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宮崎県小林市の地域おこし協力隊の活動を紹介します〜PART2
小林市では、これまでに22名の方が地域おこし協力隊に着任し、地域の食や観光地などの魅力を様々な分野で発掘・発信してきました。
今回は、前回の伊藤斉さんと同じ第1期生として着任した田地絵美さんの活動を紹介します。
地域の食材で魅力発信~子どもに食べさせたい体に優しいおやつ~
地域おこし協力隊第1期生(H25)の田地絵美さんは東京都から2人のお子さんとともに移住しました。東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故をきっかけに都会での子育てに不安を感じ、田舎への移住を決意。いろんな市町村へお試しで移住をし、小林市の地域おこし協力隊員募集をみて移住先を決めたそうです。
協力隊員の最初の活動として、市内外のイベントへ地域の食材や加工品、工芸品を販売するKCKマーケットを出店。せっかくならと自分で作ったお菓子を販売してみることに。市内の加工場で小林市産のゆずやブルーベリー、蜂蜜などを入れたマフィンを出品し、そこから"子どもに食べさせたい体に優しいおやつ”をブランドコンセプトに菓子製造販売店emiesを立ち上げました。
また、もうひとつの活動として、病気になりにくい体作りのためのイトオテルミー療法を習得。自然治癒力を高めるため、お子さんたちの体調管理にも役立っているそうです。これらの活動を通して3年間の協力隊活動を終了し、現在は市内の空き家を住居兼加工場として、できるだけ地元産でオーガニックにこだわったemies商品のグラノーラやタルトなどを製造、販売しています。emies インスタグラムはこちら→https://www.instagram.com/emies_emi/?hl=ja
emiesのブランドマーク。瀬尾さんの下の名前から命名。
人参が苦手な子も食べやすい地元産の人参を使ったケーキ。
〜養蜂家に憧れ、東京都から移住した協力隊員〜
次回は、大手文具メーカーから養蜂家へ転職。小林市でニホンミツバチの養蜂活動を行った田地祐造さんの活動を紹介します。
家の近所で取れた梅を自分でシロップ漬けや梅酒にしたもの。
小麦粉や卵などを使わないアレルギー対応のバレンタインケーキ
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小林市は南国宮崎の山間部に位置する人口44,000人の中途半端な田舎(笑)自然もあれば、買い物エリアもあり、夜はスナック街が灯る、車1台あれば不便しない移住初心者向けの地域です。
行政の活動は活発で、例えば、動画で小林市をPR。移住促進を目的に制作したPRムービー「ンダモシタン小林」では、二度見してしまう仕掛けと「小林のあるある」を詰め込んだ動画で、多くの人たちに小林市を認知していただきました。事業者同士の交流を生むため「コワーキングスペースTENOSSE(テノッセ)」も創設。
地元の人は周辺の市町への行き来も多く、周辺地域の魅力も総じて、日本の文化や自然、歴史を感じることができる場所です。
何かあるようで何もない、何もないようで魅力ある、そんな街だからこそ活気のある人もたくさんいます。
小林市は南九州の中央部に位置し、霧島連山や九州山地の山岳に囲まれ、農畜産業が盛んな人口約42,000人のまちです。
方言の西諸弁は独特ななまりがあり暖かい人柄を感じさせます。
教育機関は、幼稚園・保育園等は27園、小学校12校、中学校9校、高等学校3校あります。
基幹産業は農畜産業で特に肉牛部門では全国和牛共進会で内閣総理大臣賞を獲得するなど小林市産宮崎牛の生産・販売に力を入れています。
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