【学生限定】素朴で正直な漬物づくりを発信せよ!田舎くさいを秋田らしいにする広報部隊
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公開日:2021/02/04
終了日:2021/02/20

【学生限定】素朴で正直な漬物づくりを発信せよ!田舎くさいを秋田らしいにする広報部隊

地元産の野菜を使用した伝統的な燻り干しと無添加にこだわる古来製法で、素朴で真面目な秋田の漬物をつくり続ける株式会社雄勝野きむらや。秋田の漬物屋として、お客様に選んでもらうために木村社長が極めたい次なるこだわりは、“田舎くささ”が“秋田らしさ”として認知されていくためのブランドづくり!木村社長と共に、秋田の食文化の新たな広報戦略を考え、発信するプロジェクトです。

多様性ある秋田の食文化をつくり継ぐ最古の漬物屋

株式会社雄勝野きむらやは、昭和38年に木村社長の祖父が創業してから3代に渡り、湯沢の漬物文化の味を守り続けてきた地場の企業です。当時、薪ストーブの台頭と共に、秋田県南地域の保存食である漬物文化が失われつつあった際、“また、いぶりがっこが食べたい”という地元の声に応える形で、いぶりがっこ製造に着手したことが始まりでした。試行錯誤の上に生み出した、燻製小屋を使った「焚き木干し」製法によって、伝統的な燻り干しの味を再建することに成功し、元祖・無添加いぶりがっこを主力商品に、秋田県産野菜にこだわった昔ながらの漬物づくりを展開しています。

もともと会社を継ぐつもりはなかった木村社長ですが、秋田の漬物文化に触れてから気持ちは一転。秋田の食べ物にはまだまだ可能性があることを感じ、漬物を通して地域の食文化に光を当て、絶やさないようにつくり継いでいきたいと思うようになったそうです。社長に就任してからも、希少な風味を生み出す古来製法を守り、近年では発酵食に関心を寄せる海外のお客様からの取材や見学の問合せが増えるようになりました。こうした需要の高まりからも、秋田の食文化を事業を通じて伝える仕事に大きなやりがいを感じています。

農家に野菜づくりを続けてもらいたい想いから、全て県内産の野菜にこだわっている。

農家に野菜づくりを続けてもらいたい想いから、全て県内産の野菜にこだわっている。

不揃いの大根も全て買い上げ、手作業で大根をつるしていく。

不揃いの大根も全て買い上げ、手作業で大根をつるしていく。

秋田らしい素朴で正直な漬物づくりへの想いを見える化してください!

いぶりがっこの国内外の需要の高まりは、お土産品としてのいぶりがっこ造りに参入する企業も増やしました。雄勝野きむらやが、元祖・無添加いぶりがっことして商品を展開しても、お土産品として選択できる商品が増えたことで、木村社長の中で、“一目で見て秋田らしいと、お客様に手に取ってもらえること。そして、生産の背景と価値を理解してもらえる届け方が必要なのではないか?”という問題意識が芽生えます。

その一つの答えが、“田舎くささは、素朴で真面目”というイメージを訴求させていくデザイン部門を設立していくことです。まずは自社の本質的な価値や哲学を掘り起こし、デザインの指針となるブランドのコンセプトをつくっていきます。雄勝野きむらやの広報部隊となって、企業の哲学の掘り起こしと可視化を手伝ってください!

ロングセラー商品になっているいぶりがっこはデザインもそのままに。

ロングセラー商品になっているいぶりがっこはデザインもそのままに。

商品パッケージを含めて“田舎くさい”デザイン部門をつくりたい!

商品パッケージを含めて“田舎くさい”デザイン部門をつくりたい!

漬物や発酵食といった日本の食文化の魅力を広げていくことに興味がある方募集!

【期待する成果】
・雄勝野きむらやの広報部隊のベースをつくる
・雄勝野きむらやの理念が落とし込まれたPR動画と印刷物

【得られる経験】
・伝統産業や食文化が愛され続ける哲学を現場で学ぶ経験
・広報の知識習得から実践に至るまでの経験

【1か月のプロジェクトの流れ】
▼STEP1(~1週間):雄勝野きむらやの理念・哲学を掘り起こす
生産者にインタビューする
販売と製造の行程に参加する
Facebookページの更新

▼STEP2(1~3週間目):PR動画と印刷物制作に着手する
PR動画の骨子をつくり、必要な素材を集める→准じ制作に入る
印刷物のイメージを木村社長と擦り合わせる→准じ制作に入る
Facebookページの更新

▼STEP3(3~4週間目):最終報告と提案
雄勝野きむらやのブランドコンセプトを定義する
雄勝野きむらやの哲学が落とし込まれたPR動画の披露
広報部隊の引き継ぎ書の提出

【対象となる人】
・漬物や発酵食といった日本の食文化の魅力を広げていくことに興味がある
・相手の話を謙虚な姿勢で聞くことができる
・地域に根差す企業の広報担当者となって、消費者との橋渡しとなる表現力を磨きたい
・基本的なパソコン・スキルを持っている

【活動期間】
2021年3月~1か月間

【活動条件】
週5日以上、8:30~17:00

【活動場所】
株式会社雄勝野きむらや

※本インターンシップでは、活動支援金の手当てがあります。
※インターンシップ参画のため、湯沢に滞在する学生には滞在先としてインターンシップハウスの提供があります。

販売エリアが併設されている本社内でお客様と接しながら活動します。

販売エリアが併設されている本社内でお客様と接しながら活動します。

プロジェクトは、木村社長の右腕となって進めていきます。

プロジェクトは、木村社長の右腕となって進めていきます。

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湯沢市
豊留侑莉佳が紹介する湯沢市ってこんなところ!

一晩で2メートル近くの雪が積もるほど、日本でも随一の積雪量を誇る雪国です。雪の深さから地域・集落ごとに協力し合って生活してきたため、コミュニティがとても強く、食料を一冬越えさせるための醸造やお漬物といった発酵文化も根強く残っており、発酵文化都市として注目を集め始めています。

秋田県の最南端に位置し、隣接する他県とは山で隔てられているため、どこから向かっても山を越える必要がありますが、山を越えると感じることのできる景観や水、空気の美味しさはぜひ感じてもらいたい湯沢の魅力です!

食べ物や自然を無駄にしない郷土料理、産業、家の構造、どの側面にも、先人たちの知恵の豊かさや深さを感じられ、循環型の優しい暮らしや生き方を考えることができる地域です。

豊留侑莉佳
湯沢市地域おこし協力隊
東京都杉並区出身で、現在は地域おこし協力隊として秋田県湯沢市に住んでいます。学生・留学時代はスポーツ部に明け暮れ、帰国後は地域向けのプログラムやイベントの運営事務局として働いていました。現在は前職の経験を活かし、インターンシップや起業支援を業務として行っています。
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