していただいてもいいですし、地域農家さんでの援農に参加するというのも一つだと思います。どんな形であれ、地域を知ったり、地域の方々とつながりを作ってから本格的な移住を進めることのメリットは大きいですよ」と楠部さん。
以前「しろにし」に短期滞在されていた方は、援農先と関わりのある農家さんとのコミュニケーションを通じて空き家を見つけ、本格的な移住を実現したそうです。「しろにし」なら地域とのつながり作りのきっかけを見つけられるはず。
「移住先で住まいを探そうと思っても、いい条件の空き家が頻繁に出てくるわけではありません。だからこそ、まずは地域とのつながりを作るぐらいの気持ちで参加してもらえるといいと思います」
所要時間:
費用:しごと体験:無料 / 宿泊費:各自負担(5,000円/泊まで補助あり:初回のみ)
最小催行人数:1 人
集合場所:しろにし(和歌山県有田郡有田川町二川361)
解散場所:
【体験スケジュール】
■1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、目的の確認
2.「しろにし」の施設紹介や事業の説明
3.施設内でのテレワーク
※実際の状況によって変更があります。
■2日目(9:00~17:00)
1.施設内でのテレワーク
2.地域交流体験
・施設利用者との交流
※実際の状況によって変更があります。
■3日目(9:00~15:00)
1.地域交流体験
・地域事業者での仕事体験(援農体験等)
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※時期や事業者の状況、参加者の希望により変更があります。
■テレワーク環境
Wi-Fi【◯】 電源【◯】
ドリンク【有料】 プリンター【◯】
テレカン【◯】 会議室【宿泊部屋に】
個室ブース【宿泊部屋にて】 滞在延長【◯】
■補足事項
最少催行人数:1名
宿泊場所 :しろにし・周辺宿泊地
集合場所:しろにし
■注意事項
・テレワークができる仕事に就いている方向けです
・行程の半分以上の時間をテレワークに充てていただく必要があります
■体験経費
参加費:無料
宿泊費:5,000円/泊まで補助あり
※しろにし宿泊費(ドミトリー):4,180円(税込)
※初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費(自宅~集合場所):自費負担
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和歌山県は、本州最南端の県で一年を通じて温暖な気候と起伏に富んだ地形が豊かな自然を育んでいます。特に南部は冬でも暖かく、南国ムードにあふれています。
大阪中心部から電車や車で約1時間、関西国際空港からもリムジンバスで約40分という近さです。
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東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。
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