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小布施町役場
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明治22年(1889年)4月、市町村制の発足に伴い、小布施村・福原村・大島村・山王島村・飯田村・北岡村・押羽村が合併して小布施村に、都住村・中松村・雁田村が合併して都住村となりました。
当時の合併推進法により昭和29年(1954年)2月に小布施村が町制を施行し、同年11月1日に都住村と合併して現在の小布施町となりました。
現在の小布施町は、これまでの4つの協働を大切にしながら、新たな協働のあり方やまちづくりのビジョンを模索しています。特に、次の時代のまちづくりを担う世代の育成と応援は、町がつないできたまちづくりの火を維持・活性化していく上で大きな課題です。
また、人口減少や少子高齢化が急速に進む中、町民だけでなく、町外の応援者と一緒にまちづくりを進めていくことや、これまで行政が担ってきた役割を見直し、より多様な協働を生み出していくことも求められています。気候変動や災害の大規模化など、地球レベルの視点を見据えた取り組みの推進も不可欠になっています。
そのような問題意識のもと、町では2012年から2018年まで「小布施若者会議」を開催し、小布施町内外の若者による新しいまちづくりや事業創造、行政の協働の動きを応援してきました。その結果、小布施若者会議をきっかけとした新しい行政施策や事業が町内外で生まれるとともに、若者会議の仕組みや活動が全国に広がる中で、若い世代における小布施の認知度向上に貢献しています。
小布施若者会議と同時期に開催された「小布施エネルギー会議」では、町内における自然エネルギーの利活用に関する研究や議論が進み、その動きは2018年の「小布施松川小水力発電所」の建設につながっています。
2019年からは隣接する長野市やフィンランドのトゥルク市と協働し、環境と経済が両立する新しいまちづくりの推進に向けた動きが生まれつつあります。
スポーツを切り口とした取り組みも数多く生まれています。2007年には、スケートボード施設「アイアンクロウビレッジ」がオープン。その後もスノーボードやスキーのジャンプ施設「小布施キングス(現クエスト)」のオープンや浄光寺の「スラックラインパーク」、町の公共施設を活用したボルダリング 施設「小布施オープンオアシス」などが相次ぎ、若い世代の新しい感性による事業が生まれ、スポーツの町としての存在感を高めています。