
ながの電力株式会社 第二創業期をリードする「地域おこし協力隊」を募集
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2025/11/21「興味ある」が押されました!
2025/11/13ながの電力株式会社(所在地:長野県小布施町、代表取締役:大宮 透)は、このたび、事業開発をリードする「地域おこし協力隊」を募集します。
当社は、長野県における地産地消型の自然エネルギー普及を目的に、2018年に小布施町・自然電力株式会社・株式会社Goolightの三者によって設立されました。2021年末から2022年にかけての電力市場価格高騰による事業戦略の見直しを経て、現在は再出発に向けた第二創業期を迎えています。
小布施町では、この新たな挑戦を共に担い、地域に根ざしたエネルギーの未来を切り拓く人材を「地域おこし協力隊員」として募集します。 2025年10月27日には、募集に関する説明会を開催予定です。
説明会の詳細・申込はこちら:https://obusetalkvol1.peatix.com/
■ 募集の背景
2011年の東日本大震災をきっかけに、「自分たちが使うエネルギーを自分たちでつくる」という機運が高まり、小布施町では「小布施エネルギー会議」が発足しました 。この議論から生まれたのが「ながの電力」です 。小布施町で生まれたこの取り組みを長野県全域に広げるというビジョンを掲げ、事業をスタートさせました 。
しかし、2021年の電力価格高騰により、お客様に多大なご迷惑をおかけしました 。この経験を乗り越え、現在は原点に立ち返り「自分たちがつくった電力を地域内で供給すること」に改めて取り組んでいます 。
小布施町は、2022年に「小布施町環境グランドデザイン」を策定し、「ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。この目標達成のためには、電力の地産地消が不可欠であり、今回の地域おこし協力隊には、その事業をリードする役割を担っていただきます 。
■活動イメージ
【Step 1:地域を知る・潜在的な太陽光発電適地を探索(〜6ヶ月)】 ・ヒアリングと対話: 小布施町と地域住民、事業者、農家など多様な関係者との対話を通じて、遊休地や未利用施設、休耕地など、太陽光発電事業に活用できる可能性のある土地を探索します。 ・情報収集と分析: 町の景観条例や地域の特性を考慮し、太陽光発電パネルの設置に適した場所や条件を特定するための情報収集・分析を行います。
【Step 2:事業の企画・地域内外の連携体制構築(6ヶ月〜2年目)】 ・企画立案と事業計画策定: 探索した適地に基づき、太陽光発電事業の具体的な企画を立案し、事業採算性や景観との調和を考慮した事業計画を策定します。 ・連携体制の構築: 自然電力や地域の建設会社、金融機関などと連携し、事業推進に必要な協力体制を構築します。 ・プロジェクトの組成:企画した太陽光事業について融資や補助金を活用しながら実際に着工・形にしていきます。同様のプロジェクトを積み上げていきます。
【Step 3:事業の実践(2年目〜3年目)】 ・事業の拡大・多角化:プロジェクトの実績を積み上げながら、同時にその他の再生可能エネルギー事業やまちづくり事業への拡大を進めていきます。 実践例: ・農地の有効活用として、営農型太陽光発電事業の導入をコーディネート ・公共施設や企業の屋根を活用した自家消費型太陽光発電システムの設置を推進 ・太陽光発電設備と蓄電池を組み合わせ、地域の防災拠点となるシステムの構築を推進 ・電源を活用したエネルギー実証事業 ・断熱改修の推進
【Step 4:任期終了後の多様なキャリアパス】 ・3年間の活動を通して得られる地域とのつながりと専門性は、将来のキャリアにおける大きな財産となります。任期終了後は、ながの電力の中心メンバーとして事業に関与していただく選択肢はもちろんのこと、意欲的な地域企業との協業、自ら新規事業を立ち上げるなど、個々の想いに応じた多様な道が開けます。
■求める人物像と期待する役割
ながの電力の地域おこし協力隊は、小布施町の「第二創業期」を担うコアメンバーとして、持続可能なまちづくりに貢献するエネルギー事業を自らの手で創り上げていく役割を担います。
【事業開発の推進力】 ・電力のベースとなる電源開発(公共・民間施設へのソーラーパネル設置提案など)を進める中心的役割を担っていただきます 。 ・株主である自然電力、Goolight、小布施町の持つノウハウや地域とのつながりを活用しながら、事業全体更には会社運営を一緒に推進頂きます。必須要件ではありませんが、手を動かして自ら事業を動かす意識を持っている方を募集しています。エネルギー業界の経験は必須ではありませんが、事業開発、営業、資金調達、プロジェクトマネジメントなどの経験がある方を歓迎します。
【地域に根ざした視点】 ・小布施町は景観まちづくりに力を入れているため、景観に配慮した電源開発が重要となります。町の部局や関係者と協力し、地域にとって真に価値のある事業を共に創り上げていく必要があります。 ・地域での暮らしや事業に関心があり、周囲の意見も取り入れながら実行できるコミュニケーション能力が重要です。 ・数年程度の実務経験をお持ちの方、あるいは第2新卒以上で主体的に業務を進められる方を歓迎します。
【「挑戦」と「行動」を大切にする人】 「田舎でのんびり」ではなく、「地域の未来に貢献したい」「新しいことに挑戦したい」という意欲のある方を求めています。
【地域ビジネスに関心のある人】 地域に根ざした事業開発を通して、まちづくりをリードしていくことに喜びを感じる方。
【エネルギーや脱炭素に関心のある人】 電力やエネルギー分野の経験は問いません。学ぶ意欲さえあれば、未経験でも歓迎します。
【コミュニケーションを大切にする人】 多様な人々との対話や連携を通して、プロジェクトを動かしていくことが好きな方。
募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
今回は、ながの電力株式会社に出向し、ゼロ・カーボン目標の達成へ向けて、再生可 能エネルギー電源の設置など町施策と一体となった地域電力事業の推進を支援する隊員 を募集します。 (1) 地域電力事業推進(再生可能エネルギー電源の事業開発、脱炭素化まちづくりの推 進や事務作業等)による地域コミュニティの維持・再生に関する活動 (2) 上記事業推進による地域間交流及び移住・定住の促進に関する活動 (3) その他町長が必要と認める活動
(1) 現在 3 大都市圏内の都市地域並びに札幌市、仙台市、新潟市、相模原市、静岡市、浜松市、京都市、岡山市、広島市、北九州市、福岡市及び熊本市のうち条件不利地域以外の地域に居住し、任用後に小布施町内に住民票を異動し居住することができる人 (2) 地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する以下の欠格条項に該当しない者 ・ 拘禁刑以上の刑に処せられ、その執行が終わるまでまたはその執行を受けることがなくなるまでの者 ・ 小布施町職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者 ・ 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法またはその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、またはこれに加入した者 (3) 心身ともに健康で、地域協力活動に意欲と熱意を有し、地域住民等と協働しながら積極的に活動できる人 (4) 普通自動車免許を有する人 (5) 一般的なパソコン操作ができる人 (6) 隊員の任期終了後も、小布施のまちづくり活動に携わろうとする、または町内に定住しようとする意思のある人
月額 237,700 円 ※給与のほかに、時間外勤務報酬、期末手当、勤勉手当があります。
■ 任用形態・任用期間 (1) 任用形態は小布施町パートタイム会計年度任用職員として採用します。 ※詳細な勤務条件は、小布施町パートタイム会計年度任用職員に関する諸規定によります。 (2) 任用期間は、任用した日から当該年度の末日までとします(活動実績により任用日から最長 3 年間の延長あり)。任用日は、相談により決定します。 (3) 任用後、1カ月間(1カ月の勤務日数が 15 日に満たない場は、その日数が 15 日に達するまでの間)は条件付採用となります。また、勤務を要する日が年 15 日に満たない者、職務を遂行する能力が十分でないと認められる者は、正式採用となりません。 ※会計年度任用職員は、地方公務員法が適用され、条件付採用や服務規程、懲戒処分、分限処分、人事評価等の対象となります。
住所
連絡先
小布施町役場 企画財政課 企画交流係
このプロジェクトの地域

小布施町
人口 0.97万人

小布施町役場が紹介する小布施町ってこんなところ!
小布施町は長野県北部に位置し、総面積約 19 km2で、人口約 1 万 1 千人の長野県で一番 面積が小さな町です。民と官との協働によりハード・ソフトの両面からまちづくりを進 めて 40 年余、小布施町には美しくどこか懐かしい農村の暮らしとうるおいのある住環境、 多くのお客様が訪れる中心部の町並が形成されてきました。現在は、「協働と交流のまち づくり」を旗印に、世代や地域を超えた交流を促すきっかけづくりを行いながら、町民 の皆さんはもちろんのこと、内外の民間企業の皆さん、大学や専門機関といったさまざ まなアクターとの協働によりまちづくりを推進しています。 少子高齢化、人口減少の波の中で、地域の成り立ちや特色に応じた将来ビジョンを今 一度描き直し、新しい仕事づくりや産業の活性化を一層推進するとともに、町に新しい 風を吹き込み、活気を生み出す取り組みが求められています。
このプロジェクトの作成者
明治22年(1889年)4月、市町村制の発足に伴い、小布施村・福原村・大島村・山王島村・飯田村・北岡村・押羽村が合併して小布施村に、都住村・中松村・雁田村が合併して都住村となりました。
当時の合併推進法により昭和29年(1954年)2月に小布施村が町制を施行し、同年11月1日に都住村と合併して現在の小布施町となりました。
















