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- 【協力隊募集】日本屈指のブリ漁場で、魚の高付加価値化に取り組みませんか?
三重県尾鷲市の定置網では、”鰤(ブリ)という漢字”の由来の一つである”師走(旧暦12月)”の時期とはかけ離れた、3月〜4月の春に集中して大量のブリが漁獲されます。
通称『春ブリ』と呼ばれるこの魚。
脂の乗りも良くて美味しいものの、世間一般の”ブリ=冬が旬の魚”という固定観念から外れるため”冬の寒ブリ”に比べて安価で取引されており、市としても、町としても魚価向上への取り組みが喫緊の課題となっています。
そこで尾鷲市の漁師町「九鬼町」に入り、SNSでの情報発信・販路開拓へ向けた営業活動・流通業者らとの連携の強化を通した、『春ブリ』をメインとした「九鬼の魚」の高付加価値化に取り組んでいただく地域おこし協力隊を募集します!
あなたが磨いてきた、そのスキル。
九鬼の漁師らと連携しつつ、魚価向上への取り組みに活かしていただけませんか?
興味を持っていただいた方は、【興味あるボタン】を押していただき、
まずは下記の「尾鷲市地域おこし協力隊現地見学会&体験キャンプ」にご参加ください!
\こんな人にオススメ!/
・女性の方も大歓迎!
・ドラマ『ファーストペンギン』を観た!
・新しい生活スタイルを模索している!
・一次産業に興味がある!
・海辺のまちに移住したい&仕事を探している!
・どこよりも新鮮な魚を食べたい!
九鬼町の定置網と「春ブリ」
紀伊半島のほぼ南端に位置する漁師町、
三重県尾鷲市「九鬼町(くきちょう)」。
戦国時代には織田信長の元、最強の水軍として名を挙げた「九鬼水軍」発祥の地としても知られる人口約400人が暮らす漁師町です。
そんな九鬼町の基幹産業である”九鬼定置漁業株式会社”(以下、九鬼大敷)は、明治32年よりブリを主な対象とした大型定置網漁業を操業。最盛期には1日1万匹を超えるブリを水揚げする日本屈指の一大漁場であり、他にもアジ・サバ・カンパチ・アオリイカ・スルメイカなど、四季を通して多種多様な魚種が水揚げされます。
九鬼大敷は、九鬼町の漁業全体の水揚数量の95%以上・水揚金額の83%以上を占めており、大型定置網は地区における雇用・経済の根幹として非常に重要な役割を担っています。
◉冬ではなく、『春』に獲れるブリ
まずブリという魚についてですが、成長段階より名前の変わる『出世魚』と呼ばれる魚の1種です。サイズにより[ワカナ]→[ツバス]→[ワラサ]と呼び名が変わり、魚体が8kgを超えると[ブリ]になります。
※呼び名・区切り方は地域により異なります。
そんな大きくて脂の乗ったブリの中でも、特に市場価値が高いのが真冬に日本海で水揚げされる「寒ブリ」です。
それに比べ3月以降に水揚げされる『春ブリ』は、世間一般の”ブリ=冬が旬の魚”という固定観念から外れるため”冬の寒ブリ”に比べて安価で取引されています。
魚の体脂肪率を計測するフィッシュアナライザを用いた市の検査では、『春ブリ』の脂の乗りは15%以上と高い数値を示す個体が大部分であり、中には30%を超える非常に脂の乗った個体も確認されました!
”冬が旬!”という固定観念を取っ払えば、『春ブリ』は「寒ブリ」に負けない魅力をもったダイヤの原石です!
[ 実はおいしい「春」のブリ ▶ https://www.city.owase.lg.jp/0000017745.html ]
◉定置網漁業の魚価向上への取り組み
定置網は来遊した魚の一部のみを漁獲対象とする「待ち」の漁業であり、資源に優しい持続可能な漁業であると考えられています。一方で、獲れる魚の量・種類をコントロールするのは難しく、売り上げを増加させるには『魚価向上』の取り組みが必要になります。
現在、九鬼大敷では品質向上のためにブリの活〆(血抜き)や市場価値の高い活魚(生きた状態)の出荷量を増やすための体制整備など、魚価向上に向けて新たな取り組みを模索しながら進めています。
九鬼大敷での「春ブリ」の水揚げの様子[R5/4/21撮影]
フィッシュアナライザを使った測定では「脂肪率15%」とある。
出会いたい人・一緒にやりたいこと
全く知らない土地… 全く知らない人達…
不安や緊張、恐怖感を持たれると思います。
尾鷲では地域住民を始め、市の職員・現役協力隊・協力隊OB・OGらが可能な限り活動をバックアップします。
日本屈指のブリ漁場で、地元定置網漁師たちの取り組みと連携をとりながら、情報発信の強化・販路開拓・流通業者との連携強化などを通した「九鬼の魚」の高付加価値化にあなたのスキルを活かしていただけませんか?
まずは一度、「尾鷲市地域おこし協力隊現地見学会&体験キャンプ」にお越しください!
求める人物像…
・活動的で、体を動かして仕事をすることが好きである。
・新たな物事に積極的に取り組むチャレンジ精神を持っている。
・地域住民らと連携し、コミュニケーションを取りながら活動を進められる。
・魚が大好きである。毎日でも食べたい!
【雇用条件】
雇用形態:地域おこし協力隊として、尾鷲市から業務委託
雇用期間:1年更新(最大3年)
募集人数:1名
業務内容:『春ブリ』をメインとした九鬼の魚の高付加価値化への取り組み
SNSでの情報発信・販路開拓へ向けた営業活動・流通業者らとの連携の強化等
必須条件:①都市地域から尾鷲市に移住し、住民票を尾鷲市に移動できる方
②普通自動車免許を取得している
勤務場所:尾鷲市九鬼町
勤務時間:9:00 ~ 18:00 ※活動内容により変わります。
休 日:1ヶ月間での活動日数20日以上
給 与:月収208,000円 + 別途 活動費
賞 与:なし
福利厚生:活動に必要な各種保険類の費用は、活動費より捻出可能
支援制度:●九鬼町内住居手配(自己負担0円)
●その他、活動に必要な諸経費は予算の範囲内で活動費より捻出可能
※募集は定員に達し次第、終了します。
【求人者情報】
法人名:尾鷲市役所 水産農林課 水産振興係
帰港後は女性従業員も加わり、選別・仕分け作業を行う。
活動の拠点としていただく『九鬼漁村センター』
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- 気になった地域の人に直接チャットすることができる
紀伊半島の南側、三重県尾鷲市の漁師町『九鬼町(くきちょう)』
戦国時代最強の水軍「九鬼水軍」発祥の地としても知られ、現在は約400人が暮らす。 豊かな熊野灘に面した九鬼町は古来よりブリの一大産地として知られ、最盛期には1日1万匹を超え るブリが水揚げされる。近年では“映えスポット”としても人気を集め、雑誌やテレビでも取り上げ られるほど。その美しく透き通った青い海や『オハイ』と呼ばれる断崖絶壁の秘境を求め、日々各 地より観光客が訪れる。
〈 写真:akfocus 浅田克哉 / 文:尾鷲市水産農林課・akfocus 浅田克哉 〉
尾鷲市(おわせ)は三重県の南部に位置する人口15,000人ほどのまちです。
尾鷲市政策調整課は、移住の経験がまったくない役場職員では、移住する方の視点に立った本当の移住サポートができないと考え、地域おこし協力隊や移住者が設立したNPO団体とタッグを組んで、良いところも、悪いところも、実際の移住経験に基づいたサポートを目指しています。
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