20代の後悔を胸に〜カレー屋を目指す彼女が見つけた「挑戦」という人生のスパイス〜滋賀大学生の移住者レポート(1)
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公開日:2022/11/25
終了日:2024/03/31

20代の後悔を胸に〜カレー屋を目指す彼女が見つけた「挑戦」という人生のスパイス〜滋賀大学生の移住者レポート(1)

今回、私たちは、地域おこし協力隊として、西浅井に赴任した秋田彩花さんに、インタビューを行いました。インタビュー当日から、約2週間前に西浅井に引っ越しされました。秋田さんは、岐阜県恵那市出身で、雰囲気は西浅井と似ているそう。秋田さんの地域では、高校卒業後は地元を出て進学や就職をする人が多く、秋田さんもその例にもれず、地元を出て美容系の専門学校に進学されました。西浅井に来るまで関東や名古屋で過ごされたそうです。専門学校卒業後は美容室に就職され、美容室に勤めたあとは、広告業の代理店に転職したそうです。コロナウイルスの影響で、仕事の時間が減り、自分の時間が増えたことにより、これまでの人生を振り返り、これからの生き方を見つけたいと考え、今回の移住を決意されたそうです。本記事では移住してきたばかりの秋田さんが、どのような経緯で、移住を行ったのかや今後の展望について紹介していきます。秋田さんが移住を考え出したきっかけは、仕事がフルリモートになったことです。「直接ありがとうと言われるような人と人とのつながりが、やりがいになっていて、フルリモートになって、チャットなどの文字ではなく、人と人との直接的な掛け合いの重要性に改めて気がついた」と秋田さん。仕事があるから名古屋で働いていたが、そこに住みたいというわけではなかったそうで、むしろ、自然豊かな土地で人と関わりながら生きていきたいという思いが強かったとのことです。これを機に働くことや、これまでの人生、そしてこれからの人生について考えるようになったそう。そこで、移住という選択肢を思いついたそうです。移住先として、「岐阜出身で海のない地域で育ったので、水が近くにあるところに住みたかった。だた、当初は琵琶湖をそこまで意識していたわけではなく、滋賀県を候補地として入れていたのは近かったから。」と語ります。実際に案内され時は、とても感銘を受けたそうで、滋賀県であれば、水が近くにあり、地元からも近いため移住先の県を、滋賀県に決定したそうです。

長浜のみなさんが温かかった

秋田さんが長浜市を移住先として選んだ決め手は、長浜でお会いした方々が温かかったことだそうです。そんな長浜市役所との出会いは、長浜市役所が開催したワークステイでした。ワークステイに参加した時は、コロナの影響があってか、参加者は一人のみだったという。そのおかげもあってか、ワークステイ当日はとても手厚いサポートを受けられました。さらにワークステイ終了後も、長浜でお会いした方々とは連絡を取り続けて、気にかけて頂いたようだ。他の地域のワークステイにも参加したことがあるが、ワークステイが終了したら、関係も切れてしまうことが多かったが、長浜市は、違ったようです。「イベント後も継続的に連絡を取り合えたのは嬉しいし、一人知らないところに飛び込むのは怖いので、長浜市のサポートは安心感があった」と秋田さん。長浜の温かさや安心感が決め手となり、移住先を長浜市に決定されました。西浅井を住む場所として、選んだのは地域おこし協力隊の募集要項が、事業提案型だったからだという。秋田さんは、スパイスが大好きで、カレー屋を開きたいそうです。
秋田さんが地域おこし協力隊について、知ったのは長浜市役所からの紹介があったから。地域おこし協力隊の募集は、6月から始まるのだが、なんと5月には前職を辞めていたそうです。「実は地域おこし協力隊の倍率が高いのを知らなくて...。 長浜市役所の方から"地域おこし協力隊っていうのがあります"っていうお知らせを 頂いて、それで応募したんですけど、後になってから倍率がすごく高いのを知りました。今になって考えてみると、かなり向こう見ずな行動だったと思います(笑)」と笑顔で語ります。移住後は西浅井の方へ挨拶周りに行ったそうです。その時、地域おこし協力隊の任命式を新聞やテレビで見たよと温かく歓迎されたそうです。今後は、温かく迎え入れてくれた長浜のみなさんに、恩返しをしたいそう。いろいろなことに挑戦しながら積極的に交流をしていきたい。そして、西浅井をはじめ、長浜のみなさんに来てもらえるようなカレー屋さんを開くことが、彼女のミッションであり、夢です。

取材風景

取材風景

最後に

秋田さんはとてもチャレンジ精神旺盛に見えるので、「昔からそうでしたか。」と、尋ねてみると、秋田さんは「元々は引っ込み思案だった。」と答え、「20代の頃はやらずに、後悔していることもあった。」とも語りました。何が彼女を変えたのだろうか。それは、「前の会社の尊敬する先輩が、仕事を辞め挑戦する姿を見たからだ。」と語ります。それを見て、自身も後に続きたいと思えるようになったよう。やりたいと思ったことは、まず行動することが大切だと30代で、やっと気づいたと語ります。そんな秋田さんにとっての「チャレンジ」は何だろうか。それは、何か大きなことをするよりも、些細なことを後回しにせず、今やることだそうです。加えて、完璧を求めないで気楽に考えると、身動きが取れるようになるとも語っています。私は今回のインタビューを経て、今できる小さなことの積み重ねこそが、物事を達成する近道だと感じました。恐怖や緊張などで、立ちすくんでしまった時は、秋田さんの「完璧を求めないで気楽に考えると、身動きが取れるようになる」という言葉を思い出したい。

滋賀大学経済学部森ゼミナール 松本和真 協力:滋賀県長浜市
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長浜市
いざない湖北  茂森 貴洋が紹介する長浜市ってこんなところ!

滋賀県内で有数の観光地である長浜。
羽柴秀吉が初めての城持ち大名となって開いた城下町で、戦国の三英傑が駆け抜けた足跡が数多く残る戦国ロマンあふれるまちです。
歴史だけでなくユネスコ無形文化遺産である長浜曳山祭りや黒壁スクエアなど市民が中心となって作り上げた新旧の文化が交差しています。
古くから交通の要衝であり、総合病院もあり、暮らしに不便を感じることはほとんどありません。
次の文化をつくるために、リモートワークや起業、副業・兼業も促進しています。
そんな長浜市の空き家情報はこちらで公開中。
https://www.nagahama-capital.net/
もしお好みの物件が見つからなかった場合はこちらもご覧ください。
高島市
https://move-takashima.jp/sumai
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https://koisuru-akiya.com/akiyabank/
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https://www.hikone-akiya.com/

いざない湖北  茂森 貴洋
長浜市移住定住促進協議会
びわ湖の東北部に位置する滋賀県長浜市です。 羽柴秀吉が初めての城持ち大名となって開いた城下町です。 豊かな歴史と自然に恵まれながら、新しい文化もはぐくむ長浜で、やりたかったことにチャレンジしてみませんか? 移住だけでなく、リモートワークや起業、副業・兼業と新しい働き方も支援します。
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