【1名】広報やサポーター募集等の業務 中田の棚田再生プロジェクト

お仕事
公開:2024/12/27 ~ 終了:2025/01/31

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「興味ある」が押されました!

2025/01/04

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2025/01/01

令和6年8月、大騒ぎとなった米不足。 災害ストック、気候、物流…様々な要因が語られるなか、待ちに待った新米も値上がりし、多くの方が「米」に意識を向けた出来事だったと思います。

「自然に触れたい」「食べ物を自分で作ってみたい」 「農業を目指してみたい」「暮らしを変えたい」「持続可能な生き方を目指してみたい」

そんな気持ちがますます高まっているのではないでしょうか。 その気持ちに応えようとしているのが、「中田の棚田再生プロジェクト」です。今回の募集は、中田の棚田再生プロジェクトに一緒に取り組む隊員を1名募集します。 棚田再生プロジェクトには、現在1名が農業中心で活動していますので、合計2名での活動となります。

中田の棚田再生プロジェクトとは

 「中田の棚田」は、和歌山県 紀美野町の南西部、生石高原の斜面に広がる約10haの棚田です。ここを活動拠点とする小川地域棚田振興協議会では、2020年から耕作放棄地だった棚田を再生し、もう一度米が作れる「田」へと再生させました。活動5年目の2024年には、約1.2haを再生し、約1,000㎏の自然栽培米(無農薬・無肥料)で「あさひ」を収穫しました。また、年間を通して棚田に関わるイベントも開催しており、農と観光の両面から棚田を活用して地域活性化を目指す中田の棚田再生プロジェクトに邁進しています。

■プロジェクトがいま悩んでいること 募集業務について  棚田の草刈り、再生等すべての活動に欠かせない存在が、登録制ボランティア「棚田サポーターズ」です。活動開始と共に創設し、田んぼが連なる景色さえ想像できない状態の頃から一緒に活動してきました。和歌山市や大阪府など、町外の方中心で構成されています。 しかし課題もあります。もっと関わりたいと思ってもらえるような仕掛けづくりにはなかなか取り組めていません。そのため、今回募集する方には、最終的には棚田全体を見渡しながら活動内容や人を調整したり広報活動をしたりなど、コーディネートできる方が必要だと考えています(主な仕事は、【業務概要】をご確認ください)。 仕事の内容の詳細は、プロジェクトの一員として活動している元協力隊OBから引継ぎを受けることが出来ます。

「再生活動はどんなことをしているのか」「米を作るとはどういうことなのか」を知っていただく必要がありますので、農作業にも参加してもらいます。活動を通して、ご自身も自然栽培の米作り技術や中山間地域での農業に関する技術を身に着けることもできます。卒隊後には、棚田や地域資源に関する地域課題解決型ビジネスや、観光ビジネスなどに活かせる経験ができるかと思います。また、家庭菜園や、米作りをしながら他の仕事を組み合わせるなどのライフプランを考えている方にも最適です。

中田の棚田
中田の棚田
田植えイベント1日目
田植えイベント1日目

棚田再生プロジェクトを自分事として取り組める方お待ちしてます

 広報や、棚田サポーターズ全般の仕事にはメイン業務として取り組んでいただきますが、現在のメンバーだけでは対応しきれず、取り残した課題も多くあります。そのため、このプロジェクトに関心を持って自分事として取り組んでくれる方に来ていただきたいと思っています。もちろん活動の進捗や人員不足により、応えられないこともありますが、プロジェクトの目指すもの・あなた自身がやってみたいことをすり合わせながら、一緒に知恵を絞っていただけるとうれしいです。  棚田では、年間を通して活動日を設けています。どんな人たちが集まっているのか、どんな取り組みをしているのかなど現地でお話ししましょう。ご参加お待ちしております!!

田植えには2日で総勢150名が参加しました。
田植えには2日で総勢150名が参加しました。
棚田サポーターズたちとの活動日
棚田サポーターズたちとの活動日

募集案内概要

■募集業務(メイン業務) ・棚田の情報を外部に発信すること ・棚田でのボランティア活動の受け入れと段取りなど。 ・棚田での農作業(草刈りや米作りの手伝い)半日程度 ・その他(イベントの手伝い/協議会が実施するその他活動のサポートなど)

■勤務地 紀美野町中田の棚田協力隊事務所

■勤務時間・期間 1日8時間程度17日以上 令和7年4月1日 着任予定の採用(※正確な着任日は、ご相談ください) 成果に応じて最長3年延長可能。

■募集人数 1名

■形態・報酬 町が地域おこし協力隊として委嘱し、業務委託します。雇用ではありません。 委託費:月額257,000円(活動に必要な経費は別途追加・家賃は上限3万円まで町負担)

■応募締切 令和7年1月31日

■応募方法 様式指定 (1)紀美野町地域おこし協力隊応募用紙(顔写真必須) (2)レポート2000字/テーマ:「棚田を活かして取り組みたいこと」

■選考方法 ・第一次選考:書類選考(後日結果を通知) ・第二次選考:研修・面接(第一次選考合格者のみ)  研修(町の概要など先輩協力隊と交流)と面接で1日を見込んでください。

詳細は、紀美野町役場ウェブサイト 募集ページをご覧ください。 ※まずはこのページの「興味ある」または「応募したい」ボタンも押してください!※ https://www.town.kimino.wakayama.jp/sagasu/machi/chiikiokoshi/3935.html

【仕事の紹介】活動日の内容の調整や募集など
【仕事の紹介】活動日の内容の調整や募集など
【仕事の紹介】インスタグラムやウェブサイトの管理
【仕事の紹介】インスタグラムやウェブサイトの管理

和歌山県 紀美野町役場

このプロジェクトの地域

和歌山県

紀美野町

人口 0.83万人

紀美野町

まちづくり課が紹介する紀美野町ってこんなところ!

紀美野町は和歌山県北部に位置するまちです。 山あいのまちですが、海も近く、周辺市町村に商業施設が多くあるため、便利な田舎と言えます。 大阪市内からは車で約1時間半。関西国際空港まで車で約1時間だから、海外旅行が趣味の方や、ビジネスで地方や首都圏に行かれる方にも便利な町です。 紀美野町には、これまで24名の協力隊が着任・卒隊しており、現在は9名が活動中です。卒隊後も11名が紀美野町で起業・就業しながら町民として暮らしています。 また、移住者も109世帯208名以上が新たに生活をはじめ、みなさん充実した暮らしを楽しみながら地元住民と共に地域で活躍しています!

また、農山村でのなりわいづくりを学び、地域の人との交流の場「きみの地域づくり学校」もあり、農山村ビジネスが活発。週末は多くの方が、紀美野町に食・体験・観光を求めて訪れています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

紀美野町役場 まちづくり課です。 当課では、地域おこし協力隊を導入した地域づくり活動の支援のほか、移住支援を積極的に行っています。

主に和歌山県主催の移住相談会などに出展しているので、ぜひお会いしましょう。