島で未経験の介護職へチャレンジ<移住者インタビュー①>

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「興味ある」が押されました!

2024/12/27

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<島ではたらく> 未経験の仕事を紡ぐマルチワーク編

今回お話を伺ったのは、エリカさん。 神奈川県出身で、2023年に徳之島へご夫婦で移住されました。 現在はとくのしま伊仙まちづくり協同組合にてマルチワーカーとして働きながら、島での暮らしを楽しんでいます。

都会の喧騒から離れ、徳之島の豊かな自然や地域の温かい人々に惹かれて移住を決意したエリカさん。 マルチワーカーとして働くことや移住後の生活で得られた喜びについて伺いました。

<プロフィール> • 名前:エリカさん(30代) • 出身地:神奈川県 • 家族構成:ファミリー • 移住時期:2023年 • 現在の仕事:マルチワーカー(現在は介護職員として働く) • 前職:販売員

<離島×介護職の職員募集記事はコチラ> https://smout.jp/plans/20611

マルチワークで初めて介護職員としてはたらく

移住して約1年8ヶ月。 移住後は、とくのしま伊仙まちづくり協同組合にてマルチワーカーとして勤務。 障害者支援施設→学童保育→障害者支援施設と巡って勤務されています。

以前のお仕事や初めて介護職を経験された感想などを伺いました。

Q.以前のお仕事は?

→以前は医療事務や携帯ショップ店員をしていました。 時間で動く仕事内容が多いのでテキパキ動く癖が付いていた前職の経験が役に立ってい ます。 会話の際は、相手が何を伝えたいか常にアンテナを張り、糸口を見つけていくようにし ています。 ーーーーー

Q.実際に介護の仕事で魅力を感じたところは?

→どんな障害を持っていても元は元気に過ごされていた方々。 全部とはいかなくても、自分のことは出来るだけ自分で出来るようにサポートすること。 どうしたら自分で出来るようになれるかを考えて寄り添っていける所が魅力的だと感じました。 ーーーーー

Q.利用者さんとのやり取りで心に残ったエピソードや感動したことは?

→利用者さんから「あなたがいたら安心する」「笑顔があっていいなー」と言われることが嬉しかったです。 私の言葉の真似をして、関係性を深めてくれるところが見えた瞬間も感動しました。 ーーーーー

Q.介護の仕事をしていて「大変だな」と思うところは?

→スタッフ人数が少ないとスタッフ側にも余裕が無くなり、利用者さんの主張を尊重しづらくなってしまう。 色んな障害を持っている方々がいるので、一人ひとりへの対応方法が異なるところも難しいと感じます。 ーーーーー

Q.仕事の大変さを乗り越えられる理由やモチベーションは?

→1人で抱え込まず、どうすれば良かったか先輩スタッフに相談することです。 抱え込むとしんどくなってしまうので、きちんと誰か相談できる人を決めておくといいかなと思います。 楽しい現場にするポイントは、スタッフ同士のコミュニケーションを欠かさない事です。 ーーーーー

Q.仕事をしていてやりがいを感じる瞬間は?

→支援者側として成長したと感じる瞬間です。 利用者が今まで出来なかったことが出来るようになったのを目の当たりにした時や 関わりの中で自分の支援は利用者さんに合っていたんだと感じた瞬間です。

介護ではたらく様子
マルチワークのはたらき方

人と人との繋がりがある島での暮らし

Q.徳之島に来て驚いたことは?

→夜が暗い!(当たり前ですが笑) 灯りの少なさに驚きました。 でもその分、天の川など星がよく見えます!

あとは、お店の閉まる時間が早いのには驚きました。 家の中に大きめな虫が入ってくるのも初めは衝撃でした(笑)

お弁当屋さんがたくさんあり、どこもボリューミーで美味しいところは魅力です! ーーーーー

Q.地域の方々との交流や関わりは?

→集落の集まりで会った方々とちょっとしたお茶会をしたり、近所の方から野菜や多めに作ったおかずなどを貰えたりする所が嬉しいです。 人と人との繋がりや顔の見える関係が温かいなと思います。 ーーーーー

Q.島の自然の楽しみは?

→海が綺麗な場所が多いので、写真を撮るのが楽しいです! 海まで5分で行ける距離の近さも魅力です。 ーーーーー

Q.介護のお仕事で目標は?

→1年以上介護職で働いているので、ゆくゆくは介護福祉士などの資格を取っていきたいです。 ーーーーー

Q.暮らしや介護の仕事を通して、学びたいことは?

→島の高齢者さんはみなさん島口(方言)で話します。 全然聞き取る事ができないので、島暮らしや介護の仕事でのコミュニケーションを通して少しでも理解出来るようになりたいです。 ーーーーー

Q.新しく介護を始める方へ

→介護職は、大変というイメージが強い職種だと思います。 ですが、人との関わりが1番深い職種でもあるのかなと働いて感じています。 一人ひとり深く関わっていくことで、この人の為になにが出来るのかを考えられるようになります。 人と関わって仕事をしたい方にはおすすめな職種です。

集落総出の豊年祭り
休日は島を散策

元福祉職の事務局長が介護職をおすすめするポイント

事務局長の大保です。 前職がリハビリ職でしたので、私が感じる介護職のおすすめポイントをお伝えさせてください。

①昔の島の話や暮らしが聞ける →島だからこその生活や昔の苦労話など、本土と違った環境ならではのお話を聞けるのはとても勉強になります。 約70年前はアメリカ領だった頃のお話や、電気水道などのインフラが完全ではなく、茅葺屋根の家も多かった頃のお話など。 自然と暮らしが調和してるってこういう昔の島暮らしなんだなと感じました。

②介護スキルが日々の生活に活きる 親族の介護など、いざという時に介護の経験があるという事は周りの方にとってとても頼もしい存在です。 また介護予防の知識も役立ちます。

③職に食いっぱぐれない 超高齢化社会において、どの地域でも常に募集のあるのは介護職です。 介護資格があればいつどの地域でも暮らすことができると思います。

ぜひ、介護職や島暮らしにご興味がある方は「とくのしま伊仙まちづくり協同組合」へご連絡ください^^

<離島×介護職の職員募集記事はコチラ> https://smout.jp/plans/20611

圧巻の大自然
徳之島ブルーの海

このプロジェクトの地域

鹿児島県

伊仙町

人口 0.61万人

大保 健司が紹介する伊仙町ってこんなところ!

ちょうど良くて、生きやすい島。

徳之島は、鹿児島県本土と沖縄本島のちょうど中間にある、「奄美群島」にあります。

徳之島1周なら車で2時間、島内移動ならだいたい30分くらいでどこにでも着きます。狭すぎず、広すぎない絶妙なサイズ感。

年中過ごしやすい気候もお勧めポイントのひとつ。夏の日差しは強いけど、気温は関東圏よりちょっと涼しかったりします。冬に極寒になることもないし、花粉症も発症しない。

海も山も川も、絶景が広がります。車道で闘牛を散歩させてたりもします。 でもコンビニも4軒あります。電波や医療、物件などもそこそこ良い感じ。

つまり、都会と田舎のいいとこどりができるんです!最初からド田舎だとハードルが高くて不安な方でも大丈夫。 観光ではなく、生活していく場所選びだからこそ、このバランスの良さは推したいポイントです。

このプロジェクトの作成者

はじめまして。大保健司と申します。 私は、離島60島を巡り徳之島へ夫婦で移り住みました。 離島が好きで好きで、色んな島を巡り約10年掛かりで移住しました。 たくさんの島を巡った中で、徳之島に惹かれました。

徳之島への決め手は3つあります。 ①生活インフラの充実 ②手付かずの大自然 ③観光地化されていない

さらに、程よい大きさ、人口規模で「暮らすにちょうどいいサイズ」の島だと感じています。 また、島の人は情に厚く優しい方が多いです。 皆様の「したい暮らし」を叶えるために、「住居」、「仕事」、「地域との橋渡し」のサポートをさせていただきます。