【隊員募集】世界遺産のまち三重県紀宝町で空き家を未来につなぐ地域おこし協力隊を募集します!
募集終了

紀宝町は海・山・川の大自然に囲まれた三重県最南端に位置する町で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の3つを有する世界的にも価値のある地域です。温暖な気候に恵まれており、新鮮な海産物やみかんなど様々なおいしい特産品があります。
そんなわが街 紀宝町ではこのたび、空き家の所有者さんと活用者さんの橋渡しをして空き家を未来へ繋ぐ「地域おこし協力隊員」を募集します!

◎主な活動内容
業務の内容は、主に『空き家の状況把握業務(調査)』と『空き家所有者・移住希望者の相談窓口対応』の2つです。
『空き家の調査』では専用アプリの入った端末を持って実際に町を歩き、どの家が空き家か調査をしていきます。「郵便ポストにチラシが溜まってるから空き家かも?」「ガスメーターが止まってるから空き家かも?」そんなポイントをチェックしながら調査をします。
『相談窓口対応』では、空き家所有者のお悩みや、移住希望者のご相談に対応します。「使っていない空き家を有効活用したい」「親から実家を相続したけど、どうしよう?」「移住を考えていて空き家を探している」そんなお悩みをひとつずつ解決し、空き家を次の世代へ繋いでいくお仕事です。

◎業務は先輩相談員がしっかりレクチャーします!
不動産業界の経験がない方のご応募も歓迎しています。
調査や相談業務については、実際に相談員として所有者対応をしているスタッフがレクチャーするので安心してください!
大切なのはスキルや経験より「相手の話をしっかり聞ける」こと。
空き家の問題は、実は人の「こころ」の問題です。相談に来る方はみなさん様々な悩みを抱えていたり、複雑な感情だったり…。そんな方の気持ちに寄り添える方を探しています。

◆活動内容詳細
(1)移住希望者と空き家所有者の相談と流通促進に係る活動
 ①活用希望者、事業者、移住希望者の相談窓口業務
  空き家を活用したい方への物件の紹介、物件案内、支援制度情報の提供
 ②空き家所有者の相談窓口業務
  空き家所有者が求める出口に向けた伴走支援
 ③空き家の情報把握業務
  空き家調査員として外観調査及びデータ登録、登録データの更新
 ④空き家流通、移住促進に向けた企画立案・実施
  空き家流通に係る町内事業者等のネットーワークづくり
  空き家問題に対する意識醸成、啓発活動(ホームページ、SNS等を活用した情報発信)
  「空家等対策作業部会」への参画
(2) 地域おこし活動
 ①地域のイベント支援や地域活動等への参加
 ②町企画調整課用務に関すること
(3)その他、町長が必要とする活動

人類初の課題!世界に先駆けて日本で進む「空き家問題」を一緒に解決してください

◎日本各地で進む空き家問題。このままでは3戸に1戸が空き家に!?
いま日本では、世界的に見てもトップスピードで空き家問題が進んでいます。
人口減少と都市部への人口集中、そして日本特有の新築信仰。こういった原因が複雑に絡み合い、地方だけでなく首都圏でも空き家が急増しています。
調査によると、このままのペースで空き家が増えれば2030年には3戸に1戸が空き家になる予想。自分の家と両隣、そのうちのひとつが空き家になる未来がすぐそこまで迫っています。

◎空き家の放置は地域全体の課題
空き家の放置は、所有者個人だけでなくその近隣で暮らしている人、そして地域全体に影響します。
使わないのに維持費がかかり、放置すれば雑草が生い茂り害獣が棲むように。さらには放火など犯罪の温床になることもあります。
また空き家が多くなると町の景観も悪くなり、そのまわりはどんどん空き家に…。そんな負の循環を食い止めるために、紀宝町をはじめとした日本各地で「空き家活用」の動きが広がっています。

◎空き家を解決するために必要不可欠な「空き家相談員」
紀宝町でも空き家問題は深刻になりつつあります。しかしそれと同時に、コロナ禍を機に「紀宝町へ移住したい!」という人も増えています。
「だったら移住希望者へ空き家を紹介すれば、空き家問題は解決するのでは?」そう思いがちですが、実はその循環がうまくいかないから空き家は解消されないのです。
空き家が流通しない理由。古いから?ボロボロだから?
それもありますが、実は空き家は、所有者が「どうしたらいいか分からない」から流通しないんです。
「売ったらいいの?貸したらいいの?」「先祖代々の土地を手放してもいいの?」「誰に相談したらいいの?」
空き家所有者はそんな「分からないこと」をたくさん抱えて、立ち止まってしまっています。
だからこそ、そんな空き家所有者の困りごとを解決し、空き家を次の活用者へつなぐ「相談員」が必要なのです。

◎大切な「調査」と「相談」を進める〈紀宝町空き家活用project〉
そんな空き家所有者から相談を引き出すためには、まず町のどこにどのくらい空き家があって、誰が所有しているのか確かめることが大切。所有者が分かれば、所有者へ相談を呼びかけることができるからです。
だから、大切なのは「調査」と「相談」。空き家を解消するために重要なこの2つのことを推進するために、三重県紀宝町では〈紀宝町空き家活用project〉が始まりました。
紀宝町は空き家問題の専門家である「空き家活用株式会社」と協力しプロジェクトを開始。空き家活用株式会社のノウハウを取り入れて空き家を解消していきます。
そのプロジェクトの一環として、空き家対策の活動に取り組んでくれる【地域おこし協力隊員】を募集しています!

七里御浜など有名なスポットへの観光をキッカケに移住を検討する方もいらっしゃいます

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空き家バンクを使って移住を実現した方も!これからの移住者と町を繋ぐ仕事が求められています

空き家バンクを使って移住を実現した方も!これからの移住者と町を繋ぐ仕事が求められています

「人の話を聞くことが得意」なアナタにぴったり!コミュニケーションで地域の課題を解決

◎こんな方に出会いたい!
・自然の豊かな町で暮らしたい
・人と話すことが好き
・人の話を聞くことが得意
・誰かの悩みを解決して笑顔にしたい
・街歩きや散歩が好き
・街づくりに興味がある
・地図を見るのが好き
・家を見るのが好き
・地方移住に興味がある、移住の経験がある

◎こんなスキルをいかせます!
・老若男女問わず仲良くなれる
・初対面の人ともすぐに話ができる
・人の悩みを聞き出すことができる
・体力に自信あり!

もちろん、上記の全てを満たす必要はありません。
少しでも「自分かも」と思ったらまずは応募してみてください!

■募集対象(次の全ての条件を満たす者) 
(1)2023年4月1日時点で原則年齢20歳以上50歳以下の方
(2)原則、現在3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎、山村、半島等の地域に該当しない市町村)に生活の拠点がある方で、採用決定後に紀宝町に住民票を異動できる方
(3)地域の活性化に意欲があり、積極的に活動できる方
(4)基本的なパソコン操作(ワード、エクセル等)のできる方
(5)普通自動車運転免許を取得している方又は活動開始までに取得見込の方
(6)活動期間終了後も紀宝町での空き家対策または移住定住支援に関する活動に意欲がある方
(7)活動期間終了後も紀宝町での定住を前向きに検討できる方
(8)地方公務員法第16条の欠格条項に該当しない方
(9)紀宝町暴力団排除条例(平成23年紀宝町条例第7号)第2条に規定する暴力団員又は暴力団員等に該当しない者

紀宝町の町を歩き空き家の調査も行います

紀宝町の町を歩き空き家の調査も行います

移住希望者や空き家所有者とのコミュニケーションも!

移住希望者や空き家所有者とのコミュニケーションも!

移住大歓迎!住居の補助アリ・副業もOKです(要相談)

1日につき7時間30分、月21日活動を基本とします。
定休日はありません。活動状況によって、月10日程度の休日を計画していただきます。

報酬は月額190,500円程度から。住居費の補助もあります(月50,000円を上限)。詳しくは下記をご覧ください。

◎副業OK!
委嘱期間中の副業も可能です!
ただし町との事前相談を必要としますので、検討中の方は面談時にご相談ください。

◎任期終了後のお仕事についてもご相談ください
地域おこし協力隊の任期終了後も、空き家に関するお仕事のご紹介することがあります。紀宝町への定住を考えている方はぜひ応募してください!

■任用・待遇等詳細
○募集人数:2名程度
○任用関係の有無
 町から隊員として委嘱します。雇用関係はありません。
○活動場所
 紀宝町内
○活動時間等
 1日につき7時間30分、月21日活動を基本とします。
 定休日はありません。活動状況によって、月10日程度の休日を計画していただきます。
○委嘱期間
 委嘱期間は委嘱の日から令和6年3月31日までとし、1年以内の期間を定めて延長することができますが、最長で3年とします。
 ただし、町が隊員としてふさわしくないと判断した場合は、委嘱期間中であっても委嘱を取り消すことができるものとします。
 ※活動開始時期については、採用決定者と相談の上決定いたします。
○報酬等
(1)報酬
 1年目:時給1,210円(月額190,500円程度)
 2年目:時給1,220円(月額193,200円程度)
 3年目:時給1,240円(月額196,000円程度)
  ※社会情勢等によって、若干増減する場合があります。
(2)住居費
 家賃は月50,000円を上限として実費負担します。
 敷金、礼金は合計150,000円を上限として1回のみ負担します。
○待遇・福利厚生
(1)国民健康保険等は自身で対応していただきます。
(2)副業は可能とします。(ただし、町との事前相談を要するものとします。)
(3)活動に必要な備品、消耗品の購入及び資格取得等に係る経費については、双方協議のうえ、年間200万円(住居費等を含む)を上限に予算の範囲内で町が負担します。

■応募手続き・選考方法
(1)「興味がある」「応募したい」を押してください!担当者よりご連絡いたします。
(2)一次選考(書類)
 以下の必要書類をご提出ください。
 ①エントリーシート(A4サイズ・様式自由)
  「応募動機・自己PR・活動目標」を800字以内で記入してください。
 ②履歴書(写真貼付) 市販のもので可
 ③住民票抄本(住所・氏名・生年月日がわかるもの)
 ④自動車運転免許証の写し(取得見込の方は、取得見込がわかる書類)
(3)二次選考(現地面談)
 一次選考(書類)合格者に対し面談を行います。現地面談が原則ですが、オンラインでの面談も可能です。
 実施予定日は受験者と調整して決定します。
 ※第二次選考の際に紀宝町へお越しいただく費用については、町が負担します。
(4)合否発表
 最終選考の1週間後を目安に合否を文書で通知します。
 ※採用決定者に対しては、別途、着任時期や転居等に係るご案内をします。

■注意事項
・選考の結果、採用者なしとする場合があります。
・応募資格がないこと、または応募書類の記載事項に虚偽が判明した場合、合格や採用が取り消しになります。

◎分からない点や不安な点がありましたらお気軽に質問してくださいね!たくさんのご応募お待ちしております!

ウミガメの保護啓発活動にも力を入れている紀宝町

ウミガメの保護啓発活動にも力を入れている紀宝町

紀宝町の町内全体マップ

紀宝町の町内全体マップ

紀宝町役場 企画調整課/空き家活用株式会社
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紀宝町
岡伸悟(おかしんご)/紀宝町役場企画調整課が紹介する紀宝町ってこんなところ!

三重県紀宝町は、三重県の最南端、和歌山県との県境にある人口約1万人の町です。
熊野川や七里ヶ浜などの世界遺産を有する町でもあり、雄大な自然と深い歴史が特徴。海・山・川の大自然に囲まれており、キャンプやトレッキング、川の水をせき止めてつくる自然プールなどのアウトドアを楽しめます。観光地としては道の駅「紀宝町ウミガメ公園」が有名で、ウミガメの保護啓発活動の拠点となっており、プールで泳ぐウミガメを間近で観察できる場所として人気です。
世界遺産「熊野古道」の一部が紀宝町にあり、熊野速玉大社の境内の一部である「御船島」などがあります。そのほかにも3枚の帆を持つ伝統舟「三反帆(さんだんぼ)」が今も運行されており、遊覧体験で熊の川の川下りを楽しめるなど日本の古き良き歴史と伝統が今なお残る町。古人の想いを未来へ繋ぐ場所ともいえます。
特産品としてはみかんが有名で、「温州みかん」や「せとか」など人気の品種も。海と川の幸も豊富なので、アユやサンマを発酵させた平安時代から伝わる伝統的な保存食「なれ寿司」や、釜揚げしらす、伊勢海老などが地元の人はもちろん観光客にも愛されています。
町全体を見ると海沿いの駅周辺が主な生活圏内となっており、南東部には住宅街や港湾を活用した工場などが立地。都市部へのアクセスとしては、三重県の県庁所在地津市まで車で約2時間、和歌山県和歌山市まで車で約3時間、大阪府大阪市まで車で約4時間です。

岡伸悟(おかしんご)/紀宝町役場企画調整課
紀宝町空家等対策プロジェクトチーム
紀宝町生まれ紀宝町育ちの31歳です。 小中学生時代は紀宝町の中でも山間部で人口の少ない相野谷地域で過ごしました。学校の児童・生徒も少なくほぼ個別指導塾状態でした(笑)そのような環境でのびのび育ち、高校の卒業後、愛知県の大学に通うため一人暮らしを始めました。大学でも大切な仲間たちと社会を学び、その後愛知県の企業へ就職しました。4年間都会での便利な生活を楽しみ、結婚しました。その後子どもが生まれ、横浜に転勤か、退職して帰郷するかの選択をすることに。。。結局、自分の子どもにものびのび育ってもらいたいと帰郷を選択し、紀宝町役場へ入庁しました。横浜に行っていたらどうなっていたのだろうと思うことはありますが、子どもが楽しく過ごせているので後悔はありません。 これからも紀宝町を子育てがしやすく、多くの方が過ごしやすいまちづくりに取り組んでいきたいと考えておりますので、皆様のご協力をお待ちしております。
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訪問しました!
移住決定しました!