富山市の限界集落大長谷地区秘密基地リフォーム大作戦

 富山県のNPO法人白木峰と大長谷(オオナガタニ)を愛する会は、富山市八尾町の限界集落大長谷地区を国内外から、遊びではなく非常時や災害時にも生き延びるサバイバル能力をもつオールラウドな逞しい百姓を育てる為に、大長谷ワイルド&カントリークラブ(OWCC)を創設しました。
 
 令和6年11月~7年2月まで富山県の、魅力ある田園地域づくりプロトタイプ創出事業の支援を受けて、OWCCは「世界が憧れる田園地域」創出するため、大長谷の地理的特性を活かした中山間地域での継続性のある新しいライフスタイル確立を目指します。

 近年多発する天変地異に対して、適切な対応で家族や大切な人を守れる技術を身につけるために、まずは大長谷に来て様々な体験をしてみませんか!

空き家をリフォームして移住希望者と関係人口が利用出来るようにする。

 日本中で問題になっている空き家の増加ですが、その中で過疎化が進む山奥の地域はそれをリフォームして有効利用する事により、地域が復活出来る可能性がある場合もあると考えられます。

 富山市八尾町大長谷地区は人口40人の限界集落なのでコンビニから20km以上離れて学校も病院もATMも何もない所ですが、発電所が点在するので光ケーブルが整備されネット環境は街中とおなじで、携帯電話も全社使えて、テレワークも可能になって来ました。

 豪雪地帯ですが除雪体制は大変良いし、口うるさい地元のボスもいなくなった現在は、移住や関係人口として多少不便でも、大自然の中で人間本来の能力を高めたい方や、何か特技を活かしてチャレンジしてみたい方にもとても活動しやすい場所になってきたと思います。

 空き家を購入しリフォームをして住みたいと考えている方がいらっしゃいますが、我々はまずは借家から始める事をお勧めしています。
 過去に購入した方が高齢になり利用しに来れなくなり、連絡も途絶えて家が荒廃しても地元では放っておくしかない状況になってしまった家が何軒かあります。

 

地元のシンボル白木峰とニッコウキスゲ

地元のシンボル白木峰とニッコウキスゲ

冬の大長谷

冬の大長谷

大自然の中での生活に興味がある方、リフォームイベントに参加しませんか!

 11月から2月まで毎月一回、大長谷秘密基地リフォーム大作戦と言うイベントを開催しますので参加すれば、ついでに冬の大長谷で身も心もリフォームされるかも知れませんよ!

大雪の時

大雪の時

冬の味覚ジビエ肉(これは猪のロース)

冬の味覚ジビエ肉(これは猪のロース)

イベント・ツアー内容

開催日程:2024年11月24日~ 2024年11月24日

所要時間:8時30分~17時

費用:無料

定員:10 人

集合場所:富山市大長谷交流センター

解散場所:富山市大長谷交流センター

スケジュール

 8時30分 大長谷交流センターに集合
 9時~12時 リフォーム講習会(交流センター近くの古民家にて)
12時~13時 昼食(ジビエ料理)
13時~16時 リフォーム講習会(午前中と同じ)
16時30分~17時 大長谷交流センターでミーティング
17時 解散
 
 

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富山市
猪俣正道が紹介する富山市ってこんなところ!

 神通川に注ぐ大長谷川沿いの南北10kmに40人がぽつりぽつりと人家が点在する大長谷地区はその限界集落過ぎるイメージとは違い、まあまあ人の気配があるのは数カ所ある発電所関係や道路管理者の昼間の人口と白川郷や飛騨高山方面と繋がる岐阜県境をに繋がる酷道471 472号線が人の往来を生んでいて、決して地図から名前が無くなる事はありません。
 ・春は山菜と熊の大好物の根曲り筍
 ・夏はニッコウキスゲが咲き乱れる白木峰登山やイワナやヤマメ釣り
 ・秋は紅葉狩とキノコ狩りに蕎麦祭り
 ・冬は新雪を狙うバックカントリースキーとジビエ料理
 大都市から来た移住者や無農薬栽培農家が、ここはオアシスの様な場所だと言うと、地元生まれで時々顔を見せる市街地に住む、都市生活に慣れた元住民には理解できないという構図があります。
 まあ取り敢えず、蕎麦祭りさえやってくれれば、後は任せた好きにしろという移住者天国です。

猪俣正道
NPO法人白木峰と大長谷を愛する会

 東京都新宿区生まれ、20歳代前半は登山に熱中して、日本での困難な冬山登山を経てヒマラヤとヨーロッパアルプス登山経験して人並み以上の度胸とサバイバル能力を身に付ける。

 当時はなかなか登山では食って行けず、25歳で体調を崩した事もあり、料理も得意だったので調理師学校へ行きました。

 卒業して直ぐに英国で仕事見つけ、アルプスも近いと思いに渡り舟とロンドンへ行き、調理師として働き始めました。

 同時ロンドンには、日本のバブルの影響で人口数万人の日本人村が有り、本当に雑多な全都道府県出身者がうごめく善人悪人揃った面白い所で、新宿歌舞伎町以上に楽しく恐ろしい経験をしましたが、無事日本人と結婚も出来ました。

 最後の17年間は、大谷選手御用達のレストランNOBUのロンドン店の寿司カウンターで世界中のセレブを接客する貴重な経験をしたのち、ヘッド寿司シェフを勤めました。

 充実した英国での生活でしたが、50歳を過ぎ、東日本大震災後にボランティアで東北各地を回り、日本の田舎の美しさと農村漁村の人々の逞しさに多大な影響を受けました。

 女房を説得して日本に戻り全国を周り、何ヶ所の中から海か近く魚が美味しい山奥の富山市大長谷に借家を見つけ移住して、有機農業や狩猟活動とジビエ料理の開発等に熱中して10年が経ちました。

 現在は、仲間とNPO法人を立ち上げて大長谷地区の有効活用の道を模索しています。
 
 

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