募集終了

和風建築が消滅の危機!瓦葺き職人を本気で目指す方を募集します!

公開:2023/06/28 ~ 終了:2023/11/30

地域なし

「美しい純和風建築の家を後世に残したい、伝えたい」 それがこのプロジェクトを作った想いです。

昔ながらの純和風建築には独特の日本的美しさがありますよね。 瓦屋根、襖、畳、障子、土壁など様々な場所にそれぞれの職人の巧みな技が使われています。  しかし、このような伝統的な住宅は近年では色々な要因で殆ど新築されることがなくなっています。当然ですが、その結果素晴らしい伝統技術を持った職人も減り続けています。  瓦職人についても同様にこのままでは職人がいなくなり、その技を後世に伝えるのが困難な状況です。瓦屋根の家を作りたくても職人がいなくて作れない、そんな時がくるかもしれません。そうならないために今、職人を育てなければいけません。  未来の日本の建築を担う瓦葺き職人に本気でなってくれる方を探しています。

将来、屋根材に瓦を選べなくなる、そんな時がすぐそこまで来ています

 最近では瓦屋根は家を建てる際に施工費用が他の屋根材に比べて高くなることや家のデザインにも制約が出来るため、新築の住宅に瓦が使われることが殆どなくなってきました。  しかし、古くから日本の住宅に使われてきた瓦には瓦ならではの良さが沢山あります。

・初期費用(建設時)は他の屋根材と比べて高額だが、その後のメンテナンス費用は他の屋根材より安くなるので長く住む予定の家ならばコストパフォーマンスは良い。 ・瓦は自然由来(粘土)の材料で自然に還るエコな屋根材。 ・冬は暖かく、夏は家を涼しくしてくれる。 ・近年、施工方法や瓦そのものが進化し地震に強い。 ・何より瓦屋根はかっこいい!

こんな素晴らしい瓦屋根ですが、今後家を建てる際に屋根材として選択出来なくなる可能性があります。それは、瓦葺き職人の後継者不足が深刻だからです。

瓦屋根を選ぶ人が減る → 瓦ぶき職人の仕事が減る → 瓦ぶき職人が減る 

このような状況がかなり前から続いており、今では飛騨地域でも瓦ぶき職人は10人もいない状況です。そして、この数名の職人も高齢化が進み若手の後継者は一人もいません。  つまりこの飛騨地域ではこのままでは10~15年後は瓦ぶき職人がいなくなる、ということです。将来、家を建てるなら瓦屋根にしたいなあと思っても職人がいなくて他の屋根材にするしかない、ということになります。誰も瓦屋根の家を建てなければいずれ瓦屋根の家自体が見られなくなってしまうかもしれません。  飛騨の屋根工事業者として「この状況をなんとかしなければいけない」との一心でこのプロジェクトを作成しました。    

飛騨地域の伝統建築を守る担い手である瓦葺き職人に挑戦してみませんか

 正直に言います。瓦葺きの仕事はきついです。重い瓦を不安定な屋根の上で何枚も運んだり、木材や下葺き材を加工したりでかなりの力仕事です。 それでも、この技を継承するために頑張ってくれる、そんな熱い情熱を持った方をお待ちしています。

・和風建築や伝統建築を守りたい ・体力に自信がある(身体を動かすのが好き) ・モノづくりが好き ・高いところが平気 ・手に職をつけたい

このような方、ぜひ技術継承の担い手になってください。 ※このプロジェクトは次世代に瓦葺きの技術を継承する目的のため、ご応募は今後長く瓦葺きのお仕事ができる年代の方(20代、30代)に限らせて頂きます。ご了承ください。

森瓦店の瓦葺き職人
森瓦店の瓦葺き職人
高山市指定文化財「市政記念館」の屋根修繕工事
高山市指定文化財「市政記念館」の屋根修繕工事

体力のある若者をお待ちしております!未経験者でも大丈夫です!

 拠点となる飛騨高山は冬の間(12月~3月)積雪のため、屋根の工事が出来ません。その間は、別の会社で仕事をして頂いても大丈夫です。(例えばスキー場など)  通年で契約する場合は、弊社のリキュール事業部、除雪事業部で別の仕事をして頂きます。

 屋根工事に必要な様々な資格を会社負担で取得出来ます!

森瓦店唯一の瓦葺き職人(師匠となる方です)
森瓦店唯一の瓦葺き職人(師匠となる方です)
3代目社長 38歳です
3代目社長 38歳です

有限会社森瓦店