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- 【月１回のお店づくり】今庄チャレンジマルシェ参加者募集＠福井県
自分でお店をやってみたいな
そんなあなたの想い叶えてみたいと思いませんか？
けど、お店を開業するにはお金もかかるし、会社員をしている自分には時間もないからと諦めていませんか？
例えば、飲食店の開業資金は2021年開業では、平均941万円と言われています。
そう、飲食店などの店舗を開業するにはお金がかかるのが事実。
店舗の改修費、料理器具や食器など、買い揃えるものはたくさんあります。
そして、会社員を辞めて飲食店を開業しても、上手くいかなかったらどうしよう。と思い、会社員を辞めてまでお店を始める勇気を持てないかもしれません。
そんなあなたが、自分のペースで無理なく、お金をほとんどかけることなく、飲食店にチャレンジしてみる機会を用意しました。
・飲食店を開業してみたい
・マルシェに出てみたい
・雑貨屋さんをやってみたい
・開業した後にお客さんが来てくれるかを知りたい
・自分でやっていくイメージを掴みたい
こんなキーワードが気になったら、読み進めてみてください。
ずっとずっと心のどこかにあった自分の夢への一歩を進めてみませんか？
月１〜２回の出店体験「今庄チャレンジマルシェ」
【今庄ってどんなところ？】
舞台は福井県南越前町にある宿場町・今庄宿。古くは江戸時代に宿場町として栄え、その後は国鉄が開業とともに鉄道員が多く住む街としての役割を果たしてきました。今でも宿場町だった頃の建物と鉄道時代の商店街の街並みが混ざり合う歴史とレトロな空間が残っています。
そんな今庄宿の玄関口となる「今庄駅」の駅前の広場で、あなたが手作りした商品を月１回もしくは２回の販売をするマルシェを開催します。
この「今庄チャレンジマルシェ」では、飲食だけではなく雑貨などのあなたが作った商品を販売することができます。
【近隣の加工所で商品を作る】
飲食店を開業したいと考え、少し調べた方ならご存知かもしれませんが、自分が作った食べ物を販売するには保健所からの「飲食店営業」などの許可が必要となっています。この許可を取るのに、２層シンクや手洗いシンクを整えるなどの工事費用がかかってくるのです。
そこで今回は、近隣の加工所に協力いただき、「そうざい製造業」「菓子製造業」「漬物製造業」の許可をもつ施設を使うことができるようになりました。あなたが作りたいものをこの加工所で製造し、駅前の広場で販売していただきます。このような出店者の方が数人集まるのが「今庄チャレンジマルシェ」なのです。
明治29年開業。今庄宿の最寄駅である「今庄駅」
駅前にある「ほっこり広場」が会場
なぜ、チャレンジマルシェを開催するのか。ー南越前町ローカルベンチャー事業についてー
古くから宿場町として栄え、近代では鉄道員が住む街として賑わっていた今庄宿ですが、時代の流れとともに、都会へ若者が出ていくようになり、いわゆる人口減少、少子高齢化が進むようになってしまいました。そして、人が住まなくなった家が空き家となり、その数は近年増え続けています。
当法人が運営する地域まるっと体感宿 玉村屋は、この今庄宿にある”空き家”をリノベーションし、地域の暮らしを体感できる交流型の宿として運営してきました。私たちが開業する前後に、カフェやパン屋さん、ギフトショップ、甘味処など新しくお店を始める方々が増えてきました。そして、空き家が活用され、ほとんど歩く人がいなかった街並みに、ちらほらと人が歩くようになったのです。もっと多くの魅力的なお店が増えると、それを目的として訪れた人が他のお店も回るようになり、趣のある街並みを歩く人が増えると考えています。
そこで、「今庄宿の空き家を活用してお店などを始める人を増やしてほしい」と南越前町役場からの依頼を受け、その内容に共感した私たちが運営するのが「南越前町ローカルベンチャー事業」です。南越前町という地方（ローカル）で新規事業（ベンチャー）を立ち上げる人を増やしていくことを目的としています。
しかし、そこに立ちはだかるのは「誰がするの？」という壁。世の中には「空き家を使ってカフェなどの飲食店をしたい」という想いを持つ方は多くいます。私たちも実際にご相談を受けることも多くあります。しかし、お店を開業するのは、そんなに簡単な話ではありません。先ほどお伝えしたように保健所の基準をクリアする設備を整えるなど、初期投資の問題などがあります。
そこで、まずは今ある資源を使い「やってみたいな」と思う人が「まずはやってみる」ということができるような機会を作るのが大切だと考えました。まずは今回の企画を通して、「誰かに自分が作ったものにお金を出してもらう」という経験をしてほしいと思います。そして、その結果、今庄で開業するのか、もしくは違うところ、はたまた違う道を進むのか、それは体験してから考えれば良いこと。（もちろん、私たちとしては、今庄宿で開業してもらえると嬉しいですし、全力で応援します）
まずは、カフェをやってみたい、雑貨屋さんをやってみたい。そんな目標を小さく叶え、実現に向けた道を歩いてみませんか？
【企画概要】
対象者：将来お店を持ちたいと考えている方（ぼんやりとした夢でもOKです！）
開催予定日：月１〜２回、土曜日 ＊7月〜11月の予定
＊詳細な日程については、出店者の方と調整の上、決定します。
＊原則的に、１回きりの出店ではなく、複数回の出店を要件としています。
開催場所：今庄駅前ほっこり広場
出店料・参加費：無料
＊材料費、必要な機材などはご自身で準備が必要です。
売れなかった場合の赤字補填などはありません。
＊商品を販売した売上は皆さんの元に入ります。
出店予定数：
フード系（加工所を使うもの）：２〜３店舗
雑貨系（加工所を使わないもの）：２〜３店舗
出店可能なもの：
フード系：
・「そうざい製造業」「菓子製造業」「漬物製造業」で製造が可能なもの
・パッケージに入れて販売できるもの（販売場所での加熱、調理は不可）
・ご自身で作られたもの
雑貨系：
・ご自身が作られたもの
【出店者の決定について】
申込み後、下記の基準により出店いただく方を選考させていただきます。
・今後、今庄宿で開業する可能性
・商品の販売経験
・商品の内容（他の方の商品とのバランス）
・町内の素材を使っているかどうか
＊なお、出店される方の居住地（住民票）は、選考対象外項目です。
★★ 申し込みはこちらから ★★
①「興味ある」か「応募したい」をポチッと押してください。
② 続いて、下記のフォームからエントリーをお願いしますmm
https://forms.gle/2Upgi19LAYF7coXg9
地方でお店をすることのメリット②
続いて、「誰かを雇う場合の賃金平均が安い」のメリットをお伝えして行きます。
各都道府県ごとに、最低賃金が設定されていますが、やはり都会に行けば高くなり、地方に行けば安くなるのです。
例えば、東京が時給1,072円に対して、私たちが住んでいる福井県は888円です。つまり、約200円も差があります。
例えば、カフェを運営するとして、接客にアルバイトをお願いしたとします。
1日6時間頼むと、都会と地方では1,200円の差になります。月20日だと24,000円違います。年間にすると、28万8,000円。特に商品単価が安い飲食店系だとこれだけでも大きな違いです。
ここまで最低賃金だけで話しましたが、実際は周りの求人と比べて高いか安いかとなります。それでも都会は周りが高いのでそこに合わせなければならず、人件費が経費を高くしてしまうのです。
これが都会と地方の人件費の違い。つまり、固定費の違いになってきます。
地方でお店をすることのメリット
今日は、地方でお店をすることのメリットをお伝えしたいと思います。
それは、
・固定費が安い
・誰かを雇う場合の賃金平均が安い
・注目してもらいやすい
という３つだと思います。
何かお店をしようとすると、多くの場合は「場所」が必要になってくるでしょう。これが月々、どのくらいかかるが固定費です。お客さんが多かろうと少なかろうと、場所に対する費用は変わりません。
これが都会だと、テナント料や建物の賃料が、とても高価です。それに比較すると地方は格段に安くなります。
この固定費が安いと、開業当初にお客さんが少なくて売り上げが少なくても、固定費の支払いができなくなり、閉店みたいなことにはならないのです。
他のメリットについては、次回以降お伝えしていきます。
こんなことも学べる今庄マルシェ、出店者募集中です！
地域でお店をするときの２つの考え方
地方移住をして、お店をするときにポイントとなるのは、「誰を顧客にするか」ということ。
① 地元住民
② 観光客などの地域外から来る人
大きく分けると、この２つになります。この両方を狙っていきたい気持ちもわかりますが、ここはどちらかに絞りましょう。そうしないと、どっちつかずなものになってしまい結局、誰も来なくなってしまうのです。
この今庄チャレンジマルシェに出店される方には、こういった知識もお伝えしていきたいと思います。ただ、マルシェに出すのではなく、起業したい想いを後押しする。そんな心構えで、募集しています。
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福井県南越前町。ここは便利だけど「なんか懐かしい」と思う景色に出会える町です。車で30分走れば（注：田舎の人の車で30分は生活圏内）、広がる日本海、そびえ立つ山。そして農村風景が広がる場所です。
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