ずっとこの地に暮らしている人に「ここの魅力はなんですか？」と質問すると、多くの人から「地元のいいところなんて考えたことがないからなぁ」という返事が返ってきます。

高校生ならなおのこと、かもしれません。

でも、自分の育った場所にはどんな人がどんな暮らしをしているのか、そこにはどんな面白さや楽しさがあるのか、知らないままにこの地を離れて、「地元には何もないから」と思ってしまうのは、もったいない、と感じています。

社会が大きく変わる中で、地方だからこそできる暮らしのあり方を求めている人も増えています。

そして、この場所でも面白いことができるのかもしれない、と気づき始めている高校生も現れてきました。将来のことを考えるタイミングであるそんな高校生たちと一緒に、地元の魅力、考えてみませんか？

【内容】
第１部　18:00～18:40
平田オリザ氏基調講演

第２部　18:40～19:20
高校生プレゼンターによるプレゼン&
高校生と平田オリザ氏のディスカッション

第3部　19:20～19:30
質疑応答

【講師】
平田オリザ氏
1962年東京生まれ。劇作家・演出家・青年団主宰。こまばアゴラ劇場芸術総監督、城崎国際アートセンター芸術監督、江原河畔劇場芸術総監督。豊岡演劇祭フェスティバル・ディレクター。四国学院大学教授、兵庫県豊岡市に開学する芸術文化観光専門職大学 学長予定者。
16歳で高校を休学し、1年半かけて自転車による世界一周旅行を敢行。帰国後、大学入学資格検定試験を経て国際基督教大学に入学、在学中に劇団「青年団」を結成。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞を受賞。2019年より豊岡市日高町に移住。地域の小中学校、高校でもワークショップ授業を行っている。

【高校生プレゼンター】
伊那北高校　いなまちたしゅう室
“高校生による高校生のための居場所づくり”

伊那弥生ヶ丘高校　STCOプロジェクト
“伊那谷の魅力を伝える動画作成と上映会の開催”

伊那西高校　英語研究クラブ
“地域の農産物や食品のロス解消にできること”