【2022年2月5日(土)開催オンラインプログラム】能登の魅力を生かした起業・事業承継～半島地域に移住した若者のライフスタイル～

いしかわステイサポート事務局

石川県

#情報を集める #ローカル起業 #事業継承

将来のライフスタイルとして、「起業・事業承継」を考えたことはありますか。

地方での起業には様々なハードルがあり、後継者がおらずに廃業を選択する方もいらっしゃるなど、事業を継続するためには多くの課題をクリアにしていく必要があります。

その一方で、地方には美しい自然や、地域に根付いてきた文化などの多くの魅力があり、都市部での起業とは違った面白さや楽しさがあります。

石川県でも、地域の魅力や資源を生かして、何もないところから事業を始める方はもちろん、後継者のいない事業を承継することで、自分の事業を展開される方もいらっしゃいます。

今回のプログラムでは、石川県・能登半島に移住して、七尾市で飲食店「ひのともり」を起業された日野貴明さん、能登町で農家民宿「ゆうか庵」を事業承継して開業準備を進めている田村早苗さんをゲストにお招きしてお話を伺います。

半島地域での起業を叶えた先輩移住者から話を聞いてみよう

今回のゲストスピーカーの紹介をします！

日野さんは、東京のフレンチレストランで修業した後、地方の暮らしに興味を抱き、地方での現地体験・ワーキングホリデーを通して、石川県の先端、珠洲市で飲食店をお手伝いしていました。2週間の滞在予定が、珠洲市を離れたのは1年半後。お手伝いをしていた飲食店の方の縁で、1年限定のレストランをオープンすることになったのです。
その後一旦は石川県を離れたものの、ワーキングホリデーの際にお手伝いをしていたレストランの方がつないでくれた縁で、最終的に能登半島に移住し、2021年4月、七尾市にフレンチレストランを開業しました。
能登の木材資源を使って店舗の内装を整えたり、能登の食材をメインにしたメニューを提供したりなど、この地域の魅力を存分に活かした店作りをしています。
仕事が休みの日には、趣味の釣りを楽しんでいるそうです！

田村さんは、中学生の頃からホストファミリーで多くの外国人を受け入れてきたことから、外国への興味を持ち、のちにバックパック旅に出ることに。旅先では、ダンスミュージックに没頭し、ダンスを通じて人との繋がりの大切さや価値観の多様さを実感したといいます。
帰国後は、東京で会社員としてゲストハウスの管理人をする傍ら、クラブでイベントを企画することもあり、パーティーの楽しさと人との繋がりを再認識したことで、自らがプロデュースする場所を作ることを模索し始めます。
そんな折、能登の旅先でのご縁で農家民宿を事業承継することになり、「ごちゃまぜ」がコンセプトの自然と音楽をmixした人と人との交流を楽しめる宿のオープンに向けて準備を進めているところです。