八女で古民家カフェをはじめた理由。おすすめ本を通じて八女の人を紹介します!(「つながるバス停」今月のセレクターシリーズ)
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公開日:2020/11/06
終了日:2021/02/06

八女で古民家カフェをはじめた理由。おすすめ本を通じて八女の人を紹介します!(「つながるバス停」今月のセレクターシリーズ)

「つながるバス停」今月のセレクターシリーズについて
 福岡県の南西部に位置する八女市では、2020年10月11日に人と地域とのつながりを増やすことを目的とした「つながるバス停」がオープンしました。バス停にはコミュニティライブラリーを併設し、 八女の顔となる人を「八女人」として選定し、 その人が薦める本を紹介する『今月のセレクター』というコーナーを設けます。 この記事では今月のセレクターと、その方のおすすめ本をご紹介させていただきます!

このシリーズに興味がある方はぜひ「興味ある」を押してください!

理美容師から古民家カフェのオーナーになった矢部さんのご紹介

 今回ご紹介するのは、カフェ「ao cafe」のオーナー矢部秀成さんです。
昔券番(芸妓の取り次ぎなどを行う事務所のこと)だった町家を1年かけて改修をしてカフェにし、地元の食材にこだわったランチやお茶を提供しています。

11年前に八女に移住する前は福岡市内で理美容師をしていたという矢部さん。かねてからどんな形態でも良いので古民家を活用した事業をしたいと思っており、八女の重要伝統的建造物群保存地区(伝建地区)の取り組みを知り、移住されました。

今でこそ若い人を中心に人気の古民家カフェですが、10年前に矢部さんが「ao cafe」を始められた当時はまだ少なかった時代。町家を活用した古民家カフェは先駆的な取り組みだったようです。

カフェ好きに読んで欲しい!矢部さんのおすすめ本はこちら!

矢部さんのおすすめ理由とともにおすすめ本のご紹介をさせていただきます!

『カフェの扉をあける100の理由』(著・川口葉子)
「私のバイブルです。お店を始めるにあたってヒントをもらうために読んでいました。オーナーの深い思いがこもった一冊です。この中でも特に栃木県のカフェSHOZOさんがすごいです。外見の写真などを見ながら感性を磨かせてもらっています。これからお店を始める方は色々と不安だと思いますが、この本を読むと不安がワクワクに変わります。」

ちなみに矢部さんがカフェに行くときのお作法を聞いたところ、なるべく仕事目線にならないよう基本的には何も話さないそうです。気になるお店ほど自分のこと知られないように隅っこの方でゆっくりと時間を過ごすとのこと。

『小さなカフェはじめました』(著・竹村真奈)
「ゆっくりまったりとお茶でもしながら自分時間を過ごしたいかた、小さくても何かやりたいと思っている方におすすめの一冊です。」

『水は答えを知っている』(著・江本勝)
「人間らしく生きるためにどう生きるべきか、自分の生き方を模索している方に読んで欲しい一冊です。」

矢部さんがおすすめする八女はこんなところ!

大の歴史好きの矢部さん。八女の伝建地区の建物は江戸時代から続くものも多いのですが、「ao cafe」は昭和初期に建てられたものだそうです。同じまちの中に違う時代の風景が点在する町並みが八女の面白いところだと言います。

 そして建物が残ると、生活様式も当時の面影が少し残ります。お茶屋敷なら代々培ってきた考え方や技術が建物と共に引き継がれます。時代が変わっても同じような生活様式を肌で感じられるのが八女の魅力なんだとか。そんな地域性に携わりながら、自分の生活を営んでいくことに対して共感や憧れを抱いたからこそ、このまちに移住を決めたそうです。

先日「ao cafe」は11周年を迎えました。 自給自足や移動販売など次々と新しい取り組みに挑戦されています。 八女にお越しの際はぜひのぞいてみてください。 https://coin.machino.co/regions/yame/shops/501551925536

先日「ao cafe」は11周年を迎えました。 自給自足や移動販売など次々と新しい取り組みに挑戦されています。 八女にお越しの際はぜひのぞいてみてください。 https://coin.machino.co/regions/yame/shops/501551925536

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八女市
原七海華が紹介する八女市ってこんなところ!

私が思う八女の良さはこちら!
・自然が身近にあり、山・川・空を楽しむことができる(おすすめは星空観賞!)
・人が優しい(自分も優しくなれた気がする)
・地場の食材が安くて美味しい
・立地や古民家を活用したカフェやグルメな店が多い
・古い町並みやレトロな建物が多く、時代を感じられる
・伝統産業が残っていて職人の技を見ることができる(和紙作り体験できます!)

自然が多い地域だけでなく、大型店舗が立ち並ぶエリアもあるので好きなように暮らしを選べます!

原七海華
八女市地域おこし協力隊
八女市出身。 京都の大学を卒業後、八女にUターンし地域おこし協力隊。 「八女のロマン」と「つながるバス停」担当。
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