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- 椎葉の暮らし新聞~日々是好日~

「応募したい」より気軽に、興味がある・応援したい気持ちを伝えることができます。
地域の人に応募したい意思を強く伝えることができます。
押したあと1対1の非公開メッセージを開始することも可能です。
2019年春に椎葉村に移住したばかりの新米椎葉村民による、椎葉の暮らし新聞です!
日本三大秘境の一つ、宮崎県椎葉村より、移住のお誘いやプロジェクトではなく、
「いざ移住したら、どんな暮らしが待っているのか」ということがわかる、
日常のレポートをお送りします。
「どこで買い物しているの?」「土日は何しているの?」など、皆さんからの質問・リクエストにもお応えできるような、デジタルだけどアナログな情報発信をしていきます。
追加レポートで、日々発刊していきます!
読んでみたいという方は、「興味あるボタン」を押していただくと読めますので、
お気軽にどうぞ!!
\椎葉のニュース一歩手前!を伝えます!/
4月から椎葉暮らしを始めました、池田文です。
これまで、埼玉県にて保育士として働いていました。
椎葉村に移住を決めたのが、去年の12月。
実際の生活ってどうなんだろう?と思って、
椎葉村の情報を求めて、インターネットをうろうろ。
イベント・地域の行事や、オフィシャルな情報は見ることができるのですが、
「買い物するところ、あるのかな」「各地区に迷わずに行けるかな」など、
日常的な情報って、意外に手に入りにくかったりしました。
なので、いざ移住してみてわかった、「日常のあれこれ」「椎葉あるある」を、
ここで皆さんにお伝えしてみたいと思います!
「いつか椎葉村に行ってみたい」という方は、ここで事前情報をゲットして、
実際に来られた時に、「あーこれか!!」と2度おいしい思いをしてください!

扇山からの眺め

釜炒り茶づくり

2020年7月28日号
\\\プレゼント企画!焼畑と椎葉の暮らしを伝える絵本「りんたろうといのちの種」を読んでみませんか?///
久しぶりに雨がやみ、強い日差しが戻ってきた椎葉村です。今年も村内では焼畑が行われますが、コロナのために皆さんに来ていただくことが難しい状況です。
そこで今回は、皆さんにもっと焼畑や椎葉のことを伝えたい!という思いで、椎葉に伝わる焼畑農業の絵本の紹介と、ご希望の皆さまにこの絵本をプレゼントしてしまおう、という企画です。
縄文時代の農業を色濃く残した焼畑農業。山を焼いて、4年ほど蕎麦や雑穀、大豆を栽培した後、休閑期を設け森林を再生させています。かつては全国各地で行われていましたが、現在では椎葉村に残っているのみ。
椎葉村の焼畑は、豊かな森林を作り、そこで生きる人や生き物の命を支えてきた、古くから伝わる循環型農法であり、究極の自然農法ともいわれています。焼畑が続いてきた背景には、山で生きていくための知恵と技術、そして村の人たちの自然に対する畏敬の念があります。
焼畑を、焼畑を続けてきた椎葉の暮らしを、もっと多くの人に知ってもらいたい!なんと、椎葉村は、そんな思いを絵本にしてしまいました。それが「りんたろうといのちの種」です。
あらすじだけご紹介すると、、、
父の故郷である椎葉村に越してきた少年、りんたろう。村内をめぐり、祖父の話を聞き、都会では見たこともないことをたくさん経験しながら、命について考えていきます。
読んでみたい!と思った、パソコンの前のあなた!
ぜひ下記を確認のうえ、ご応募ください。皆さんがいつか椎葉に来るきっかけになる絵本かも??
<<「りんたろうといのちの種」プレゼント 応募条件>>
・ご氏名とお送り先(ご住所、お電話番号)を、SMOUTメッセージでお知らせくださる方
・「りんたろうといのちの種」を読んだ後、感想を書いてくださる方(文字数は問いません!一文でもOK。こちらもSMOUTメッセージでOKです)。
・そして、なんだか椎葉村が気になるなあという方
*応募の方には、発送準備ができた時点でお知らせします。随時発送作業を行いますが、ご応募が多い場合は、少しお時間をいただくと思います。ご了承ください。
<写真は、焼畑と椎葉の暮らしを伝える絵本「りんたろうといのちの種」>
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新しいプロジェクトのお知らせ!
皆さん、こんにちは。
新年度に入り、SMOUTにて新しいプロジェクトを始めます。
題して「椎葉の先生 ~山の暮らしの知恵と楽しみを学ぶ~」です。
「椎葉の暮らし新聞」と同じように、日々不定期ですが、椎葉の人の魅力を発信していきますので、ぜひ「興味ある」を押していただき、購読をお願いいたします。
https://smout.jp/plans/1489
ありがとうございます。

新しいプロジェクトのお知らせ!
皆さん、こんにちは。
新年度に入り、SMOUTにて新しいプロジェクトを始めます。
題して「椎葉の先生 ~山の暮らしの知恵と楽しみを学ぶ~」です。
「椎葉の暮らし新聞」と同じように、日々不定期ですが、椎葉の人の魅力を発信していきますので、ぜひ「興味ある」を押していただき、購読をお願いいたします。
https://smout.jp/plans/1489
ありがとうございます。

2020年3月30日号
<<椎葉の暮らし新聞 最終回>>
皆さんいかがおすごしでしょうか。
コロナウイルス流行により、いろいろな制限やいつもと違う生活にお疲れの方や、お仕事面で影響が直結してお困りの方も多いのではないかと思います。
椎葉村に来て、1年がたとうとしています。
皆さんに椎葉の日常を知っていただきたくて、こうして「椎葉の暮らし新聞」としてお届けしてきました。皆さんにとって、どんなことが面白いのかわからずに書いていますが、どこからも遠い椎葉村を、少し身近に感じてもらえたらいいなあ、と思います。
私が移住を考えたのは、
次の大きな災害を関東(都市部)で迎えたくない、という思いが始まりでした。東北の震災では、震源地から離れている関東においてもいろいろな非常事態が起き、仕事はもちろん生活もままならない日々でした。自分なりにできることを実行していましたが、それでもかなわないことがたくさんあり、その原因の大半は、「ヒト」によってもたらされるものでした。
災害は起きる場所を選べませんし、どこなら安全、ということはないです。そして、どこにいても同じくらい危険だとしたら、「ヒトが人間らしくあれる場所」で暮らしたい、と強く思ったのです。
(これはあくまで私の感じ方で、都心でも災害に対応しながら自分の気持ちや暮らし方を作れる方もたくさんいらっしゃいます。都会に住むこと自体の否定ではありません)
椎葉村では、幸いなことにコロナ感染者は出ていません。
村民の方々は高齢の方も多く、いろいろなイベントは早々と中止になっています。代わりに、お年寄りは広い屋外で、桜を見ながらのゲートボールに精を出し、体力と気力を保持しています。
お店には、使い捨てマスクこそありませんが、村のお母さん方がせっせと布マスクを作っていて、安価で買うことができます。
食料やトイレットペーパーも潤沢にあり、日々の生活を心配することはありません。むしろ日々の頂き物にどうお返しするか、悩むくらいです。
コロナが土など自然空間では弱いけれど、プラスチックなど人工的な物の上で長時間生存するということ、また国と国、町と町の間が閉ざされた時にどうなるか、ということを考えても、コロナによって気づき変えられる未来があるように思います。
「椎葉の暮らし新聞」の最終回に、重たい話になってしまいましたが、SMOUTに登録していらっしゃる皆さんお一人おひとりが、それぞれの場所で、それぞれの理想を追求できることを願っています。そして、いつか椎葉村で、他の地域で、お会いできますように。
1年間、ありがとうございました。
池田 文
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2020年3月17日号
「椎葉の子守りさん」
(ちょっと長いです!)
私が椎葉に来て少しした頃、椎葉ではかつてたくさんの子守りさんがいたことを知りました。
椎葉の保育所は、2019年春から0歳児の受け入れを始めたので(つい最近ですね)、それまでは、共働きの家庭は、自分の子どもをどこに預けるか、ということに非常に苦労したそうです。
村の中心部だけでも数名、そして中心部から離れた各地区にも、子守りさんがいたようです。
多くは、自営業、特に商店をやられていた方々で、お店番をしながら役場の方のお子さんや学校の先生のお子さんの世話をしていたそうです。
私は、ベテラン子守りさんを訪ねてみることにしました。
1人訪ねると、「あの人も預かってたよ」と他の人を教えてくれる、ということが続き、何人かの方からお話を伺いました。
「ちょっと熱があるくらいだったらね、預かってたよ」
「親御さんが出張で帰りが遅い時は、夕ご飯やお風呂もすませてね」
「散歩も行ったけど、蚊に刺されないか、けがをしないか、ひやひやだったよ」
「自分の子どもと一緒のような感じだったね」
「断っても断っても、訪ねてきて、お願いします、と言われてね。でも一度来たら、もうかわいくてね」
「今でも、訪ねてきてくれるのが嬉しい」
「あの子も、うちにいたんだよ」
と、皆さん当時のことを懐かしむように、お話ししてくれました。
今ほど子育てに関する情報も便利な物もサービスもない時代に、まさに村民主導で、子守りをしていたのです。
子守りさんの元で育った子どもの数は正確にはわかりませんが、私がお話しを聞いた方だけでも50人はいるようです。
椎葉に来て、子育て中のお母さん方から「子どもが小さいうちは、家にひきこもってつらかった、、、」という話を聞いて、何かしたいなあと思っていた私。ベテラン子守りさんの存在にとても励まされました。
(一緒に何かやれたら有難いなあ、という気持ちを込めて)
「もう、子守りしないんですか?」と、聞くと、
皆さん、口をそろえて、「体がもう持たないよねえ」とおっしゃるのでした。
「ベビーシッター」「一時預かり」という言葉は、現代的&都市部の概念だなあと思います(否定的にとらえているわけではなく、子守りを「外側」に託すという感覚において)。
椎葉の子守りは、あくまで顔の見える範囲(「内側」)での関係であり、「拡張家族」というイメージに近かったのではないか、と思います。
地域で育つ子どもたちには、たくさんのお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさんがいたのだと思います。
ですが、今は村外出身でお嫁に来て、子育てしている女性が多い椎葉村。
昔と違って生活スタイルや価値観も変わり、親せきや地域の方々に頼りにくいという状況も増えていると聞きます。
1人で思いつめたり、人に甘えてはいけない、と我慢している方に、そして、人に頼ることを非難する風潮には、声を大にして、「昔だって、みんなで子育てしてたんですって。」と、椎葉の子守りさんの話をしたいです。
そして、子育て中の女性が「人に頼っていい」「自分の時間には(お金を払ったり、他人に頼んで手に入れる)価値がある」と感じてもらえるようになったらいいな、と思います。子育てがちょっと「重い」時代だからこそ、狭い村の中だからこそ、「~すべき」ではなくて、「一緒にやっていこう!」という声を増やしていけたらいいな、と思います。
(写真は、とある日の放課後の風景です。みんな仲良しの椎葉の子どもたちです。)
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2020年3月4日号
「よってみらんやあ@よりあい館」
尾向地区に行った帰りに、尾八重(おはえ)地区の「よりあい館」に寄ってみました。ここでは、集落支援員のNさんが在中していて、地区の方の寄り合いの場を開いたり、地区の方が椎葉村の中心部へ買い物や病院に行く際の送迎をしたり、と地域の方々にとっての憩いと交流、そして必要な支援を受けられる場になっています。
さて、よりあい館の表にあるのは、、
その名も「よってみらんやあ おはえ無人販売」です!!
そこには、ポーチやかばん、ティッシュケース、アクリルたわし、木製のコースター、乾燥しいたけ、などなど尾八重の方々の手作りの品が所狭しとならんでいます。
どれも素敵な仕上がりでお値段もとてもお買い得。どんな方が作っているのかなあ、と想像してしまいます。Nさんと話していて、ノートに作った人と買った人がお互いに書き込みできればいいね。という話になりました。
支払いは貯金箱へ。
今回購入したものは、お弁当を入れるのにちょうどよい小さなバッグとアクリルたわし、合わせて600円!!安い!
小さくても、地域の方が元気になる仕組みですね。ぜひ尾八重に来た際にはお立ち寄りを!
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2020年3月4日号
「焼畑蕎麦苦楽部のクッキー」
今日は、向山日添で活動している「焼畑蕎麦苦楽部」のクッキーづくりにお邪魔しました。
椎葉の中でも北西部に位置する尾向地区は、椎葉の中心部から40分~1時間ほど離れていますが、神楽や焼畑などを地域全体で積極的に取り組み、Uターン者も多く活気のある地域です。
尾向地区でも奥深い向山日添地区は、日本で唯一焼畑を続けてきた農家さんを中心に「焼畑蕎麦苦楽部」として、1年を通して焼畑や雑穀、植林など農林複合型の暮らしと文化を継承しています。
今日は、加工部の雑穀クッキーづくりを紹介します。
焼畑の地で育まれた、稗(ひえ)、粟(あわ)、蕎麦(そば)、山の恵みの桑の葉(くわのは)、蓬(よもぎ)を使って5種類のクッキーを作っています。
材料は、すべて国産で生産者がはっきりしているものを取り寄せているそう。卵やバターなどを使っておらず、雑穀や桑・蓬の風味がしっかりします。
稗と蕎麦は、塩味のクラッカータイプ。さくさくとした触感とそれぞれの香りがあとひくおいしさです。
粟は、ほんのり甘く、かりっとした触感で、万人受けするおいしさ。
桑の葉と蓬は、甘さの後にそれぞれの風味がしっかりとしていて、健康を意識する女性に人気です。
作っているのは「焼畑蕎麦苦楽部」メンバーとして活動するOさん。数年前に向山日添の神楽に惹かれて名古屋から移住してきました。クッキーづくりだけでなく、山の手入れ作業やイベント出展など「焼畑蕎麦苦楽部」の活動に参加しながら、山の暮らしを学んでいます。
椎葉村の焼畑については、5年前に世界農業遺産認定地域としても認められ、今後の活動も注目されています。雑穀クッキーを通して、若い世代や食に興味のある人たちにも、焼畑のことを知ってもらえる機会になれば、と思います。
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2019年2月19日号
「素敵な巣箱」
雪一面の椎葉になった昨日の朝、役場前の通りを歩いていたら、、
軽トラに乗った素敵な巣箱に出会いました。
お年寄りの過ごしている施設に持っていくのだとか。
鳥にとっても、見る人にとっても、なんとも嬉しい巣箱。
あまり移動ができないお年寄りも、春を感じることができますね。
雪で椎茸の駒うちも「よだきい」(めんどう、の意味)から、と言ってこれを作ったというRさん。
さらっと素敵なものを作れるのは、椎葉生まれの人の特権ですね。
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2019年1月26日号
先月末に私の住む松尾地区の小学校の発表会があり、私もお邪魔しました。
「松尾っ子発表会」
今日は、松尾小学校の年に一度の発表会。あいにくの雨ですが、松尾小の体育館には、保護者だけでなく、地域の人がぞろぞろと集まってきました。
前に座っていた子どもたちが、それぞれ自分の楽器を鳴らし確認を始めました。全校生徒による「パプリカ」の合奏で発表会のスタートです。
松尾小の児童は1年生から6年生まで合わせて17名。
どの子も自分の楽器演奏に真剣です。始めはちょっと固かった表情が、途中で1年生がダンスへと切り替わった時に、ちょっとほぐれたようで、最後は堂々と演奏していました。
次は、群読。
2学年ごとに「スイミー」、「私と小鳥と鈴と」、「Bridge of Glory」。小さな子たちは、130%くらいの大きな声で、直立不動で一生懸命、群読をしています。大きな子たちは、動作をつけながらのセリフで、それぞれの子の持ち味が出ている表現です。
休憩中に展示作品を見ます。どの子の版画も、とても味わい深く素敵です。
後半は、松尾といえば!の大イチョウ太鼓。演奏前から、一番前の席に並んで座っているちびっ子たち!わくわくのまなざしです。普段太鼓をしていない子どもや学校の先生も、一緒になって演奏です。
全校合唱では、後ろに普段の子どもたちがスライドで映し出されます。最後に、見学の人も合わせて、「松尾小学校校歌」の合唱です。
椎葉村内では、だんだん子どもの数が減っていて、今年で閉校する小学校もあります。
松尾でも、子どもの数が少なくなることへの危機感はあるそうですが、子どもたちからは、今を楽しんでいる姿をいつも見せてもらっています。
どの子も村の子、として地域の大人が見守る椎葉村。子どもたちは自分の居場所でのびのび育っています。
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2020年1月22日号
「子ども食堂開設セミナー@宮崎」
今日は、ちょっと真面目に。
先日、宮崎市内で行われた、子ども食堂開設セミナーに参加しました!
とても充実したお話を聞くことができ、子ども食堂応援事業の皆さんの熱い思いを感じることができました。
わかりやすい子ども食堂開設マニュアルも配布され、「宮崎、すごい!」を心から実感!
以下、講師の先生方のお話を、箇条書きで共有します。
<子ども食堂について>
・定義は一つではない。どんな子どもでも安心して来られる場であればよい。
・宮崎県内では43か所、宮崎市内では21か所。増加中。
・子ども食堂の特性は、①多様性②創意性③地域性であること。
・子ども食堂の種類は、共生型食堂(交流・居場所・多世代)から,ケア型食堂(課題対応・クローズド)まで、様々な段階・方法がとられている。
・配慮が必要な子どもの特性:信号でいえば、黄色の子ども。
外から見ても問題が見えないが、コミュニケーションの中で問題の所在が明らかになってくる。黄色の子どもが子ども食堂で、自分からSOSや素直な感情を出せることが大事。
・子どもが抱える状況・困難は、高齢者にも通じる。また従来の地域のネットワーク(自治会など)に属さない世代にとっても、子ども食堂が繋がりの場となっている。
・近年各地で大きな災害が続いており、緊急時に子ども食堂の活動が被災者支援として機能しうることから、全国で「子ども食堂防災拠点化事業」が始まっている。
<子ども食堂開設にあたって>
・コンセプトは明確に。
・運営のコアスタッフは3人いるとよい(ボランティアとは別に)。
・献立は、工程を細かく確認し、無理なく安全に継続できるものにする。
・保健所の許可はいらないが、保健衛生の出前講座や指導を受けることができる。
・宮崎市は、子ども食堂を広げるネットワークや相談機関が充実しており、開設・運営にあたってのアドバイスや協力を求めることもできる。
小学校校区すべてに、一つずつ子ども食堂を広げたい、という子育て支援課課長さん。
保健衛生課の方も、子育て中のお母さんであり、居場所としての子ども食堂の意義に共感する、そのうえで、より安全な運営のために、保健所に相談をしてほしいと話してくれました。
また、宮崎市で様々な子どもの居場所・文化的活動を展開している団体の方々が、子ども食堂が様々な側面を持ちながら地域で展開されていることに、新しいコミュニティの可能性を感じていることも話してくださいました。
***
自分が思っている以上に、子ども食堂の機能や効果が多様で、その地域を映し出すものであることがわかりました。田舎だから、山間地だから、こういった支援・居場所が不要である、とは言い難い時代です。
今いる場所で、どんな人がどんな物を求めているのか、聞き取りを続けながら、居場所の一つとして、いつか、子ども食堂(地域食堂?)を作れたらいいなと思います。
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2020年1月15日号
椎葉の呉汁が「うかたま」に掲載されています!
今日、何気なく役場のカウンターを見ていたら、私の愛読書「うかたま」の別冊で「伝え継ぐ日本の家庭料理―汁ものー」という冊子があり、よくよく見てみたら、椎葉村の「呉汁」が宮崎県唯一の掲載として取り上げられているではありませんか。
それも珍しい「落花生の呉汁」。
椎葉に来て、まだ食べたことがないなあ、、と思いながら、周りの椎葉人に聞いてみると、「うーん、食べたことない、、かな」というお返事。
椎葉は、端から端まで本当に広く、言葉も文化もかなり多様なので、こうしたことがあるのでしょう。少し調べてみると、落花生の呉汁は、鹿児島の島々や熊本県水俣でよく食べられているようです。どこかの時点で海を越え山を越え、どちらからどちらに伝わったのでしょうか。
詳しいレシピは、ここには掲載できませんが、なんともコクがあっておいしそう。。生の収穫したての落花生でやったらおいしいだろうなあ、、今年落花生を育てようかなあ、、という気持ちになります。
いつか、椎葉の落花生の呉汁にたどり着きたい、食べてみたいです。
他にも日本全国の各地方の汁物レシピとストーリーが満載。このうかたま別冊シリーズは全16冊の継続配本となっていますが、購読申込をすると既刊のものも購入が可能です。
興味のある方は、ぜひうかたま本シリーズHPへ!http://tsutaetsugu.jp/?page_id=1139
そして、落花生の呉汁を食べに、椎葉村へ!https://www.shiibakanko.jp/
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2020年1月10日号
「平家大いちょう太鼓」の子どもたち
週に一回の練習日
毎週木曜日の夜は、松尾地区の「平家大いちょう太鼓」の練習日です。6時半前になると、松尾小の子どもたちと大人がぞろぞろと、大いちょうふれあいセンターに集まってきます。
昨日は新年あけての叩き初めでした。お正月の楽しい気分の子どもたちも、太鼓の先生ゆうじさんのお話が始まると、ぴっと姿勢を伸ばして聞いています。
小学生以下の小さな子も参加していますが、練習は本格的。始めに、正確に長く大きく叩けるように、しっかり打ち込み練習をします。大きな子にはより完璧に、小さな子にもその子の目標を越えられるように、ゆうじさんは子ども一人ひとりを見ながら声かけをしています。
みんなで作る練習
基礎練習の後は、子どもだけで演奏する曲の練習。今日は、5年生のゆうすけくんが6年生のりょうじゅくんに、リズムを教えてもらっています。「りょうじゅくんが中学生になったら自分が子どもの中心になるんだ」という気概もありゆうすけくんはやる気に満ち溢れていますが、なかなか思うようにリズムが刻めません。竹の太鼓から大太鼓への打ち換えの時に、どうしてもリズムが崩れてしまい、何回もやり直します。見ていたりょうじゅくんは、自分がどうやっているか、身振りも含めてたんたんと告げます。ゆうじさんは「あせらんでいいよ」と伝えます。
しばらくゆうすけくんの一人練習が続きます。小さな子たちは後ろでその様子を見たり、静か~に遊んだり。そのうちに、りょうじゅくんが小さな子たちに、ゆうすけくんがやっているよ、と目くばせで伝えて、子どもたちはまたゆうすけくんを見始めます。
ゆうすけくんが慣れたところで、またみんなで合わせます。これもなかなか合わず、何回も同じところをやり直します。でもゆうすけくんも、小さな子たちもめげません。なんとか合ってきたところで、終了の時間になりました。「できるようになるから」とゆうじさんがゆうすけくんに伝えて、終わりの挨拶をして子どもの練習は終わりです。
大人と・子どもと・太鼓の素敵な関係
私が初めて太鼓の練習に参加した時は、指導の厳しさに驚きました。町の子どもであれば、すぐに嫌になってしまうだろうな、、と内心思いながら見ていました。でも、子どもたちは太鼓が大好き、太鼓をやっている大人が大好き、その証拠に、どんなに厳しく言われても、太鼓の時間が終われば、大人たちに寄って行って遊んでもらい嬉しそうにしています。
普段から愛情をたっぷり感じているからこそ、そして太鼓が大好きだからこそ、この厳しさを自分のこととして受け止められるんだなあ、、としみじみ感じ、ここで育つ子どもたちをうらやましく思ったのです。
「平家大いちょう太鼓」は椎葉村内外のイベントへの出演も多く、時には土日の太鼓出演が続いて売れっ子スケジュールのような時もあります。その活躍は、子どもたちのお父さんお母さんの日ごろからのサポートあってこそ。自分は太鼓をしなくても、忙しい中、子どもたちの練習を見学し、送迎をし、子どもたちが太鼓を継続できる環境を用意しています。
小さいころに太鼓をしていて、村に戻ってきて太鼓を再開した若い人たちもいます。「昔はもっと厳しかった」と笑いながら話すなつみさん。「くそーって思って乗り越える気持ちを持ってほしいから」とのこと。
子どもが私の先生
子どもの成長はあっと言う間。この子どもたちが太鼓を通していろいろな経験を積み、自信を持って大人になっていく姿が思い浮かびます。私は、子どもたちの練習姿を見るたびに「この子たちが私の先生だな」と感じ、一緒に練習できる今、自分も精進せねばと励まされています。
今年も「平家大いちょう太鼓」の活躍が続きそうです。
(写真は松尾神楽祭りでの演奏披露の様子)
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2020年1月9日号
放課後+子ども+男の人=おにごっこ
昨日は、椎葉小学校の放課後子ども教室に行ってきました。
「放課後子ども教室」って?
学童のような、でもちょっと違う。それは子どもの世話をするのでなくて、「居場所」を提供するだけ。
スタッフの方は地域のお母さん方二人。すごーく勉強を教えるわけでも、「~しなさい」というわけでも、一緒に外遊びするわけでもない。
でも、椎葉の子どもたちは自分たちで行動して、それをにこにこと見守るのが大人なのです。
初めて放課後教室に行った日。
雨で、遊べるのは何もない室内だけ。それでも、思い思いの場所で好きな本を読んだり、倒立や腹筋ごっこ、友だちと体を使って遊んだり、手遊びをしたり。3時間、誰も泣いたりけんかしたりすることなく、和やかに終わったのです。
ゲストの存在
今日は、来村中の20代の男性と、昨年秋に椎葉に移住した同じく若い男性を連れて行きました。子どもたちは、一瞬「!?」という顔をしてみた後、男性たちに興味津々で質問攻め。宿題をやりながらも気になって気になって、いつもよりだいぶにぎやかになってしまいました。
椎葉村には、高校・大学がなく、身近にいる男性というと、自分のお父さんくらいの年齢です。若い男性というだけで、男の子も女の子もそわそわするのは、なんとなく伝わりました。
エンドレスおにごっこ
宿題の後、グラウンドでおにごっこ。大人がおにになると、喜々として逃げえる子どもたち。どの子もすばしっこくて、つかまえても、すぐまた解放されてしまう(氷鬼だったのです)。大人が疲れてきたころ、、、
3年生の男の子が「僕も鬼になる」。その子はどんなに疲れても走るのをやめません。他に鬼になってくれる子も出てきて、なんとか鬼が勝利。すると、今度は別の子どもたちが「鬼やる」。
こうして、寒くなるまで2時間近く鬼ごっこを楽しみました。
全学年で50人くらいなので、年齢関係なく、その場にいる子どもが楽しめる遊びをえんえんとやります。勝っても負けても、子どもたちにとってはみんなで遊べることが楽しいし、遊びの中で自分らしさを発揮しているのです。
椎葉の子どもの姿
埼玉で小規模の学童や保育園にいたこともありますが、子どもたちは元気でかわいいけれど、どこか満ち足りていないのか、自分の要求を何が何でも通そうとしたり、大人に求めるものが多かったり。だから、保育=子どもたちを満たす、という側面もありました。
椎葉の子どもたちは、決して我慢しているわけではなく、言いたいことを言いながら、和気あいあいとしているのです。
都市部の子どもと椎葉の子どもを比較して優劣をつけるつもりはありません。子どもはいつでもどこでも同じ子どもであって、その子どもたちがイキイキしているかは、周りの大人や環境によるのではないか、と思っています。そういった意味で、椎葉の子どもたちは、地域の大人から愛されながら、自分のペースで行動できる自由も与えられ、人に対する信頼と物事への興味を持ちながら成長している「昔ながらの子ども」といった感じかもしれません。
いろいろな情報や生活の変化は、この椎葉の山奥にも届いているのですが、あまり振り回されずに、今しかない子ども時代を楽しんでほしいなあと思っています。私も椎葉の子どもたちと関わることで、エネルギーをもらっています。
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2020年1月6日号
「椎葉山仙人の初日の出」
明けましておめでとうございます!
今年も、椎葉に、そして椎葉を、よろしくお願いいたします!
椎葉に来て初めてのお正月を村外で過ごしてしまった池田にかわり、椎葉山仙人からの素敵な日の出レポートをお届けします。
本当はもっと写真がたくさんあるのですが、ここでご紹介できるのが1枚で残念!
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元旦に風邪気味で初日の出参拝ができなかったので・・・
遅れ馳せながら3日の朝に笹ノ峠(標高1,340メートル)に登山して参拝しました
我が家を6時に発って まだ暗い山道を登ること20分・・
頂上に着いたのが7時・・・
日の出前の東の空がその茜色を刻々と彩りを変えていくさまは形容し難い眺望です
麓の村むらは朝もやに包まれて・・・
と・・・日の出前の上空をジェット機の姿が見えます
日の出を今や遅しと待つこと10数分・・・
・・・ ようやく顔を出しはじめました
いまやおそし・・・とあんなに待ち時間を長く感じていたのに・・・
顔を出すとみるみるうちに昇っていき・・
こんなに地球の回転は早いのかと感じる一時でした
持っていったワンカップのフタを開けて山の神にほかい 自分の喉も潤して・・・
家内安全・・ 健康長寿 を祈って乾杯
カンパーイ・・カンパーイ・・バンーザイ・・ バンーザイ
一人で大きな声を出しておらんでみました
(^o^) (^o^) (^o^)
ブナの巨木が朝日に映えて・・・
朝日を受けたシルエットや・・・
強靭な根を張ったブナの巨木はまさに「神木」
神が宿っているような威厳と風格を漂わせていて その霊気からパワーを感じて思わず合掌です
その昔に 村の長老たちから聞き及んだ話によると・・・
昭和の初期に諸塚村から耳川伝いに開設されたいわゆる百万円道路ができるまでは、
この笹ノ峠道が那須の郷(椎葉村)と南郷村神門地区をつなぐ唯一の往還であったと聞きます
幾百年の歳月を人馬の往来で踏み窪めたであろうこの道のくぼみを見るたびにその時代の人々の苦心の営みが忍ばれます
幾百年か生い茂っていたであろうこのブナの巨木も、その使命を終わらせて、
後世にDNAをつないで朽ち果てていくのかなーと・・・
生あるものの生きざま・終焉を見る思いでしばしたたずみました
道中にはもみの木やブナの原生林などが鬱蒼としているのにも癒やされます
下山の途中から遠望すれば 九重連山から九州山脈のパノラマが開けて・・・
爽快な気分にさせられた初日の出参拝になりました
今年もいい年になる・・・ いい年になるように頑張りたいです
今年の目標は・・ 「終活よりも健活で」 を優先して
終活の方は今少し先送りにして・・・
健活・・ グランドゴルフにゲートボール に
ミニバレーも今年まではつきあえるかなー??
若妻グループに背中を支えてもらいながら・・・
そして3月からは渓流釣り・・・
多彩な趣味で体も心も健康でありますようにと・・・
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2019年12月23日号
椎葉のママたちの、クリスマスパーティ!
今日は、椎葉の子育てサークルOhanaにお邪魔しました。
Ohanaは、椎葉で子育て中のママたちが集う場として、福祉保健課にあるホールの開放に合わせて月2回活動しています。活動内容は、おしゃべりカフェ、子どものおもちゃ制作、お部屋の飾り制作、読み聞かせなどをしています。
今日は、ママたちが楽しみにしていたクリスマス会。みんなでわいわいサンドイッチを作ったり、ケーキを食べたり。周りでは赤ちゃんがハイハイしていたり、大きい子どもたちはボールで元気よく遊んでいます。
おしゃべりもはずんで笑いが絶えないママたち。実は、ある共通点があります。
それは、椎葉村出身でなく、嫁いで椎葉で暮らし始めた、ということ。
それまで都市部でごく普通の暮らしをしていた女性たちが、椎葉に来て、知り合いもいない中、気晴らしになるような場所や他のママさんと繋がれる場所もなく、家と村で一軒のスーパーとの往復だけしていたそうです。
それでも、やっぱり、椎葉での子育てを楽しみたい、他のママたちと繋がりたい、という想いで、一人のママが発起人となり子育てサークルOhanaを立ち上げました。
最近は、知り合いのいない場所での子育てを「アウェイ育児」というそうです。
都市部であっても、「アウェイ育児」のママたちの心身の負担が報告されていますが、椎葉のように、お店がない、子どもや生活に関するサービスが少ない、どこに行くにも山道で大変な山間地であってはなおのことだと思います。
多くの地方と同じように、椎葉村でも、かつでは親子夫婦が同居し、女性は家庭や地域の仕事をする、という生活が多かったと思います。その中で、子どもを見る人がママ以外にもいたり、ママが先輩に教えてもらいながら子育てできた、という利点がありました。
一方で、時代は変わり、女性も自分の仕事を選んだり、親とは別世帯で生活したりすることが増え、どうしても子育ての手が不足したり、子育てに悩むママが孤立する場面も出てきています。また議両親もそれぞれの生活に忙しかったり、同じ村内でも遠くにいたりして、すぐに頼れない場面もあります。
子育ての大変さを、一人で抱えるのはおしまい、子育ても、椎葉の生活も、それから自分の人生も、楽しみたいという、ママたちの想いがつまったOhana。もちろん、椎葉出身のママも歓迎だと思います。ここがいろいろな場との繋がりを生む場になる日も近い気がしています。--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2019年12月05日号
「みんなで作る松尾神楽祭り」
神楽が各地区で始まり、寒さが一段と厳しくなってきた椎葉村。
今日は、11月末に行われた松尾の神楽祭りを紹介します。
椎葉村には、神楽が継承されている26の集落があり、それぞれに神楽が行われていますが、年々の人口減少に伴い、その継承や神楽の実施が難しくなっているところもあります。
松尾地区では、「畑(こば)・鳥の巣」「水越」「栗の尾」という3集落でそれぞれ神楽が行われていましたが、3年前より松尾地区全体として「松尾神楽祭り」を行っています。
集落出身者だけでは神楽の舞い手が足りなくて、神楽をやめるかどうか、、という話が出ていた時に、公民館長より、続けていくための方法を考えよう、という声があり、松尾地区の青年団・青年団OBが手分けして各集落に通い、ベテランの皆さんと交流を深めながら神楽を教えてもらうことになったのです。
本来なら集落の人で集まり神事として順に舞っていく神楽ですが、3地区合同で演目もをそろえ、隣の地区のゲスト神楽や、地区の太鼓演奏も入って、見どころたくさんにぎやかな演目です。
注目は、小学生の活躍。神楽の舞い手も、太鼓の叩き手も、大人顔負けのパワフルさ、真剣さがあり、歓声とおひねりが飛び交います。そのそばで、小さな子たちは目をきらきらさせてお兄さんお姉さんの姿を見ています。
そして、見ているお客さんによる囃し(掛け声)や唄も素敵です。ベテランのお母さんたちは、最初は恥ずかしがってマイクを遠慮するのですが、いざ唄い始めると、しみじみ、本当にいい声で唄います。神楽が神事であり娯楽であることが、松尾神楽で本当によくわかります。
今年の神楽には、全国から4名、地域に関わりたい、神楽を知りたい、という想いを持って集まってくれた方々がいました。準備から本番、その後の片づけまで、一緒に過ごして地元の人の暮らしを体感する。地元の人は、そんな暮らしに憧れている人たちの存在を知る。松尾神楽の継承は、これからも続いていきます。
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2019年11月27日号
椎葉山の仙人より、こんなレポートが届きました!
こんなきれいなところで干し柿づくりなんて、いいな~なんて思いますが、終戦直後のお話や思い出も出てきて、苦労されてきたゆえの、今なんだなあとしみじみ思います。
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「晩秋の風物詩」
平家祭りも終わり・・・
仙人の棚田のシンボルの大イチョウも見事に黄葉して・・・
下界の民の営みを見守ってくれているようです
椎葉の山里も紅葉も落ちはじめて日増しに冬支度です
そんな中で「つるし柿」に挑戦してみました
あの食うや食わずの終戦直後の子供時代のころには
落ちた熟し柿まで拾って食ったことを思い出します
我が家の柿の老木は種がないのが自慢です
出来上がるのを待ちきれずに渋いのまでかじった記憶をたどりながら・・・
「いまどき 飽食の時代に干し柿など食う者はおらんよ」
と いう妻の言葉を聞き流しながら・・・
よなべ半分に剥いてみました
昔々 老爺や老婆が縁側でこんな風景をよく目にしたなぁと
苦笑しながら・・・
が・・・近年ではつるしてもアオカビにやられてしまって
いい干し柿に仕上がらなかったので・・・
今年も駄目かなーと半分あきらめながら・・・
お湯に浸したり と試行錯誤しながら作ってみました
冷暗所の風通しのいいところにつるして・・・
ちなみに 先の平家祭りにつるしたのは見事にきれいに出来上がりました
ということは 2週間足らずで出来上がるようです
完成してみればなんと・・・ 370個でした
さて 出来上がったらどうしょうか???
ゲートボール仲間とのわいわい話の茶口か・・・
いつもお世話になっているグランドゴルフ仲間にも・・・
近々に宮崎に行くので知人の土産にでも・・・
と 想像が広がります
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飽食の時代であっても(あるからこそ)、このような手間暇かけた旬のおいしさに感動する人は多いのではないでしょうか。
仙人のレポートは、こちらで直接読めます(写真もたくさんあり)。
http://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/blog/index.php?itemid=1364#nucleus_cf
過去の記事も、椎葉の暮らしがよくわかるので、おすすめです!
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2019年11月22日号
未来づくり対話会@椎葉中学校
平家祭りも終わって、日常が戻ってきました。
(平家祭りの報告ができず、すみません!また別の機会に、、)
年間通して行われている、中学生の未来づくり対話会について、一児の母でもある、協力隊の天野さんより、レポートしていただきました!
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椎葉中学校に行ってきました!
いつ会っても礼儀正しく、素直で楽しそうな中学生のみんな。学年関係なく仲良しなのも、椎葉の人っぽさが出てるなーって思います。
(男子は相変わらず下ネタばっかりだけど笑)
未来づくり対話会という名前のこの企画は、自分の将来の姿や椎葉村の将来について考える会です。
子どもたちのための会だけど、私も毎回色んなことを感じて発見します。
私が知ってる椎葉の若い人たちが、みんな自立してて、山深いところで暮らすためのスキルや人付き合いスキルを持ってることを心から尊敬しています。
今下ネタ言って笑ってるこの子たちが、数年後には私が尊敬する椎葉の若い人たちみたいになっていくんだと思うと、大切でたまらない存在だと感じます。
大人が意図してたことが伝わってるからわからないけど、いつかこの子たちが迷った時に役立ちますように。
みんないつもありがとー!!
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まだまだ未来づくり対話会は続きます!
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2019年11月7日号
いよいよ、平家祭りへ。
明日から3日間、椎葉村の年に一回の一大イベント!「椎葉平家祭り」が始まります。
人がたくさん来て、「椎葉が沈む」と言われるこのイベント、プログラムが充実していて、見るもの食べるもの、聞くもの買うもの、椎葉をまるごと味わえます。
今週末、何もすることがないな~と言う方、
せっかくだから、椎葉に「きな~い!」
(熊本空港から2時間ですよ!)
椎葉平家祭り2019
11月8日(金)法楽祭18:00~
11月9日(土)9時~20時30分
11月10日(日)9時30分~15時30分くらいまで。
会場:鶴富屋敷、上椎葉街道、中央センター、椎葉村開発センター
https://www.shiibakanko.jp/archives/post-10397
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2019年10月31日号
「全国神楽シンポジウム2019 國學院大學にて開催!」
収穫の秋に続いて、神楽の時期がやってきます。
前々回の追加レポートで、今年の椎葉神楽の日程をお知らせしましたが、今年はなんと東京でも椎葉神楽を見ることができます!
狩猟神事や仏教色の要素も織り込まれた「椎葉神楽」は、地区ごとに多様な態様を伝え、国の重要無形民俗文化財に指定されています。今回は、椎葉の最も北部、向山日当神楽の披露があります。
専門家による、講演や討論、解説などもあり、神楽好きにとっては、みっちり濃い2日間になりそうですね。ぜひ皆さんのご参加をお待ちしています。
全国神楽シンポジウム2019 「神楽学の可能性Ⅱ」 開催のお知らせ
日時:2019年11月16(土)・17(日)
会場:國學院大學
1日目 11月16日(土)13時から17時 5号館
基調講演、連続講演、討論
2日目 11月17日(日)13時から17時
椎葉村・向山日当神楽の解説・ひえつき節披露・向山日当神楽公演
問い合わせ・申し込みは、こちらへ!
https://www.shiibakanko.jp/archives/post-10485
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2019年10月29日号
焼畑の蕎麦、大豊作!
収穫の秋がやってきました!
8/4に火入れと種まきをした夜狩内地区の焼畑。蕎麦が大豊作となり、週末に地区の皆さんが刈り取りをしました。
朝8時、もう空気がだいぶ冷たくなってきた椎葉村です。夜狩内地区の皆さんがぞろぞろと公民館に集まっています。8月に火入れをして納涼祭を楽しんだのが、ついこの間のようですが、「蕎麦は75日目の夕食に間に合う」と言われるように、ちょうど2カ月半がたっての収穫となりました。
焼畑をした斜面には、蕎麦と同じくらい、元気な草も生えています。草と蕎麦をより分けながらの収穫になりました。傾斜のきつさもあってなかなか進みませんが、皆さんおしゃべりをしながら楽しく作業しています。蕎麦を刈る人、ひもでくくる人、集めてはざがけする人、みんなでそれぞれ分担をして、午前中には3/2くらいは終わりました。
お昼は、女性陣が準備してくれた、おいしいごはんを囲んで賑やかです。私は用事がありここで失礼したのですが、なにやら元気の出る飲み物も開封されていた模様。いつでも賑やかで楽しい夜狩内の皆さん。こうして貴重な体験をさせていただいたこと、本当にありがたいなあと思っています。
そして、この蕎麦のゆくえは、、?
楽しみです。
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2019年10月18日号
今年の各地区の神楽の日程が、発表されました。
村内26の集落で、それぞれの特徴を持った神楽が、年配者から若者たちに引き継がれています。
中には夜通し行われる地区も多く、それは一年に一回、神様への感謝、自分たちの喜びとして行われています。観光や公演でなく、生活の一部としての、神楽です。
椎葉の神楽が大好きで移住してきた女性もいるほど。もちろん、通いの「神楽女子」もいます。
もちろん、男性も大歓迎。あなたも、椎葉の歴史の一コマに身を置いてみませんか。
(イベントでなく集落の神事なので、供え物や撮影などのエチケットについては、必ず事前に確認してからの見学をお願いします。)
日程詳細は以下を参照!
https://www.shiibakanko.jp/archives/post-10414
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2019年10月3日号
未来づくり対話会@椎葉中学校
今日は、椎葉中学校にて、生徒たちによる「未来づくり対話会」が行われました。
「未来づくり対話会」とは、参加者が対話を通じて地域課題やテーマについてアイディアを出し合ったり、未来のイメージを深めたりする活動です。元々は、富士ゼロックス(株)さんが独自に研究していたコミュニケーション技術に基づいて各地で展開されていたものを、椎葉でも地方創生プロジェクトの一環として、中学校で対話会を行うことになったそうです。
今年になって、協力隊メンバーがその活動を引きつぐべく、富士ゼロックスさんや協力企業の方々、中学生の生徒たちとともに運営を進めています。
さて、本日のお題は「SDGsと30年後の椎葉村」でした!
大人でも、「SDGsに基づいた村づくりって?」「30年どころか、10年後20年後の村の未来もわからない」というのが正直なところではないかと思います。
始めに、坂下さんよりSDGsについてのプレゼンテーションがあり、生徒たちはわかりやすくまとめられた映像に集中し、メモをとっていました。その後6人グループになり「30年後の椎葉村」について、アイディアを出し合いました。各グループで共通していたのが、村にほしいものとして「マック」「コンビニ」「服屋」「アニメの店」など、物質的な選択肢が限られている椎葉村で育つ若者の素直な気持ちでした。意外にも「本屋」という要望も多く、本離れ・活字離れが進んでいる若者であっても「(マンガも含めて)少しは読みたい」のかもしれません。中には「AIロボット」という声も!
次第に、「みんなが笑顔でいられる村」「協力し合える村」「子どもがのびのびできる村」など、「自分がどんなふうに過ごしたいか」という部分にもフォーカスして、書き進める姿も見られました。
年齢的にも一番切実な思いを感じたのは、「高校」「大学」でしょうか。
「椎葉に高校があったら、そこに行く」という声がたくさんありました。椎葉村は、今まで高校があったことはなく、中学卒業と同時に村外の高校に進学します。たいていは下宿や寮に入り、親元を離れての生活になるため、他の地域の若者よりも早い自立を迫られるのです。
人口減少は免れませんが、少ない人数でも充実した暮らしを実現するために、新しい考えや価値観と、今ある技術や知識を合わせて、新しい時代を拓く力が求められています。
椎葉村に生まれた子どもたちだからこその力に期待したいな、と思います。
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2019年10月7日号
9月23日 松尾小・地区運動会開催!
待ちに待った運動会!
今年は雨や台風が多い椎葉村。秋の行事シーズンでも同じです。そんな時に頼りになるのが、地域の皆さんの力です!
椎葉村では、全部で6つの小学校があります。どこの小学校も生徒数は少なく、運動会は地区運動会と合同で行われています。松尾地区も同様です。
雨で日程がずれこんだこともあり、前々日・当日は、小学校PTAだけでなく、青年団や青年団OB、PTAOB,その他大勢の人が朝早くから設営や準備に加わりました。
子どもたちのために、という思いが届いたのか、当日は朝から晴れやかな天候となり、子どもたちも大喜び。
地区の児童館の子どもたち、中学生、お年寄りなども集まり、みんなで入場門から大行進をして運動会が始まります。
普通の小学校の運動会と違うのは、地区の人や各年齢層の方が参加できる様々な競技があること。そのうちいくつかの競技は、10月半ばにある「村民体育大会」という全地区集まっての運動会でも行われるため、大人たちも皆練習を兼ねて真剣勝負!コツがいる競技も多くてなかなかうまく進めないと、子どもたちが全身全霊で「がんばれー」と応援してくれます。
子どもたちは17人と人数こそ少ないですが、赤団・白団に分かれて、応援合戦を繰り広げたり、全学年全員参加のリレーなどに取り組みます。司会の方からは、「〇〇さんがんばれ」と全員の名前を知っているからこそ、のアナウンスが。お年寄りや小さい子どもたちと一緒にやる競技や、司会などの裏方も含めて、ずっと出ずっぱりで大忙しの子どもたち。それでも疲れた様子を見せず、大きい子が小さい子を助けながら進めています。
今年は、優勝が白団、応援優勝が赤団という、どちらにも軍配が上がっての運動会納めとなりました。終わった喜び・達成感もまもなく、大人子ども全員で片づけ・打ち上げの準備に入ります。体育館で始まった打ち上げは最後は、校長先生の自宅までなだれ込んでの盛り上がり。
過疎化にあって子どもの数も減少という免れない事実はありますが、地域の温かいまなざしの中、子どもがのびのび育つ環境は変わってほしくないなあと切に願っています。
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2019年10月7日号
第33回ひえつき節日本一大会開催!!
庭の山椒の木 鳴る鈴かけて 鈴の鳴るときゃ 出てござれ
鈴のなるときゃ 何と言うて出ましょ 駒に水やろうと 言うて出ましょ
ひえつき節は、平家の伝説をはじめとした椎葉の歴史が息づいた、日本を代表する民謡です。
常食であった稗(ひえ)を臼で搗きながら唄われていたのが、悲恋物語や椎葉の里の生活を反映した歌詞で多くの人を魅了し今まで唄いつがれてきました。
9月に行われたこの大会は、全国から参加者が集まり、二日間かけて唄いつくして日本一を決める場になっています。遅くなってしまいましたが、椎葉の文化の代表的なものですので、少しご紹介いたします。
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会場に入ると、絣の作業着ともんぺの衣装を着こみ番号札をつけた参加者さんが観客席に並んで座っています。その数約200人!!子どもたちもいます。
一人ひとり、自分の調に合わせた三味線や尺八などの生演奏でうたいあげます。あっという間の1~2分。同じ唄・同じ歌詞なのに、一人ひとりの表現があり引きこまれます。
椎葉生まれ・椎葉在住の皆さんは、民謡としての形式より、より暮らしの中の唄というかたちでうたっていらっしゃる方が多いように感じました。中には親子それぞれ出ているおうちもあり、世代を越えて受け継がれているのがわかります。
今年は、移住者の先輩Aさんも初出場!今年の春から地元の先生に習い始めたそうです。
残念ながら決勝進出はなりませんでしたが、地元の方にも「よかったよ」と声をかけられて、緊張も解け嬉しそうにしていました。
優勝は村外の方に決まり村内の方々は惜しくも、でしたが、日ごろから多くの方がひえつき節に思いをお馳せて唄っていらっしゃるのだなあと感じることができて、なんだか嬉しかったです。「大会」とはなっているけれど、「ひえつき節ファンクラブ」の発表会のようかもしれません。
歌詞の元となった、源平の悲恋物語については、また別の機会に!
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2019年9月24日号
~九州大学公開講座~ 椎葉の奥座敷 秋の紅葉探索ツアーへのお誘い
椎葉の四季折々の魅力を味わえる椎葉村観光協会のツアーより、秋の企画が届きました!
椎葉村にあるけれど、普段は入ることができない九州大学演習林に入山し、秋の大自然を味わえます。九州大学の公開講座を、現地で合宿スタイルで体験できる、めったにないチャンス!
日にち:令和元年10月26日(土)~27日(日)
参加費:大人12,000円 小学生以下6,000円
※宿泊、3食(夕・朝・弁当)、講習会、ガイド、保険料込み
※お飲み物は各自でご用意ください。
人 数:25名(申込受付順番・最小催行3名)
締 切:令和元年10月7日(月)
お問合せ、申込受付は(一社)椎葉村観光協会0982-67-3139までお願いします。
詳細は、椎葉村観光協会HPへ!
https://www.shiibakanko.jp/archives/post-10318
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森好き、木好き、生き物好きの人にはたまらないはず!秘境好きにも?
しかも二日間の講座を聞くと、終了証ももらえるそうです。
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2019年9月24日号
椎葉村に来訪者あり!
前回の更新からあっという間に、1カ月がたとうとしています。8月から9月にかけて、毎週のようにイベント・行事が満載の椎葉村です。
今、そんな椎葉を訪れる人が、続々とあらわれています。
といっても観光ではなく、移住・地域との関わりに関心がある皆さんの来村です!
SMOUTでお知らせしている、「秘境の仕事フィールドワーク」https://smout.jp/plans/725 への参加者や、協力隊を検討している方への旅費助成制度を利用した移住希望者の方々が、それぞれの希望に沿った形で村内を「体験」しています。
すこーしその中身を紹介いたします!
農業で生計を立てることに興味がある方に、実際に今研修を受けている協力隊員の現場を見てもらったり、そのお師匠さんのお話を伺ったりしました。
食のミッションに興味のある方は、地区の料理名人を訪ねて、一緒に栗向き作業をしながらお話をうかがったり、実際にお煮しめなどのお料理を味わってもらったりしました。
椎葉ならではの文化、「焼畑」に関心のある方には、向山地区の焼畑の現場にお連れして、花満開のソバ畑を楽しんでいただきました。
田舎暮らしをしたい!という方には、田畑や動物との暮らしを満喫している協力隊員の自宅に泊まっていただき、田舎暮らしの衣食住を味わってもらっています。
(写真はその時の一枚です!)
来月初めには、別のプログラムでよく椎葉に来ている人たちを連れて、地区の運動会に参加する予定です。
椎葉の魅力はなんといっても、「人」と思います。
どこの地区でも快くお話をしていただけるので、本当にありがたいですし、椎葉の人を通して聞く話だからこそ、皆さんに椎葉らしさを味わっていただけているような気がします。
移住や地域との関わりを探す中で、「椎葉村」というワードに惹かれる方には、ただ来村するのでなく、ぜひ「お試し移住体験」をしていただきたいな、と思っています。
ただいまSMOUTでは、神楽への参加プログラムが募集中!⇒⇒⇒ https://smout.jp/plans/761
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2019年8月22日号
椎茸への愛情!お母さん方の椎茸道!
今日は、「村おこしグループ」の活動にお邪魔して、椎茸の商品開発の様子を見せていただきました。
「村おこしグループ」とは、椎葉村内の各地区で食に携わる活動をしているお母さん方が、料理を使って椎葉村を盛り上げるために一緒に活動したり情報共有したりする組織で、郷土料理に関するオールスター集結、という感じです。
今回は椎茸を使ったかりんとうなどの試作をしている真っ最中。
見ていると、生地をのばす方、切るかた、油で揚げる方、と自然に役割分担している模様。別のテーブルでは、椎茸を使った新しい品の試食大会が。
作業は真剣、ですが、作っている間もお話がとまりません。もちろん、お料理や素材に関しての話題になるのは、普段からそれぞれが自分のライフワークとして料理に取り組んでいるからでしょう。
<今日のメニュー>
椎茸かりんとう
椎茸の梅あえ
椎茸のすあげ
椎茸の梅あえ
椎茸チップス
椎茸アヒージョ
一つのメニューでも、下準備で何分水に浸すのか、油で揚げるのか、ゆでるのか、触感の違いを出すのに大きさをどうするか、など検討点がたくさんあります。また次回の活動までに、それぞれが改良を重ねて集まることになりました。
「今は69歳と15カ月」と言い切る一人の女性。そのお顔には、いたずらっ子のような笑みが浮かんでいて、「あれ」と気づきました。見た目も中身も若々しくてお肌もつやつや。「活動的で素敵ですね」と伝えると、「こうやってみんなでやっているときが楽しいよね。また会わないと少しずつがんばる気持ちがなくなってしまうから、こうやって時々会えるのが何より。」とのこと。
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2019年8月22日号
山の中のバレーボール練習
「椎葉村は日本三大秘境です。」
この言葉で皆さんはどんなイメージを持ちますか??
今日は、多くの方が想像するのとまったく異なるであろう光景をご紹介します!!
2019年8月22日19時30分すぎ、、
旧松尾中学校の体育館には、、、、
↓
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↓
バレーボール練習のために、続々と松尾地区の人々が集まっています!
その数20人以上!
実は8月25日に椎葉村内で地区対抗の「体力づくりバレーボール大会」が開催されるため、松尾地区の直前の追い込み練習にお邪魔させてもらったのでした。
女子の練習日で、集まるなり、にぎやかにおしゃべりが始まりますが、試合前の最終練習日とあって、自然にウォームアップ練習に入っていく皆さん。
「今日は取材はダメだよ!みんなしゃべれんよ!」と茶目っ気たっぷりなのは、コーチ役の繁さん。仕事で椎葉に来てウン十年の、実は移住組。若い頃から青年団などでスポーツに取り組んできて、今は女性チームのコーチ役になっているとか。他にも、公民館長のはるとしさんや、審判役・サポート役の男性方も集まってきました。
次から次へ、小グループでレシーブやサーブの練習が続きます。
やる姿は真剣、でもいつでも笑いと掛け声が絶えず、朗らかな雰囲気で、メンバーの皆さんがとても楽しんでいる様子が伝わります。
メンバーは、バレー経験者ばかりでなく、ここの練習でやるようになった方もいらっしゃるそうです。「バレーボール大会で勝つという目標もあるけれど、一番は地域の親睦だね。ここに来て、普段会わない人とも知り合えるし仲良くなれる」とはるとしさん。
椎葉は昔からスポーツが盛んで、はるとしさんが若いころは、「野球、ソフト、サッカー、バレー、と全部あって、毎日家にいなかった」そうです。
「なんでみんなそんなにスポーツが好きなんですか」と尋ねると、「家にいたら7時からテレビ見て晩酌になっちゃう。やることないから。それならここに来たら運動になるし、焼酎も減らんし」とのお答え。7時から晩酌、ははるとしさん流の答えかもしれませんが、他の人に聞いても「昔は娯楽もなかったしね。」とか、そんな気軽な答えが返ってきます。
が、練習風景を見ていると、皆さんどこまでも熱心で、お遊びの感じがしないのです。
楽しくも真剣で、迫力満点!アタックが決まると、ほうぼうで拍手が沸き起こり、失敗があっても「ドンマイ」「惜しい!」と次々に声がかかります。いつもお会いするあの人、お世話になっているこの人、皆さんの新たな一面が素敵すぎて、目を奪われてしまいます。椎葉村民は、(能ある鷹の)爪を隠しすぎです。
この日は、練習試合も含めて、なんと10時まで2時間30分の練習となりました。木曜夜で、次の日仕事がある方も多いのに!日曜日のバレー大会への気持ちの高まりを感じる練習でした。
松尾は男子・女子それぞれ2チームで大会に臨むそうです。各地区で、夜な夜なバレー練習が盛り上がっている8月の椎葉村。大会当日はすごい熱気の試合になるだろうな、、と想像しています。
まさか、秘境の山の中で、熱いバレーボール大会が繰り広げられるとは、誰が想像できたでしょうか。椎葉の人たちの「なんでもさらっとやってしまう」その裏側を少し見ることができた練習風景でした!!
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2019年8月19日日号
椎葉の若者たち(後編)
松尾の夏祭りでも紹介した、「松尾青年団」にインタビュー!
① 今年の夏祭りの感想は?
初めて雨天開催となったが、220人くらい来てくれてよかった。皆喜んでくれたのがうれしい。運営側に回ってその大変さにも気づけた。
② 青年団の活動紹介
春‥子ども向け映写会 夏‥夏まつり、青年大会
秋‥運動会の手伝い、奉仕作業 冬‥青年サンタ、研修旅行 など年間通して活動があります。
③ 青年団の活動を通しての感想
若者の人数が少ないので負担は大きい。大変な部分もあるが、6人のメンバーが仲が良く楽しんでやれている。また公民館長がチャレンジ精神があり、やりたいことをやらせてくれるので、やりがいがある。
④ 椎葉で暮らして感じること
山が深くお店も少ないので移動は大変だが、その分豊かな自然や人の良さ、暮らしやすさがある。
ただ、30-40年後がどうなっているか、集落自体がなくなるかもしれない、という予測がつかない部分もある。
⑤ 椎葉の今後について望むこと
若者が増えてほしい。人がいなくなることへの不安は確実にあるので、地域活動に参加してくれる人、明るい人に入ってきてほしい。
椎葉村の将来を担う数少ない若者たちだからこそ、プレッシャーや不安など大きいと思います。それでも頭でっかちにならず、今できること、今楽しいことを一つ一つ丁寧に実行して楽しんでいるところが、椎葉の若者って素敵だなあと思わせてくれます。
そしてお互いの仲の良さ、素直な関係が、椎葉村育ちの若者の長所であることを、改めて実感しました。
(写真は、夏祭りのエンディングで、青年団による餅まきの様子)
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2019年8月16日号
椎葉の若者たち(前編)
椎葉に来て、思っていたよりも若者との出会いがあり、そして彼らの姿に心打たれることが多いので、ここで少しずつ紹介してみたいと思います。
トップバッターは、「さかずき三兄弟」
今年村内(?)デビューした、中学の同窓生によるバンド。若くして椎葉で暮らすことを決めた3人の、椎葉を楽しくしたい、盛り上げたい!という気持ちが伝わってきます。
そんな彼らは、カバーはもちろん、オリジナルも歌います。
先日の上椎葉花火大会では、歌詞カード入りの「さかずき三兄弟」オリジナルうまい棒が配られ、観客は歌をじっくり味わいました。
今日は、歌声こそありませんが、その中身をご紹介!
優しいばしょ さかずき3兄弟
作詞・作曲 尾前正樹
どこにいたとしても 寂しさは襲ってくる
一番つらいとき 思い出す貴方を できるのならそばにいて欲しい
軽トラの荷台に乗れば 見えないものなんて無かった
春夏秋冬 季節に寄り添うように ここで生きていきなさい と
普通に暮らすには あまりにクセが強すぎて
大切な人にも 一緒に来てくれなんて言えないんだよ
帰ろうか僕の心を 置き去りにしたまま
どけーおる こけーおる
ぼくらには帰る場所があるんだね 待ってくれる人がいるから
どこまでもいける気がするよ
こんな遠いところまで よく来たね 頑張ったね
奪えば 足りないけど 分け合えば余るほどの 幸せがここにあります。
コンビニがないから 夜空が綺麗は大げさかな?
あの星は貴方な気がして 少しだけ心、丈夫になったよ
宇宙で彷徨った僕を 包み込むように
それはじゃーしが せわにゃーが
何度も何度も支えてくれたね いつでも会えると
思っていたから 伝えられなかったありがとう
もしもここに 生まれてなかったら
どんな人生歩んでたかなんて
僕は貴方の足跡辿って やっとここまで来れたのに
どけーおる こけーおる
僕らには帰る場所があるんだね
待ってくれる人がいるから どこまでも行ける気がするよ
遥か東の空から もうすぐ光がさすよ
この優しいばしょに
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3人の息の合った歌・演奏と、椎葉への思いの熱さが、ピカイチ!
椎葉はこんな若者が育った村です。
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2019年8月12日号
松尾夏祭り!
花火大会を皮切りに各地区でお祭りが開かれている椎葉村より、お祭りレポートです。
松尾地区では、20年間ほどお祭りが行われていませんでした。それを地区の青年団が中心となり「子どもたちのために」と復活させたのが4年前。
今年で4回目となる夏祭りは、初めての雨天開催となりました。
今は廃校となった、旧松尾中学校の体育館にて、3時から和太鼓演奏やお楽しみプログラムが行われました。迫力の和太鼓では、子どもたちが演奏するところを、もっと小さな子が興味津々に見ている姿も。
今年初挑戦の「とうもろこしの早食い競争」では、大人も子どもも、とうもろこしにかぶりつく姿を見せて、観客を沸かせました。大人も子どもも「一生懸命」な姿が素敵です。
カラオケ大会では、エントリーが10組ほど。なんでもさらっとできる芸達者なのが椎葉の皆さんですが、歌もその一つ。歌いなれている人が多くて聞きごたえがあります。そして歌に合わせて踊り始める人々たちが!楽しいときは楽しく!という椎葉のお母さん方です。
外に並ぶお店も、皆地元の方々が手作りで出しています。ヨーヨーも、炭火焼きも、それからお酒も。中でも人気だったのが、射的!あまり普段できない経験だからなのか、的になっているお菓子が食べたいのか、子どもたちの長蛇の列。他のイベントが開催されている間もその列は途切れることがありませんでした。
このお祭りの主催は松尾地区の青年団であり、それを支えるのは、青年団OBやPTAや地域の各グループです。「子どものために」という思いが根底にあるからこそ、そして地域のために「何かしたい」という思いがあるからこそ、自分たちで作り上げています。
そこには、洗練されたプログラムやゲストによる特別なパフォーマンスではなく、一人ひとりが主人公になれる場と、皆で「楽しかったね」と思い起こせる時間があります。
子どもたちがここを巣立っても、この楽しかった記憶はいつまでも残るだろうなと思わせてくれた松尾夏祭りでした。
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2019年8月11日号
上椎葉花火大会!
椎葉にも短い夏がやってきました。
夏といえば花火大会!
もちろん、椎葉村にも花火大会が、、、あります!
しかも、とびきり特別なんです。
椎葉の花火は、なんとダムのど真ん中から打ち上げられます。
ダムの周りの山々に音と光を反響させながら上がっていく花火たち。
観客はダム横の中学校に集まって、至近距離で見ることができます。
花火打ち上げの前には、中学校の体育館がステージになり、和太鼓やバンド、フラダンスなどのパフォーマンスが披露されました。和太鼓は、近隣の町からも団体が集まり、もはや太鼓祭りという感じも。
今年は雨の中の開催でしたが、そんなことを感じさせない圧巻の打ち上げ花火に、皆大歓声でした。
最後の花火が終わると、皆さん続々とコミュニティバスに乗り込んでいます。遠い地区の人たちも楽しみに来て、そして楽しかったね、と一緒に帰っていく姿に、祭は終わってもしみじみと温かい気持ちになりました。
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2019年7月27日号
椎葉の天気は、日本離れしている!
山の天気は変わりやすい、ということをよく言いますが、椎葉にきてまさにそれを実感しています。
7月末現在、朝はなんとなく肌寒い、日中はとても日差しが強く湿度があって、つまり暑い!そして夕方にはスコールならぬ「夕立」が。
夕立が来ると暑さがやわらいで過ごしやすくなり、ほっとしたりもしますが、同時に湿度がぐんとあがって、それはそれで悩みどころです(家などがすぐ湿気るので)。
先日撮ったこの夕立風景、なんと雨粒が写真に写りこんでいます。それくらい、大粒の雨がぼたぼたっーっと降ってきて、すごい音でした。
こんな感じなので、常に「長袖」「半袖」「雨靴」「スニーカー」「傘」を用意しておく羽目になります。(ビニール傘を買えるコンビニは、もちろん、ありません)
皆さんも椎葉に来る時には、天候に備えた準備を!
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2019年7月23日号
\\買い物情報// ①田舎のホームセンター 橋本商店
雨が降り続く椎葉村より、椎葉の買い物情報についてご紹介します。
第一弾は、「田舎のホームセンター 橋本商店」。
一言でいえば、「椎葉に必要なものはすべて!ある」
「すべて」は言い過ぎ??いや、それでも「ほとんど」あります。
日用品、畑の道具、山の道具、漬物樽やお弁当箱、文房具から花火まで。
本当にたいていの物はあります。
「ない」と思っても、店主の橋本さんに聞くと、お店の奥から出してきてくれます。
そして、私のお勧めは、橋本さんの奥さん和代さんが作る「黒糖蒸しパン」。ふわっともちっとして、おなかも気持ちも満足の優しい味です。ある時ない時があるので、あると「ラッキー!」と思います。
椎葉に来られた際は、ぜひお立ち寄りください。おみやげ物もありますよ。
上椎葉商店街 つるとみ通り内
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2019年7月18日号 【7/27 魚の石焼きイベント!】ご紹介
椎葉村観光協会では、椎葉の旬を楽しむイベントをたくさん開催しています。
私も参加したことがありますが、椎葉の名人たちに話を聞いて学んだり実際に自分も体験ができるところ、アットホームで椎葉の人も参加者も一緒にワイワイ盛り上がれるところなど、とても充実したイベント揃いです。
そして、池田的にとても気になるのが、今月末の「魚の石焼き」!
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\伝統料理!魚の石焼き&耳川源流で川遊び/
椎葉で昔から伝わる自然の調理法「魚の石焼き」を体験しませんか?
河原の石を直に焼き、余熱を利用して魚を焼く、伝統的な調理法。
きれいな清流で育ったヤマメをほぐし、味噌をベースに甘めに味付けます。
会場の耳川源流の川は、とても綺麗な青色。川遊びも堪能できます!
開催時間:7月27日(土)9:20(集合)-14:00(解散)
開催場所:尾前河川敷(椎葉民族芸能博物館下観光駐車場に集合後、移動。解散も駐車場にて)
会費:大人5000円 子ども(小学生)3000円 1食、体験量、ガイド、サポート料、保険料込み
服装:動きやすい恰好
持ち物:帽子、水着、タオル2-3枚、バスタオル、飲み物、嗜好品
問い合わせ:椎葉村観光協会
お電話でのお申し込み0982-67-3139(08:30〜17:00)
https://www.shiibakanko.jp/events/event/taiken6
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椎葉をよく知る人のガイドで、川遊びも食事も、思い切り楽しむことができます。
ぜひご友人やご家族をお誘いあわせて来てください!
お子さんの夏休みの体験にもおすすめですね。
「気になる!」という方、ぜひ飛行機の予約をお願いします!!
現地でお会いしましょう!
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2019年7月11日号
~椎葉あるある~通行規制
椎葉に住み始めて、知ったこと!各地区に行く道路の時間規制を気を付けなければいけない!
ただでさえ、一つの地区に行くのに30~50分くらいはかかってしまうのに、時間規制になったら遠回りをすることになるし、場合によってはでこぼこ山道を走らなくてはならないので、事前に時間規制を知っておくことは大切です。
通勤だけでなく、仕事で現場に行ったりする際にも通る道も規制がかかったりするので、村の人たちも気を付けてます。
ちなみに、時間規制の看板はこんな感じです。
左側に通れない時間帯があり、右側はその週の予定が書いてあります。村のホームページにも記載され村内放送でも情報が流れるくらい、情報が周知されていますが、新米村民としては、書いてある地名がわからなくて、自分の行きたいところまでの道が規制されているのか、それともその先が規制されているのか、その都度悩みます。
みなさんも椎葉に来た際には、道には気を付けて。
狭くてまがりくねっていて、突然対向車が出てきたりもしますし、雨の日は蛙が道中にでてきます。
そして、規制情報が出ていて不安になったら、迷わず近くの村の人に聞いてみましょう!
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2019年7月5日号
今日は、椎葉中学校1年生が、協力隊の事務所の一つにしているテレワークセンター「katerie」にやってきました。その数約20名。
普段は学校の脇にある寮で共同活を送っている子どもたち。今日は何しにきたかと言うと、、
職場訪問!
協力隊の一人ひとりが、これまでの仕事や働き方と、今の椎葉での仕事について、一年生の前でプレゼンテーションしました。
約1時間、静かにメモを取りながら話を聞いていた子どもたち。少し緊張している様子でした。協力隊という、普段の生活で見知らぬ大人を前にしているからかもしれません。
そんな子どもたちも、協力隊の問いかけや面白い職歴に、笑う一場面も。
エンジニアから新聞記者、銀行員まで、協力隊メンバーの前職はいろいろ。そこで培った知識や技術もまたそれぞれ。
ですが、皆椎葉に惹かれてやってきました。
椎葉村で生きる子どもたちには、椎葉のよいところ、他の地域のよいところをそれぞれ見て聞いて味わって、自分の道を選んでほしい。そのために今好きなことやできることに取り組んでほしい、そんな協力隊の思いが伝わってきました。
これからも中学生との関わりは続きます。
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2019年7月9日号
ひえつき節で有名な椎葉村。その「ひえつき」そのものが行われている現場を訪問しました。
会場は「焼畑粒々飯々」体験場。焼畑を継承している農家さんを中心に、地域の生産物の加工をしたり、村外の人が椎葉村の季節の作業体験を楽しめる場所になっています。
初めに、大きなかまどでひえを炒ります。焦げないように火加減を見ながら、1時間ほどかき混ぜながら炒り上げます。
次に機械で、ひえの殻をすりつぶした後、殻のとれた粒をふるいにかけます。これが2~3時間ほどかかります。
炒ってすりつぶして、というこの工程を3度ほどくりかえした後に、殻のとれたちいさなひえができあがります。
すべてをやり終えるのに1週間ほどかかること、量が最初の半分くらいになってしまうことなどから、今はあまりひえを育てるところがなくなってしまったということです。昔は、機械でなくシーソーのようで人が乗って使う石臼を用いていたそうです。今は人手や時間がないこともあり機械ですが、それでも時間がかかります、とのこと。
作業に参加して、なぜひえがこのような固いからに覆われているのか、また、そのような手間をかけて食べてきた椎葉村の食糧事情や農業環境について、もっと知りたくなりました。
「焼畑粒々飯々」の加工場では、女性たちが、よもぎや雑穀クッキーを仕込んでいました。余分な材料は一切入れず、山の味と栄養がぎゅっと詰まった雑穀クッキーが、近々販売開始されるそうです。
加工メンバーは、焼畑に惹かれて移ってきた移住者たちもいます。お昼ご飯にはひえご飯をいただきながら、椎葉の昔話や伝統について教えてもらいました。
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