【プロボノ】【リモートOK】まちの菓子屋から始める組織改革!内部体制をreMakeしてお茶のみ文化を紡ぎ直す第一歩を踏み出すプロジェクト
募集終了
公開日:2022/02/14
終了日:2022/05/09

【プロボノ】【リモートOK】まちの菓子屋から始める組織改革!内部体制をreMakeしてお茶のみ文化を紡ぎ直す第一歩を踏み出すプロジェクト

お茶っこ文化が根付く秋田県南部湯沢市で、地域の人々に愛され続ける老舗の和菓子屋 わかさ菓子店 は雪が降る冬の間も元気に営業しています。和菓子職人として帰郷した息子さんを3代目店主として迎え、将来は菓子屋を中心に地域課題を解決できるまちづくりを目指しています。一方で店主自身、お菓子作り以外にも日々多くの業務に追われ、その構想実現に踏み切れていないのが現状です。そこで、店主の時間確保を目的に外部人材を今よりもっとうまく活用していくための業務整理と運営体制のアップデートが必要と声が上がりました。今回は現地のインターン生と協働し、生産管理のシステムの導入や経営体制の再構築に一緒に挑戦してくれる仲間を募集します!

まちの菓子屋ならではの「小さくまわる業務体制」を徹底したい

商店街の一角に暖簾を出す合同会社わかさ菓子店は、湯沢の「おかえり」と「ただいま」を紡ぐまちのお菓子屋さんとして、祖父の時代に創業してから約100年続いてきました。湯沢地域の郷土菓子「がんじき」も創業当初から作り続けています。7代目にあたる若狭誠一朗専務は10年の修行期間を経て帰郷した和菓子職人。湯沢ならではの資源を生かした菓子作りに日々挑み、今ではジオパーク認定商品や「菅さんまんじゅう」などコロナ禍でも数々のヒット商品を生み出し、地域を活気づけています。

そんな若狭専務の将来の夢は、東北地方に根付く「お茶っこ文化」が紡がれていくコミュニティスペースをつくること。加えて、地域に山積している様々な社会課題をお菓子を通じて解決していくような存在になっていきたいと考えています。しかしながら、これらの構想や新規事業開拓、その仮説検証まで手が回っていません。その主な原因は二つ考えられます。
① 業務整理の必要性:
期間限定の学生バイトやパートの受け入れをはじめ事務作業や広報に時間を取られてしまい、若狭専務が負担する菓子づくり以外の業務内容が多い。
② 属人化した経営体制:
若狭専務とパートのお母さんたちの記憶で管理を続ける昔ながらのアナログな家族経営がそのままになっていて、外部人材が管理できない。

長年働いていたパートさんが退職し、現在はバイトやパートを含め6人体制で営業していますが、3月までにアルバイトが2人抜けるため、人員体制と生産管理を喫緊の課題として挙げています。現在は、内部環境をアップデートし“誰でもできる生産管理”のシステムを作ることで、アルバイトやパートなど外部から関わる人でもお店を回せるような環境を実現し、若狭専務の時間確保や従業員の働きがいにも繋がるのではないかと提案しています。わかさやが今後10年、20年とまちの人々に愛され続けるために、これからも継続的に人材を受け入れる体制作りに着手したいと考えています。

雪が積もる店舗外観

雪が積もる店舗外観

菅首相本人も認めた“菅さん饅頭”

菅首相本人も認めた“菅さん饅頭”

「誰でもできる生産管理システム」を整える

現在はアルバイト兼インターン生として関わっている学生が「生産管理のシステム化」に着手し始めましたが、学生自身数字での在庫管理やデータ収集に苦戦しています。今回は、賞味期限付きの在庫を抱える食品関係での店舗運営経験やコンサルティングスキルのある方にプロボノとして伴走していただきたく思います!

【挑戦したいこと】
・生産管理システムの基盤づくり
・専務が抱える業務の整理と外部人材への業務振り分け

【募集対象】
・食品系の店舗経営及びコンサルティングの経験がある方
・バックヤードから地方産業の支援に関心のある方
・地域に根づいた事業者が好きな方

【得られる経験】
・組織を内部から変革する経験
・データを見える化して業務体制を再構築する経験
・小さな事業者からシステム作りに挑戦する経験

店内の雰囲気

店内の雰囲気

いちご大福をつくる若狭専務

いちご大福をつくる若狭専務

知識やスキルを強みに伴走する1ヶ月の社会人インターンシップ

【テーマ】コンサルティング・内部管理・後方支援・まちづくり・文化継承・食

【活動内容】
《Step1》店舗運営の現状をヒアリング、課題を洗い出し整理する
《Step2》見える化させる課題を絞り、実行戦略を立案する
《Step3》実行に移し、継続的な仕組み作りに着手する

【活動期間】2022年3月
【活動条件】週1〜2回打ち合わせ
【活動場所】リモート※初回打ち合わせは現地で実施予定
【報酬】わかさのお菓子

お菓子の端っこで朝10時のお茶っこ

お菓子の端っこで朝10時のお茶っこ

昔ながらのレジ

昔ながらのレジ

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湯沢市
みちのくreMakersが紹介する湯沢市ってこんなところ!

秋田県の『南の玄関口』。約9700万年前に発生した火山活動によって、独自の景観や地層・資源が育まれ、食と自然に恵まれた街として栄えました。東洋一の産銀量を誇った銀山、日本三大霊山として知られる川原毛地獄、800年の歴史と製法を守り続ける伝統産業・川面漆器、地熱を利用した食品加工業etc...冬には一晩で2メートル近くの雪が降る豪雪地帯でもありますが、雪と火山と対照的な自然の恩恵を受けた暮らしと営みを感じることができます。また、1年の3分の1は雪に覆われているため、食料を一冬越えさせるための醸造やお漬物といった発酵文化も根強く残っており、食文化の幅の広さも感じられます。
食べ物や自然を無駄にしない郷土料理、産業、家の構造、どの側面にも、先人たちの知恵の豊かさや深さを感じられ、循環型の優しい暮らしや生き方を考えることができる地域です。隣接する他県とは山で隔てられているため、どこから向かっても山を越える必要がありますが、山を越えると感じることのできる景観や水、空気の美味しさを感じに来てください!

私たちは、秋田県湯沢市で、“たくさんの"re"をつくる人とまちを東北の地でつくる”をビジョンに活動しているまちづくり会社です。 地域内外の人と想いを繋ぎ、地域に暮らす多様な世代が織り成す多様なチャレンジの燈火をカタチにする人材育成事業を通して、地域の資源・経済・人の循環をつくることを目指しています。
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