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- 人と人をつなぎ、まちが笑顔であふれる地域新聞の再興を仕事にする地域おこし協力隊募集
東京から車で2時間半、電車でも2時間半。
福島県の最南端、周囲を山で囲まれ、日本有数の鮎の釣場である久慈川が流れるところに矢祭町はあります。
矢祭町は林業や農業など、山からの恵みを活かして生活してきたまちです。
かつてはこんにゃくの里と呼ばれ、こんにゃく畑が町を代表する風景でした。
林業も盛んで木材産業だけでなく木炭の生産も一つの産業となっており、地域住民の大切な収入源となっていました。
現在は鉢花・いちご・米は県内有数の生産量を誇っており、鮎・ゆず・ラズベリーといった新たな産品も増えてきています。
また、町の名前の由来にもなった矢祭山公園には春の桜にはじまり4月下旬からは紅色のつつじ、秋には紅葉も見どころとなるため多くの観光客が訪れ、矢祭の旬の食材を味わっていきます。
さらに、町では子育てをしやすい環境づくりに力を入れています。年によっては出生率が2人を超えることもあり、近隣から子育てをするために矢祭に移住してきたという家族も増えてきています。
50年間、地域の日常を発信し続けた夕刊紙の意志を受け継ぐ
矢祭町の家庭には、地域新聞「夕刊矢祭」が毎日ポストに届いていました。50年間、雨の日も雪の日も、どんな時でも地域の情報が詰まったB4サイズの裏表2ページの夕刊紙が発行されていました。
町内で開催される大きな行事や自治体からの情報だけでなく、矢祭山のツツジが咲いたなどの四季の情報、小中学生の運動会や卒業式、町民活動の様子や町民のみなさんの日常など、夕刊矢祭を読んでいれば地域で起きていることを家にいながら知ることができました。
例えば、夕刊矢祭に取材されることが町民たちの趣味の活動のひとつのお披露目の機会になっていました。また記事を通して多くの町民に活動を知ってもらうことができ、活動に張り合いが出ることにつながっていました。
何かに挑戦している姿を誰かが見てくれている、記事にしてくれるというのは嬉しいものです。そんな情報を矢祭町民は楽しみにしていましたし、久しく会っていない友人が夕刊に掲載されたとなれば連絡をするきっかけにもなっていました。
さらに夕刊矢祭では、地域の子どもたちが配達員として関わりお小遣いを稼いで駄菓子を買うことができたなど、人の想い、つながり、情報、経済が循環する仕組みがありました。家族3代で配達に関わっていたという町民もいます。
そうして矢祭町民にとって当たり前にある存在だった夕刊矢祭ですが、継続することが難しくなり2022年12月末に廃刊となりました。
地域の日常を支えていた情報紙「夕刊矢祭」がなくなってしまい、町の至る所から復活を望む声が出始めました。その声は日に日に大きくなり、町としても地域の日常の情報を通じてつなげていく組織を地域おこし協力隊制度を活用して再興していきたいと考えるようになりました。
50年も続いた夕刊紙を再興すると聞くと、難しく感じてしまうかもしれません。
今回、募集する地域おこし協力隊の方々は1名ではなく複数名でチームとなっていただき、地域で暮らす町民のみなさんとの関係づくりから始めていただきたいと思っています。町民のみなさんが地域新聞に期待していることや取り上げて欲しい内容、さらには町民のみなさんと一緒になって活動できる事から考え、企画し実行していく活動に取り組んでいただきたいと思っています。
また、矢祭町には心強い協力隊の先輩たちや相談できる専門家がいます。まずは、まちの皆さんの想いを知り、共感し、紹介をするところからはじめてみませんか?
地域の日常を記事にして「笑顔あふれる地域づくり」への挑戦
○今回のプロジェクトで出会いたい人はこんなひと
・ひとの応援をすることが好きなひと
・ひとの話にわくわくできるひと
・なにげない日常を大切にしたいと感じているひと
・まちの人と一緒に、新たな挑戦を楽しんでできるひと
・まちの人の想いに共感を寄せられるひと
・人やまちの魅力を伝えることが好きなひと
・地域の情報発信を仕事にしていきたいひと
〇このプロジェクトに期待できること
・町内外のたくさんの魅力的な人たちに出会うことができます。
・まちの人たちのいろいろな声を聞き、地域のことを知ることができます。
・3年後の計画をしながら活動をすることができます。
・心強い地域おこし協力隊の仲間たちがいます。
・地域の情報紙の立ち上げに関わることができます。
・町民にとって必要な地域新聞のありかたについて考え実践することができます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。このような活動は、ほとんどの方が経験したことがないと思います。だからこそ、一緒に悩みながら地域の方々と共につくり上げることができると思っています。
また、地域おこし協力隊として着任していただいた後は、着任後研修や活動の伴走を専門家も入れて支援していきます。新たな挑戦をしていく文化が残る矢祭町で、私たちと一緒に新たなチャレンジをしてみませんか?
ご応募お待ちしています。
〇矢祭町で活動している地域おこし協力隊たちのプロジェクトのSNSアカウントがこちらです。ぜひ覗いてみてください。
・ヒガシダテ待会室
facebookページ:https://www.facebook.com/higashidate.machiai.shitsu
instagram:https://www.instagram.com/yamatsuri_life/
・矢祭もったいない図書館
facebookページ:https://www.facebook.com/yamatsuri.mottainai.lib
instagram:https://www.instagram.com/yamatsuri.mottainai.lib/
地域おこし協力隊の募集について
雇用形態 : 会計年度任用職員
給 与 : 175,770円~
福利厚生 : 社会保険、雇用保険、厚生年金加入
家賃その他活動費の一部町負担(光熱水費、引越費用は自己負担)
賞与、年次休暇、特別休暇あり
応 募 : 応募申込書、履歴書、住民票、志望動機を矢祭町役場事業課にご提出ください。
応募期間 : 2023年10月2日〜2023年11月30日
選 考 : 一次選考 書類選考
現地でのインターンシップ研修及び面接
地域おこし協力隊の活動報告の様子のレポートがこちら:https://note.com/irodori_group/n/n9bf25a6c2078
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東京から車で2時間半、電車でも2時間半。
福島県の最南端、周囲を山で囲まれ、日本有数の鮎の釣場である久慈川が流れるところに矢祭町はあります。
矢祭町は林業や農業など、山からの恵みを活かして生活してきたまちです。
かつてはこんにゃくの里と呼ばれ、こんにゃく畑が町を代表する風景でした。
林業も盛んで木材産業だけでなく木炭の生産も一つの産業となっており、地域住民の大切な収入源となっていました。
現在は鉢花・いちご・米は県内有数の生産量を誇っており、鮎・ゆず・ラズベリーといった新たな産品も増えてきています。
また、町の名前の由来にもなった矢祭山公園には、春の桜にはじまり4月下旬からは山つつじ、秋には紅葉も見どころとなるため多くの観光客が訪れ、矢祭の旬の食材を味わっていきます。
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