百年(ももとせ)をつくり続ける起業家と共に挑む里山の開拓メンバーを募集
働く・住む
公開日:2020/12/09
終了日:2021/03/31

百年(ももとせ)をつくり続ける起業家と共に挑む里山の開拓メンバーを募集

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ここ秋田県湯沢市岩崎地区で、100年以上の歴史ある黒漆喰の蔵をリノベーションしたカフェ「momotose」や、築120年の古民家を改修した一棟貸しの別荘「草木ももとせ」を手掛け、地域の生活文化を輝かせる事業を立ち上げてきた沓澤優子さん。
沓澤さんが次に取り組む新しいテーマは「牛と山から成る自給遊園」!植物の知性と動物の力を借りて、生きる楽しさに満ちた経済循環のある田舎をつくっていくために、岩崎地区の耕作放棄地と化している里山を開拓していきます。
森の中で牛を飼い、森を育てながら薪としてエネルギーを得る。懐かしくも新しいそんな暮らしの風景を、次の百年(ももとせ)に向けて生み出す、沓澤さんのパートナーを募集しています。

環境負荷の少ない循環型の家づくりと秋田にしかない景色のある暮らしを実現したい

里山開拓プロジェクトの発起人・沓澤優子さんは、学生時代から秋田の自然景観とその取入れ方に配慮した暮らしを実現していた古いお家が大好きで、秋田へ帰郷してからは、自分の思い描く暮らしを実現させることを仕事にしようと、自宅をハーフビルドで建てたり、職人の手仕事を大切にする地元工務店が手がける住まいづくりを応援する住宅雑誌を発行してきました。そんな家づくりや暮らしに対する一貫した意識と偶然の出会いが繋がり、現在のインテリア・カフェ「momotose」となる古い蔵を改装する話が舞い込みます。
"建物は直すだけでは維持できない"との考えから、自分の好きな料理を出す。お茶を出す。丁寧なものづくりの心が伝わる家具や雑貨を売る。いつまでも滞在していたくなるような窓の景色を仕立てる。自分の持ちうる知識と出来ることを総動員し、カフェという場所を生み出しました。

さらに、同地区内にある古民家を改修し、一棟貸しの別荘もスタート。岩崎地区に残る古い建物とゆったりと流れる時間に、身を委ねられる空間として生まれ変わらせました。沓澤さんは、自分の興味範囲以外のことは続かないと、自分の理想とする家づくりや暮らしを主軸に「秋田にはないモノ×秋田にしかないモノ」を掛け合わせて新しい価値と空間をフィールドとする岩崎地区につくり出してきました。

2018年には、岩崎地区内の事業者と共に、歴史的建造物や景観を事業を通じて保持していくことを目的とした協議会を設立。より多くの人々に、岩崎地区の居心地の良さと魅力を知ってもらうため、公園の整備や食文化を切り口にしたイベント等に取り組んできましたが、立ち寄れる建物はあっても、田舎ならではの“自然景観”を楽しめるコンテンツが無いという課題に気が付きました。そこで、新たなコンテンツを生み出すために、かつて住民の生活資源の糧でもあった里山を再開拓することを決意。山のある循環型の暮らしを実現させるために、土地の確保や、先進地域の視察などの資源や協力者を募りながら進めています。

山を散策して、街を一望できる景観を探すことが好きな沓澤さんによると、岩崎の里山はかつて山道整備が行われたため、再整備すれば木々が繁って歩きにくい山道も、岩崎の街を一望できる展望台も再び人が楽しむ景色に生まれ変わらせることが可能なのだそうです。さらに、春になれば山菜を採り、夏は木を伐り、秋はキノコを採り、冬はスキー板をかついで遊びに入る。住民にとって、岩崎の里山には山の恵みを借りる暮らしが当たり前だった景色がありました。かつての里山の姿を事業を通じて再開拓していく一連の取り組みには、岩崎を訪れる人だけでなく、岩崎に暮らす人にとっても、昔懐かしい景色を見ることができる取り組みになればという想いも込められています。

冬は一晩で車が埋もれるほどの豪雪地帯である秋田では、薪ストーブで暖を取る家庭が多かったことから、木質エネルギーとして木々を裏山から伐り出していました。しかし、現在では石油エネルギーを由来とした暖房機の台頭で裏山の木々は必要とされなくなり、人と山の境界が断たれた里山では熊の目撃情報を耳にすることも少なくありません。
沓澤さんのカフェでは、給湯と暖房の熱源を薪からとっています。「薪を伐ってくべるだけと結果的に効率的」手間はかかるけど環境負荷が少なく、現代の建築的・機械的手法があれば高効率で運用することが可能という考えから。こうした沓澤さんが持ついくつもの哲学が土台となっている里山の開拓は、観光コンテンツをつくるだけに留まらず、自分たちの生活エリアのすぐ側にある木質エネルギーを主軸にした、ここにしかない循環型の暮らしが提案できる可能性を感じさせます。

また、昔のままの景色だけではなく、ここにしかない景色を生み出すことを事業にしていくため、耕作放棄地と化している山には人手の代わりに牛を飼い、下草を牛に食べてもらうことで、重機を入れる環境負荷を抑える構想を描いています。そうした環境を整えながら、木々を伐り出し、牛の暮らせるエリアを広げていくことで、自然と遊びながら自分たちもその一部であることを知り、自然と調和した新しい暮らしをつくる。そして、里山と人との関係性を再構築することで、動物や植物と心を通わせながら共存し、気づきや歓びがいつも傍らある経済循環を岩崎の街につくることが沓澤さんの夢です。

家づくりや暮らしへの一貫した意識が体現されている蔵カフェ

家づくりや暮らしへの一貫した意識が体現されている蔵カフェ

沓澤さんが描く実現したい暮らし方の全体像

沓澤さんが描く実現したい暮らし方の全体像

3年後に向けたゴールと私たちが求める人

今回のプロジェクトは、里山をもう一度切り拓き、山の持っているエネルギーを借りる生き方をつくっていきたいという、沓澤さんの思い描く暮らし方そのものでもあります。元来、行動力のある沓澤さんですが、里山の開拓は、建物という範囲が限られた空間を手掛けること以上に、牛を飼い、木を伐り出していくために必要な資源や機会・人の力を借りていかなければ実現できません。そこで、沓澤さんと共に里山を開拓し、秋田・岩崎にしかない景色のある暮らしをつくってくれる立ち上げメンバーを募集します。

里山開拓プロジェクトは、発起人の沓澤さんによる土地の確保や資金調達と、募集メンバーによる実働(沓澤さんも伴走します)という役割分担で進めていきます。また、沓澤さんを中心に、牛飼い、木挽きのエキスパート、活動に必要な資源や人・機会をつなげる現地コーディネーターといった、沓澤さんの構想に共感して集まった多彩な人たちのサポートをもらいながら事業の自立化を目指していきます。

自立化に向かう3年間は、月額20万円の事業委託費と活動費を湯沢市からサポートを受けながら、里山の木々を薪材にして販売し、牛が飼えるエリアを広げていくところまでを目指します。3年後は、事業の自立として沓澤さんと雇用形態をとるか、起業家として自立するかを選択することができます。
※都市部からの移住を伴う場合は、地域おこし協力隊制度を適用することが可能です。詳しくは、採用条件をご確認ください。

私たちが暮らす湯沢市は、日本屈指の豪雪地帯。一晩で車が覆われる程の積雪と、湿度を含む重い雪を掻き出す作業には体力も気力も削られることも少なくなく、冬の間は雪との闘いを強いられる地域です。地理的条件の不便さを苦しいものではなく、厳しさの対価として四季に応じた豊かな暮らしが生まれていると、絶対不利条件を絶対有利条件として捉えられる思考を持ち合わせていることが求められます。豪雪地帯の中での事業の自立化は簡単ではありませんが、私たちは、今回の里山開拓プロジェクトが環境負荷も少なく、自然の循環の中で命や暮らしが巡る、秋田・岩崎にしかない景観をつくることができる構想だと信じています。沓澤さんの世界観や目指す未来の在り方に、自らもその一員となって実現していきたいと考える意志ある方のご応募をお待ちしています。

沓澤さんを中心とする里山開拓のサポーター

沓澤さんを中心とする里山開拓のサポーター

雪に覆われたカフェの様子

雪に覆われたカフェの様子

採用概要

里山開拓プロジェクトでは、令和3年4月から活動していただける移住を伴う方に、地域おこし協力隊制度を適用し、湯沢市から月々の事業委託費と活動費をサポートします。

【募集人数】1名
【勤務地】秋田県湯沢市岩崎地区を拠点に活動
【給与・賃金等】月額 200,000円(源泉徴収分が差引かれます。)
【雇用形態】湯沢市地域おこし協力隊として、湯沢市長が委嘱
【契約期間】委嘱の日から3年間

※地域おこし協力隊制度とは※
地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、地域での生活や地域社会貢献に意欲のある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度です。三大都市圏内・外に限らず、都市地域および政令指定都市在住の方が対象になります。ご自身がお住いの地域が対象かどうかは、総務省が提供する「特別交付税措置に係る地域要件確認表」を確認ください。

黒塀塗りの古民家が今でも残る岩崎地区の街並み

黒塀塗りの古民家が今でも残る岩崎地区の街並み

"東北のヘソ"と呼ばれる中央部に位置する湯沢市岩崎地区

"東北のヘソ"と呼ばれる中央部に位置する湯沢市岩崎地区

湯沢市
豊留侑莉佳が紹介する湯沢市ってこんなところ!

一晩で2メートル近くの雪が積もるほど、日本でも随一の積雪量を誇る雪国です。雪の深さから地域・集落ごとに協力し合って生活してきたため、コミュニティがとても強く、食料を一冬越えさせるための醸造やお漬物といった発酵文化も根強く残っており、発酵文化都市として注目を集め始めています。

秋田県の最南端に位置し、隣接する他県とは山で隔てられているため、どこから向かっても山を越える必要がありますが、山を越えると感じることのできる景観や水、空気の美味しさはぜひ感じてもらいたい湯沢の魅力です!

食べ物や自然を無駄にしない郷土料理、産業、家の構造、どの側面にも、先人たちの知恵の豊かさや深さを感じられ、循環型の優しい暮らしや生き方を考えることができる地域です。

プロジェクトの経過レポート
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2020/12/17

【発起人・沓澤さんと語る会】を実施します!

里山開拓プロジェクトにかける沓澤さんの想いや、一緒に立ち上げを担って頂けるメンバーへの期待についてお話頂きつつ、このプロジェクトに関心を持った方からのご質問へお答えする語りの場を座談会形式で実施します。

≪参加方法≫
SMOUTの規約により、お問合せをいただいた方に、こちらからイベントページURLをお送りします。

ぜひ、関心を持たれた方は、直接沓澤さんとお話ができる機会としてご活用ください!

豊留侑莉佳
湯沢市地域おこし協力隊
東京都杉並区出身で、現在は地域おこし協力隊として秋田県湯沢市に住んでいます。学生・留学時代はスポーツ部に明け暮れ、帰国後は地域向けのプログラムやイベントの運営事務局として働いていました。現在は前職の経験を活かし、インターンシップや起業支援を業務として行っています。
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