【三条市 / 移住者レポート】「季節を感じられる暮らし、心地よさとはなんだろう」
募集終了

東京都から三条市に移住した綾部さん。
地域おこし協力隊として、まちなかエリアの地域振興、魅力向上のために活動しています。

※当記事は、note「三条で暮らす。」からの転載です。
↓転載元
https://sanjo-city.note.jp/n/n39e1eb4aa158

こんにちは、まちなかエリアで活動している地域おこし協力隊の綾部あやです。
東京から三条市に移住して1年。
いま現在の暮らしと移住して思うこと、地域おこし協力隊として取り組んでいることなどをつづります。住まいを変えて自分らしい暮らしや働き方を考えている方、移住に興味を持っている方に読んでいただけたら嬉しいです。

一年前といま

わたしは地域おこし協力隊の着任に合わせ、2021年6月に三条市に引っ越してきました。それから暑い夏が過ぎ、冬になりました。雪道での運転はドキドキしましたが、そんな冬も終わり、これ以上ないくらい春の到来を嬉しく感じました。

一年前のわたし。
夫を東京に残し、ひとり三条で暮らし始めました。
三条にゆかりのないわたしは、移住支援の担当者だけが頼り。他に知り合いもいなく不安はありましたが、それ以上に期待が大きく、新たな生活に胸が高鳴っていました。

通勤は電動自転車。天気のいい日は最高ですが、急な天候の変化に襲われ、びしょぬれになったこともありました。この辺りは、晴れていたと思えば豪雨に見舞われたり、雷がたくさん鳴り響いたり、一日の中で天気がころころと変わります。いまは(中古の)愛車のおかげで、暑い夏も寒い冬も快適です。

車がなく、地理感がない当時のわたしに担当者が勧めてくれたのは「東三条駅」周辺でした。
実際に住んでみると周辺にはスーパーやドラッグストアがあり、東三条駅では新潟や長岡に乗り換えなしで行ける「JR信越本線」も利用できるので、当面車を購入する予定のない方にはおすすめのエリアです。

当時わたしは一日も早く環境に慣れ、地域の方たちと良い関係を築こうと必死になるあまり、不自然に取り繕ってしまい、周りにも自分にも誠実とは言えませんでした。これではうまくいくはずがありません。立て直す方法や手段に躍起になり、失敗してはまた立て直すの繰り返しでしたが、それでも見捨てずに励まし続けてくださった方々には感謝しかありません。

現在のわたし。
この春、夫が三条に引っ越してきて、11か月ぶりに夫婦二人暮らしです。一人の気楽さはありましたが、やはり夫がいてくれるのはなにかと心強いです。
そして、心落ち着ける拠り所が増えました。それは、自然の中であり、いつも笑顔で迎え入れてくれるカフェや店員さんであり、不安を打ちあけ希望を語り合える人の存在です。

また、しばらくペーパードライバーだったわたしですが、1時間くらいのドライブを楽しめるまでになりました。
先日東京から三条市に移住を考えていらっしゃる方にお会いすると、一年前の私と同じく運転の心配をされていました。「運転は慣れなので、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。」こんなことが言える日が来るなんて自分でも驚きです。

三条移住のきっかけとなった 「鎚起銅器」 火の通りが早いのも魅力の一つですが、なによりこのフォルムに毎回うっとりします。

三条移住のきっかけとなった 「鎚起銅器」 火の通りが早いのも魅力の一つですが、なによりこのフォルムに毎回うっとりします。

好きな場所のひとつ。自分へのご褒美、癒されたい時に足を運びます。

好きな場所のひとつ。自分へのご褒美、癒されたい時に足を運びます。

移住後のくらし

朝5時半頃に目を覚まし、ベランダのハーブを眺め、軽くストレッチをして、洗濯機をまわしながら家事を済ませ、30分程度の朝学習、出勤時間の20分前に自宅を出て、勤務先のステージえんがわに到着します。
東京では毎朝ぎりぎりに目を覚まし、バタバタと支度をしていたのがうそのようです。

ここで少し、わたしの活動拠点である「ステージえんがわ」について、ご紹介します。
ステージえんがわは公共施設です。施設には事務所といえる場所が存在しないので、普段は来館者のみなさんと同じテーブル席で作業をしています。
そして、施設内には「三条スパイス研究所」という食堂が入っており、美味しいスパイスカレーが食べられます。もちろん、カレーを食べなくても自由に過ごせる場所なので気軽に足を運んでいただけると嬉しいです。

※ステージえんがわ
http://sanjoy-machinaka.jp/engawa/

※三条スパイス研究所
http://spicelabo.net/

体験移住時に三条市に訪れた際、えんがわの建物はひときわかっこいい建物だと感じました。(個人的には夜の明かりが灯ったえんがわが好きです。)おそらく市外、県外から訪れる皆さんもわたしのように「おおっ!」と感じるのではないでしょうか。初めて三条を訪れたのが3年前、まさかそこで自分がこんな風に過ごさせていただけるなんて、感激です。

宿題をしても、仕事をしても、女子会(もちろん男子会も)をしてもいい場所です。週末のイベントだけではなく、日常的に活用していただけるよう日々アイデアを考えています。

待ち合わせや、友人との語らいなど、もっと色々な方に知って利用していただきたいと思います。イベントも行っているので、ぜひ遊びに来てください。

帰宅後は夫と夕食の支度をし、ゆっくり食事をしても時間はまだ十分にあります。お酒好きのわたしたち夫婦は、以前は待ち合わせてお酒を飲んで帰ることも多かったのですが、いまは外で焼き鳥とビールを頂くのがたまの贅沢です。週末は、仕事後に夕焼けを見ながら、ドライブがてらカフェや大きなお風呂(温泉)に行くのがわたしたちのブームです。いずれにしても、時間を贅沢に使えるのが東京とは違う良さだと思います。

また、「今度の休日はどこへいこうか?」と考えるのも楽しみの一つです。都内のように大渋滞になることはないので、快適なドライブが楽しめます。ちなみに、三条の方にお勧めの場所を教えていただくのですが、ラーメンに対する熱量を感じずにはいられません。わたしも地元の友人が遊びに来たら、ラーメンを熱く語るようになるのかしらと、ひそかに三条っ子を夢見ています。

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「ローズゼラニウム」の タージーマージ― (ハーブなど芳香のある植物を 束ねた花束のこと)

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ステージえんがわ

ステージえんがわ

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三条市
三条市 地域経営課が紹介する三条市ってこんなところ!

ちょうどいい田舎、三条市。
新潟県三条市は、新潟県のちょうど真ん中に位置するものづくりのまち。
東京から2時間と上越新幹線が止まる燕三条駅や高速道路のインターチェンジがあり、アクセス抜群の地域です。人口は約10万人の都市で、中心市街地にいけばスーパーやコンビニがそろっており少し車を走らせると山や自然が豊かな下田地域にもいける都会と田舎の側面を持つ地域。
ものづくりの技術は世界から認められており、
いくつかのアウトドア用品の有名ブランドも実は三条市が本社だったりします。
三条市をもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください!
https://sanjo-city.note.jp/

三条市 地域経営課
三条市役所 地域経営課
▼三条市HP https://sanjo-city.note.jp/ 人口約10万人の地方都市・三条市は、鍛冶技術の伝統を受け継ぎながらも、時代に合わせて革新を続けてきた打刃物の技が光る「ものづくりのまち」です。新幹線が止まる燕三条駅から車で約30分走ると、自然豊かな地域・下田郷が広がります。地方都市暮らしも、田舎暮らしも叶えられる一石二鳥なまちです。
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