400年の植林技術に触れる。尾鷲ヒノキの林業体験。
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公開日:2021/11/15
終了日:2021/12/04

400年の植林技術に触れる。尾鷲ヒノキの林業体験。

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尾鷲ヒノキ林業は、平成28年に農林水産省が新たに創設した「将来に受け継がれるべき重要な農林水産業システム」を認定する制度「日本農業遺産」に他7地域と共に第1号認定を受けました。また、尾鷲・紀北地域の民有林の17%にあたるエリアが「環境・社会・経済の点から見て適切な管理がなされている森林」として日本で初めて「FSC®︎認証」を取得しました。苗を植えてから製品となるまで長い年月を多くの先人たちから受け継ぎ、次世代に繋いでいく。これからの持続可能な社会に向けての資源としても重要な森を守る仕事を経験してみたい、生業にしてみたいと思われる方に朗報となるプロジェクトのご紹介です。

\こんな人におすすめです!/
・ 持続可能な社会の実現が不可欠だと感じる
・ 海山川の自然豊かなまちに移住したい
・ 地域に根ざした仕事と暮らしを求めている
・ アウトドアライフが好き
・ 職人を極めたい
・ 地域の伝統技術を途絶えさせたくない

リアス式海岸と急峻な山岳地帯ゆえの林業とは。

尾鷲・紀北地域は沿岸からすぐに急峻な山が迫る地域で区域面積(44,924ha)に占める森林率が91%(40,681ha)と極めて平地の少ない地域です。そのうちの60%に当たる24,054haが人工林化され長い歴史の中でこの地域に沿った林業としてシステム化されてきました。特筆すべきは、このうちの民有人工林の91%がヒノキ植林地であるということ。全国のヒノキ人工林の平均比率は28%であることを考えるといかにヒノキに特化した林業を行なってきたかがわかるというものです。(*平成26年版三重県森林・林業統計書より)

この地域は、全体の1%ほどしか耕地面積が無く、明治初頭の田畑の一人当たりの石高が年間消費の1/4しか賄えないと記録された程なのです。そのため人々は山と海の幸を売って生計を立てるしか方法がなく、1630年前後には商品生産を目的とした人工造林が始まり、1700年代半ばからは植林〜育林〜伐採といった循環型林業へ本格的に移行していきました。

尾鷲林業地は、急傾斜にある痩せ地のため樹木の成長が遅く生産力が低いのが難点。明治期に杉の植栽不敵地である事が判明し、徐々にヒノキへ樹種転換を行なった事は、生業としていくために編み出した地域独自の「ヒノキ林業システム」といえます。

森林管理においてもこの地には特徴が見られます。地力がないが故に成長が遅いということは樹木の上部で葉が茂っている期間が長いということ。太陽光が地面に届かなくなると下草が生えず、多雨による土壌の流出が進みやすいのです。そのため枝打ち・間伐を適切に行い下層植生の繁茂を促す仕組みが持続的に行われてきました。海洋への土壌流出を防ぐことに加え、重要な漁場が存在する沿岸部では人工造林を行わず「魚つき保安林」として保護し、生物多様性の維持や漁業資源の保全・維持に努めてきました。先人は、森と海のつながりを過去の経験から認識していたのでしょう。現在でも三重県内で指定されている「魚つき保安林」の48%がこの地域に集中しているのです。今まさに我々が「どうまい」海の幸の恩恵に預かれることに直結していると思うと感慨もひとしおです。

入り組んだリアス式と沿岸に迫る急峻な山

入り組んだリアス式と沿岸に迫る急峻な山

ヒノキの人工林に続く熊野古道伊勢路

ヒノキの人工林に続く熊野古道伊勢路

「尾鷲の林業」というワードに反応したあなたに。

400年の蓄積を持つ尾鷲の林業。地形が急峻な上、年平均3,800mmを超える多雨により土壌が発達しにくい痩せ地のため成長が遅いという不利な条件を逆手に取って、苗木を密植し間伐を繰り返すことで、緻密で均一な年輪を形成し、強度が強く、木目が美しい「尾鷲ヒノキ」を作り出しました。

木を「切る」「植える」「育てる」という林業を生業にしたいと考える方はもちろんですが、木を素材として作品を作る方、建材として触れる機会の多い大工さんや工務店、ゼネコンにお勤めの方、設計士やデザイナーの方、はたまたこれからそれらのお仕事に就くことを目標に励む学生さんや卵さんたちに今回のプロジェクトは是非とも体験いただきたいと考えています。

森を育て守る事の意味を苗木の定植や樹木伐採を通して体験いただきます。長い年月をかけて育てられたヒノキが製品化されるまでの加工工程や木工品に姿を変えるまでのストーリーが小さな苗木から始まることを五感で感じられる。そんな体験会を参加者全員で作っていきたいと思います。

そして、この体験をきっかけに林業に、木工作家に、大工にと生業とともに尾鷲への移住を検討いただけると我々定住移住コンシェルジュも大変嬉しく思います。尾鷲は、海・山・川と自然の宝庫であり気候も温暖で人も暖かくとても暮らしやすい地域です。町の見学や熊野古道歩きと合わせて旅程を組むのも一考です。是非お気軽にお問い合わせをお待ちしています。

小さな苗木から森を育てる

小さな苗木から森を育てる

緻密な美しい年輪が特徴の尾鷲ヒノキ

緻密な美しい年輪が特徴の尾鷲ヒノキ

移住と地域に根ざした生業を望むあなたにしてほしい体験

移住を考えるあなたにこの地域での大切な役割を担う林業を体験いただきます。このプロジェクトを開催する「森林組合おわせ」さまでは現在来期からの人材募集の準備を進めていますので、就活にも直結したプロジェクトとなります。また関連事業所への就業のご紹介もいただけるという尾鷲・紀北地域で林業及び木材加工を生業にしたい方にはまたとないチャンス。林業について、仕事の内容についてなどこの機会にたくさん質問もご用意ください。移住についてのご相談は我々定住移住コンシェルジュがサポートさせていただきます。大工さんとしての就業プロジェクトも別ページに掲載していますので、そちらも合わせてご覧ください。
皆さんの参加を心よりお待ちしています。

体験内容: 林業についてのレクチャーを交えながら樹木伐採実演見学、苗木の定植、加工場見学などを行います。

体験日時: 2021年12月4日(土)9:00〜16:00

集合場所: 森林組合おわせ 三重県北牟婁郡紀北町便ノ山200番地

体験費用: 無料(交通費、宿泊費、食事代などは実費ご負担ください)

持ち物: 作業が可能なアウトドアウエアなどの服装、登山靴、タオル、お弁当、飲み物
*マスクの着用、手指消毒など新型コロナウィルス感染対策をお願いいたします。

<応募について>
プロジェクト内の「応募したい」ボタンを押していただき、メッセージ機能にて下記の内容をお知らせください。後日、事業者様へお取次ぎいたします。
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応募者情報
・氏 名(ふりがな):
・年 齢:
・性 別:
・現住所:〒
・連絡先(電話番号):
・その他:(現職、前職の経験・スキル、簡単な自己紹介等。)

担当いただく森林組合おわせの川端将文さん

担当いただく森林組合おわせの川端将文さん

森林組合おわせのすぐそばを流れる銚子川

森林組合おわせのすぐそばを流れる銚子川

尾鷲市
尾鷲市定住移住コンシェルジュが紹介する尾鷲市ってこんなところ!

三重県南部の熊野灘に面し、温暖多雨な気候と黒潮によって古くから漁業、林業で栄えてきた尾鷲市。世界遺産・熊野古道伊勢路が通い、全国有数の降水量を誇る『雨の町』としても有名です。

尾鷲市定住移住コンシェルジュ
尾鷲市定住移住地域おこし協力隊
「尾鷲に新しい人の流れをつくる」をミッションとして、尾鷲市内にある築87年の古民家を活用した事務所『おわせ暮らしサポートセンター』を構えて活動中。尾鷲での定住や、地方での豊かな暮らしを求めて尾鷲への移住を目指す人に向けた、空き家バンク・仕事バンク・移住体験住宅などの多彩な定住移住サポート業務を行っています。
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