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京都・丹波の森にたたずむ 天然砥石のミュージアム 『天然砥石館』の館長になりませんか!?(再募集!)
砥石の世界では知る人ぞ知る京都・亀岡。ここは歴史的な価値の非常に高い天然砥石「丹波青砥(たんばあおと)」の生産地として、また現在でも採掘されている「合砥(あわせど/天然仕上げ砥石)」の産地として、天然砥石の聖地とも言える地域です。そんな希少な地、京都・亀岡にある『天然砥石館』は、日本全国の天然砥石だけでなく世界の天然砥石までもが展示され、砥石を使った研ぎ体験や小刀制作のワークショップなども行われている、世界的にも珍しい天然砥石専門の体験型展示館です。
この『天然砥石館』がオープンして以来、5年間、館長として当館を一手に経営されてきた上野大成さんですが、いよいよ引退の時期を感じて、次なる館長の後継者を求めています。
継承が危ぶまれる「天然砥石」を後世に残したい!
今回、あなたに次期館長を担ってほしい『天然砥石館』は、京都府亀岡市にある文化施設『森のステーションかめおか』の中にある天然砥石専門の展示館です。日本全国や世界各国の天然砥石が500点近くも展示され、また天然砥石を使った刃物研ぎ体験やいろいろなワークショップへの参加もできる世界でも類を見ない施設として一般の方からプロ、マニアに広く愛されてきました。
現在は開館当初から館長を勤めてきた上野大成さんが館の運営全般を行っていますが、いよいよ引退を考える時期が近づいているため、次なる館長として活躍してくれる人を求めています。
◆館長・上野さんからのメッセージ
『館長の上野です。2016年に亀岡市の観光施設『森のステーションかめおか』の中に『天然砥石館』がオープンして丸5年が経ちました。
私自身も元々は会社員をしていましたが、天然砥石の魅力に惹かれて定年を前に会社を退職し、天然砥石の聖地として知られる亀岡に移住しました。砥石に関わる仕事に就こうと思っていた矢先に亀岡市が「砥石博物館」をつくるという話を決め、あれよあれよと言う間に館長を引き受けることになりました。以来5年間、全国各地の砥石を集めながら館を運営してきましたが、いよいよ私も引退を考える時期が来たため、この『天然砥石館』の事業を引き継いでくれる館長候補を募集したいと思っています。
亀岡市が運営している『森のステーションかめおか』という施設の中に『匠ビレッジ』というスペースがあり、その日常管理も引き受けています。少し複雑ですが、その『匠ビレッジ』の中で私が個人事業として『天然砥石館』を展開しています。
『森のステーションかめおか』の中にある『匠ビレッジ』の中にある『天然砥石館』というわけです。
このあたりの詳しいお話は実際に面接の際か、こちらに来られた際に詳しくお話させていただきますね。
収入としては『匠ビレッジ』の管理委託費(日常管理業務)と天然砥石館の砥石の販売や研ぎ体験等の売上がメインです。収入面ではギリギリですが、自分のアイデア次第で自由に活動ができるので、毎日がとても充実しています。施設をもっともっとPRしてたくさんの方に来ていただいたり、砥石の魅力を発信してネットショップの販売を強化したり、努力次第でまだまだ収入アップの余地は十分にありますよ!
天然砥石の世界は知れば知るほど奥が深く、また研ぎの技術の習得も必要ですが、応募者の方の経験値に合わせて、砥石の知識や研ぎの技術習得まで、最大で1〜2年間は引き継ぎと研修の期間を設けたいと考えています。
分からないことなどは丁寧に教えていきますので安心してくださいね!
天然砥石館の館長 上野大成さん
天然砥石館の館内(入口付近)
自然あふれる環境の中で、伝統の砥石文化を守りたい人を求む!
このような方を求めています。
・天然砥石の文化を未来に残していきたい人
・天然砥石という地域資源を生かして地域を盛り上げたい人
・市の複合施設という利点を生かして新しい場作りをしてみたい人
・自由な発想で新しい価値や新しい体験を創造したい人
・自分の事業として起業したり、個人事業として活躍したい人
・都会生活に疲れて田舎でひとつのことに打ち込みたい人
ゆくゆくは『天然砥石館』の館長として、1人でこの場所を切り盛りしていっていただきます。自分で考えて行動できる人、新しいアイデアや考えで新しいことにチャレンジできる人にとっては、とても魅力的な環境が整っています。
大自然の中で自分らしく生きていきたい人、日本や世界に向けて天然砥石の魅力を伝えてみたい人、ぜひご応募をお待ちしています。
来場者に一番人気の「研ぎ体験」
館内にはさまざまな砥石が展示される
自然あふれる環境の中で、伝統の砥石文化を守りたい人を求む!
◎事業形態:個人事業主(匠ビレッジの日常管理業務は市からの委託事業)
◎業務内容:①天然砥石館の運営、匠ビレッジの日常管理業務、②文化庁関係事業など
①天然砥石館の運営、匠ビレッジの日常管理業務
開館日:毎週 木・金・土・日(月・火・水は自由な活動に当てられます)
開館時間:10:00~16:00(前後30分程度は準備や片付け)
休館日 月・火・水、年末年始
②文化庁関係事業(天然砥石・青砥の調査・発掘・継承事業など)
◎技術習得期間中の収入補助:時給1,050円×7時間/日 程度
◎その他手当:なし 保険等補助なし
◎その他:副業可
来場者の案内や対応も重要な業務です
砥石の販売も大切な事業収入のひとつ
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亀岡市は京都市のすぐ隣に接していて、JR京都駅から快速に乗ればわずか20分で亀岡駅まで来ることができます。トロッコ列車、保津川下り、湯の花温泉の3大観光が有名ですが、京都の奥座敷とも呼ばれるこの地域は京野菜の一大生産地としても知られ、市場に出回る京野菜の約7割が生産されるとも言われる農業のまちでもあります。人口は約8万7000人。中心部こそ都会的な街並みですが、少し車を走らせれば周囲には田園風景が広がる「トカイナカ」です。
勤務地となる「森のステーションかめおか・天然砥石館」のある場所は、亀岡市の中心部から車で20〜30分ほど離れた山間の麓にあります。敷地内には運動場やテニスコート、キャンプ施設、クライミング施設、レストランなども併設されていて、老若男女が集う魅力的な場所です。
自然豊かな森に囲まれた気持ちのいい場所で毎日を過ごせるという職場環境も魅力のひとつです。
1974年東京生まれ神奈川育ち。大学を卒業後、出版社に勤務し雑誌編集やWEBコンテンツの制作などに約20年に渡り携わる。雑誌編集業を行う傍ら、音楽イベントの企画・制作なども行い、26歳で独立。27歳で仲間とともに編集プロダクション+音楽プロダクションの2軸を柱とした会社を設立。以後12年に渡り、編集業と音楽レーベル運営・野外フェス運営等の事業に携わる。2014年に京都へ移住し、個人事業「アースコンシャス」を始動。現在は京都市と亀岡市の2拠点で活動し、環境フェス「アースデイ in 京都」を主宰する傍ら、日本全国のアースデイを繋ぐ「一般社団法人 アースデイジャパンネットワーク」の理事、亀岡市が主催する「かめおか霧の芸術祭」のプロジェクトマネージャーなど、地域創生や地域づくりなどを中心に活動を行っている。
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