募集終了

【笠間市】伝統的工芸品「笠間焼」の魅力発信・作家の育成を担う地域おこし協力隊募集

笠間市及び笠間焼協同組合と連携した、伝統的工芸品である笠間焼の国内外への販路開拓や文化・技術を継承する作家の育成支援を担う地域おこし協力隊の募集を行います。 なお、今回募集を行う地域おこし協力隊員は「笠間焼振興プロデューサー」として活動します。

【笠間焼協同組合について】 「伝統的工芸品」の指定をうける笠間焼。その発展と振興のために、笠間焼協同組合は様々な活動を行っています。 伝統的工芸品を永い将来にわたり維持するうえで最初の課題となるのが後縦者の育成。笠間焼協同組合では、毎年伝統技法やデザインの 基本技術等について各種の研修会を実施。技術改善、品質維持についての調査・研究を目的とする研修も行っています。

活動内容とポイント

■活動内容 笠間焼の販売促進に係る活動 ・笠間焼協同組合との連携、調整 ・作家や販売店等の情報収集とプロモーション ・デザイナーや飲食店等とのコラボ商品開発 ・国外及び県外のバイヤーへのPR、営業活動

笠間焼の後継者育成に係る活動 ・笠間市や笠間陶芸大学校との連携、調整 ・笠間の陶炎祭(ひまつり)の企画、運営 ・作家や工房と連携した体験コンテンツの造成 ・作家への販路開拓サポート、補助金紹介

その他、目的達成に資する活動 ・毎月の活動報告書の提出、活動報告会での報告 ・行事や地域コミュニティ活動への参加

■採用予定人数:1名

■任用時期 令和5年4月1日以降(市と内定者との相談のうえ決定)

■期待する成果 ・笠間市の伝統文化を広く発信する ・笠間焼作りの新たな担い手創出 ・作家同士のコミュニティづくりと発展

■活動のやりがいと地域に貢献できること 江戸時代から続く日本の伝統ある文化を国内外へ広く知っていただくことで、地域の知名度向上や発展に貢献することができます。 また、笠間焼を多くの方に知っていただく活動は、人々の暮らしに欠かせない「食」の時間を豊かにすることにも繋がります。

■活動で大変なところ 笠間焼は長い歴史を持ち、伝統を受け継ぎながらも、古いしきたりや慣習はほとんどなく、完成したうつわには、作家一人ひとりの「自分の色」が色濃く表現されています。 その多種多様な笠間焼の魅力をいかに多くの方に知っていただくか、コンテンツからその発信方法まで試行錯誤が必要です。

■活動による得られるノウハウ ・情報発信スキル ・イベント企画、運営に携わる経験 ・国内外への営業経験

■受け入れ体制 笠間では、多くの作家さんたちが地域に根付いてものづくりを行っています。その中には、市外からの移住者も多く、外からの文化を寛容に受け入れる地域の土壌があります。現役で活動する先輩協力隊員もいますので、協力隊の活動のこと、暮らしのことなど相談しやすい環境です。 また、陶器市などの地域イベントも盛んで笠間焼を通じた交流の場に恵まれています。

笠間焼協同組合が運営を担う「陶炎祭」
笠間焼協同組合が運営を担う「陶炎祭」
「笠間の陶炎祭」は、約200人の窯元や陶芸家たちが一堂に集合して、作品を直接販売する一大陶器市です。
「笠間の陶炎祭」は、約200人の窯元や陶芸家たちが一堂に集合して、作品を直接販売する一大陶器市です。

地域おこし協力隊3年間のロードマップ

<1年目> 作家や販売店とのネットワーク構築 組合業務の把握、商品知識の習得 イベント等の参加、運営サポート

<2年目> SNS等での情報発信 営業先リストの作成、営業活動 イベント等の企画、運営

<3年目> ECサイトの構築、運営 国外、県外への販路開拓

■地域おこし協力隊卒業後について ・陶器ショップを開業 ・インテリア雑貨バイヤーを開業 ・笠間焼協同組合に就業

笠間市で活動する現役地域おこし協力隊の皆さん
笠間市で活動する現役地域おこし協力隊の皆さん

募集要項

【勤務時間】 08:30~17:00(うち1時間休憩) 活動日数:週5日(37.5時間) ・原則的に月曜日から金曜日までの平日となります。

【休日】 土曜日、日曜日、祝日、年末年始 ・繁農期や研修等で勤務時間外、休日出勤が発生した場合は別日で振替となります。 ・年次有給休暇を利用することができます。 ・夏季休暇は年次有給休暇以外で休暇を利用することができます。

【雇用形態】 笠間焼振興プロデューサーは笠間市の会計年度任用職員とします。 任用期間は、令和6年度の任用日から令和7年3月31日までとします。ただし、年度ごとに任用の可否を判断し、最大3年間まで任用を延長します。

【給与体系】 170,000円/月(8,500円/日) ※期末手当は年2回(6月と12月)、報酬費の2.25か月/回が支給されます ※活動日数が20日未満の場合は、日割りの金額が支給されます

【選考について】 ①応募書類の受付 ・必要書類を送付いただいて、正式に応募したものとします。

②事前面談の実施 ・株式会社LIFULLの担当がWEB面談を行います。 ・志望動機やこれまでの経験などをヒアリングし、笠間市にお知らせします。 ・応募者から笠間市に聞いておきたいこと等を聞き取ります。

③書類選考 ・応募書類及びヒアリング内容をまとめたシートをもとに笠間市にて選考を行います。 ・選考結果はメールでお伝えします。

④一次面接(WEB) ・書類選考合格者を対象に、笠間市の担当者とWEB面接を行います。

⑤最終面接(現地) ・一次面接合格者を対象に、笠間市内にて面接を行います。 ・実施場所や日程等の詳細については、一次面接選考結果を通知する際に応募者にお知らせします。 ・面接時には必要書類を持参いただきます。 ※交通費等に関しては自己負担とします。

⑥最終結果の通知 ・選考終了後に、結果を文書で通知します。

メッセージなどで詳細を聞いてみたい方は、ぜひ「応募したい」ボタンを押してください! ちょっと気になる!という方は「興味ある」ボタンを押していただけたら嬉しいです🙌

笠間市×LIFULL採用支援

このプロジェクトの地域

茨城県

笠間市

人口 7.02万人

笠間市

笠間市 地域おこし協力隊採用事務局が紹介する笠間市ってこんなところ!

茨城県の中央に位置する笠間市は、豊かな自然と歴史・文化が根付いたまち。買い物やレジャースポット、病院、福祉施設が充実しているので、住みやすさも抜群です。さらに、都心部へのアクセスも電車で60~90分ほどと良好。緑を感じながら快適に暮らせる笠間はまさに「ちょうどいい田舎」なんです。 . 特徴1:カフェや公園も多く、のどかでゆったりとした暮らしができる 笠間市は、一年を通して晴れの日が多く、冬でも穏やかでのどかな環境です。 市内には大小様々な公園があり、子どもものびのびと遊ぶことが出来て子育て環境としてもおすすめです。 また、少し足をのばせばおいしいお店や笠間芸術の森公園、グランピング施設などのおもしろい施設もあるため、お出かけが楽しくなります。 . 特徴2:多くのギャラリーがあるアートの街 笠間市は「芸術のまち」と称されるだけあって、市内ではたくさんの陶芸家が活動しています。 クラフトのイベントやギャラリー、美術館など、アートに触れる機会が豊富で、車で一時間程度の距離には海や山、様々な自然があり、アートの環境も豊かです。 . 特徴3:栗の生産No.1!モンブランなど栗の食べ物が多く楽しめる 茨城県は、栽培面積・収穫量ともに全国1位を誇る栗の産地です。茨城県では明治30年頃から栗の栽培が始まったとされており、その中でも笠間市は、代表的な栗の産地として知られています。

笠間市は日本一の栽培面積と経営体数を誇り、温暖な気候や保水性・通気性に優れた火山灰土壌から美味しく薫り高い栗を育みます。気候や土壌条件も相まって、品種としても多くの種類を栽培しており、十数種類あるといわれています。

また、笠間市では、品種別・サイズ別に選別を行っており、品質の均一化と消費者ニーズに合わせた提供ができる体制となっています。

笠間市では、「笠間の栗」のブランド力向上のため、多くの取り組みを行っています。 消費者拡大及びPRのため「かさま新栗まつり」などのイベントの開催や栗生産者への補助事業等を重点的に行うことで、生産者、加工・販売事業者の所得向上を目標に日々努めています。 . 特徴4:都心へ1時間。生活環境も充実していて便利な街でもある 茨城県の中央に位置する笠間市は、友部駅からJR常磐線を利用すれば約1時間で都心にアクセスできます。 買い物やレジャースポット、病院、福祉施設が充実しているので、住みやすさも抜群です。田舎の里山ライフや、静かで自然を満喫する暮らしを実現できる「かさまの暮らし」を始めてみませんか。 . 特徴5:伝統・文化が根付き、お祭りが多い街 笠間市では、伝統工芸、絶景、奇祭など通年でさまざまな地域イベントやお祭りが開催されます。 どれも気軽に参加でき、地域と繋がる場として、魅力を知る機会としてもおすすめです。

▼お祭り・イベント一覧 <3月~6月> ・あたご山桜まつり ・笠間つつじまつり ・笠間の陶炎祭 ・かさまスポーツ&フードフェス ・車の茅の輪くぐり ・茅の輪くぐり

<7~8月> ・八雲神社夏季例祭 ・平神社祇園祭 ・稲田ふれあい祇園まつり ・八坂神社の祇園祭 ・南友部まつり ・笠間納涼盆踊り花火大会

<9~11月> ・かさま新栗まつり ・笠間浪漫 ・笠間の菊まつり ・ふるさとまつりinかさま ・陶と暮らし。

<12~2月> ・かさま陶芸の里ハーフマラソン大会 ・かさま除夜の鐘 ・彩初窯市 ・かさまの桃宴 . 特徴6:地域とつながれる交流スポットが充実 笠間市内には、農業初心者でも無料で講習や農機具の貸出サポートを受けられる「笠間クラインガルテン」や、農園をシェアしたり、地域交流の場となっている「コミュニティ農園ともべコモンズ」など、新しい交流スポットが続々生まれています。 また、移住検討中の方に向けては、移住体験のできる「かさちょこHOUSE」や、スタッフや利用者同士で交流が出来る「ゲストハウス門前ハウス」もおすすめです。 . 特徴7:その他暮らしについて 公共交通について 交通の要となる友部地区には、JR常磐線特急の停車駅である友部駅や、高速道路の常磐自動車道と北関東自動車道が交差する友部ジャンクションやインターチェンジがあります。また秋葉原からの高速バスは笠間稲荷神社や道の駅かさま等の主要施設まで運行しています。 . 買い物・飲食店について 新鮮な野菜や果物が買える直売所が点在しています。 各エリアには日常生活には不便のないスーパーマーケットやコンビニエンスストアがあります。 (直売所10/コンビニ36/スーパー14) . 医療機関について 「地域医療センターかさま」は、笠間市立病院、保健センター、地域包括支援センター、病児保育室の入る複合施設です。近くには茨城県立中央病院もあり、充実した医療施設が整っています。 (病院5/診療所32/歯科33) . 子育て環境について 市内には、幼稚園・保育園・認定こども園が18か所あります。 また、下記のような、子育て世代が集える施設や相談窓口・支援センターの設置等、子育てを楽しめるようさまざまな支援を行っています。 ・笠間市子育て世代包括支援センター ・子育て支援センター「みつばち」「かんがるー」「くりのこ」 ・笠間市児童館「笠間キッズ館」 など . 教育環境について 市内には、小学校10、中学校5、義務教育学校1、特別支援学校2、高校3の学校があります。 また、明日を担う笠間の子どもたちのために、様々な教育事業に取り組んでいます。 ・英語教育強化推進事業 ・算数、数学学力向上支援事業 ・寺子屋事業 など

このプロジェクトの作成者

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笠間市は茨城県の中央部に位置し、首都圏から約100キロメートル、県都水戸市に隣接し、東京からのアクセスも良いちょうど良い田舎です。 気候は、夏は気温も湿度も高く、冬は乾燥した晴天の日が多い、太平洋型の気候となっています。

茨城県は栽培面積・生産量ともに全国一位の栗の生産地として知られていますが、中でも笠間市は栗の生産が盛んな栗のまちです。毎年秋には、人気の栗菓子の販売や栗の試食・販売、いが栗を使ったゲームが楽しめる「かさま新栗まつり」も開催されます。

また、江戸時代中期から歴史を持つ笠間焼も有名で、平成4年に伝統的工芸品に指定され、近年では、古い歴史に育まれてきた伝統に新たな技法が加わり、自由な作風で新たな商品を生み出しています。現在では、約300人の陶芸家や窯元がいる窯業産地となっています。令和2年6月には、栃木県益子町と共同で「焼き物文化(笠間焼・益子焼)」を中心に据えたストーリー「かさましこ~兄弟産地が紡ぐ‘‘焼き物語”~」が日本遺産に認定されました。