【就農】こんな人材に来て欲しい!vol.2「地方で農業」をテーマにトークしてみました。
働く・住む
公開日:2023/12/05
終了日:2024/12/31

【就農】こんな人材に来て欲しい!vol.2「地方で農業」をテーマにトークしてみました。

こんにちは、(株) ヨシダキカク代表の吉田です。
萩市地域おこし協力隊を退任後、起業センターの管理や中山間地域づくり支援、一棟貸し宿泊施設の管理など、いろんな事業を進めています。

今日は、『地方で農業』をテーマに移住者して農業に従事されているミノルファームの細田実さんをお招きしてトークしました!

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細田さんのご紹介
愛知県出身。高校卒業後は愛知の洋食屋に就職。資金を貯め、大阪の料理専門学校で学んで愛知に戻りイタリアンレストランで働く。その後は、東京のパン屋やパンづくり、フレンチレストランでデザート作りを学ぶ。ご両親の看病のことも考え、以前から興味があった農業に従事すべく萩へ移住。BLOF(ブロフ)理論に基づいた有機農業でイタリアントマトを中心とした野菜づくりに励んでいる。

細田さんの現在。

吉田:「こんにちは、細田さん!いつもお世話になっております。今日は細田さんがされている『移住×農業』をテーマにお話を聞かせていただきたいと思います。細田さんは移住されて何年目ですか?」

細田さん「よろしくお願いします!9年目です。僕の方が少し先輩ですよね。吉田さんが協力隊の頃は一緒にピザ屋として一緒に地域のイベントやお寺のイベントに出店しましたね。」

吉田「懐かしいです・・・。萩に来たきっかけと現在進行形なことを教えてもらえますか。」

細田さん「当時飲食店で働いていたんですが、農業にも興味があって『農業人フェア』に参加したんです。その時に両親の出身地の山口県の職員さんとたくさん話しました。その直後に萩で暮らしていた父親が脳梗塞で倒れ・・・。入院中の母の看病のこともあり、仕事を辞めて萩へ移住しました。そのタイミンで県庁の職員さんに連絡し、市の職員さんに繋がり、今農業をやっている福栄地区の生産組合を紹介していただきました。そこで1年半働きながら、BLOF理論という有機農業の塾に通いました。学ぶうちに自分で経営したい、と思い始め、ビニールハウスを探していると、市の職員さんから福栄地域で引退する農家さんを紹介してもらいました。」

吉田「とんとん拍子に進んでいるように見えますが、全ては細田さんの行動力と決断力の賜物ですね。その後の流れと現在の状況を教えてください。」

細田さん「地方は行政の方とのつながりのおかげで色んなお話をいただきます。2017年に独立し、BLOF理論のつながりでイタリアントマトを中心に栽培を始めました。新規就農1年目のそのイタリアントマト『ロッソナポリタン』のコンテストで、2017年と2018年に2年連続グランプリをいただきました。2019年にはオーガニックエコフェスタ『栄養価コンテスト』で、夏ミニトマト部門で最優秀賞を受賞しました。」

吉田「すごいですね!細田さんのイタリアントマト、本当に美味しいですもんね。先ほどからお話に出ているBLOF理論が美味しい野菜作りの秘訣なんですね。」

細田さん「そうですね。ただ単に『有機栽培だから美味しい』ではなくて、理論に基づいた美味しくて栄養価の高い野菜作りを科学的に追求しています。」

吉田「僕も以前、BLOF理論の講座を細田さんと一緒に受けさせてもらったことがありますが、目から鱗でした。理論を追求しながらの農業なので、細田さんと働く人は研究職や学者のようなタイプの人が向いているのかも知れませんね。」

細田さん「それまた懐かしい話ですね(笑)追求し始めると本当に面白いですよ。これからまたビニールハウスや路地栽培を増やす予定なので、ミノルファームで働きたい人いませんかね。」

吉田「後で募集しましょう!現在はどのくらいの広さの畑を管理されてますか?」

細田さん「ビニールハウス9棟、露地栽培5反です。」

吉田「それはすぐにでも人が必要ですね!」

細田さんの圃場

細田さんの圃場

代表作のイタリアントマト

代表作のイタリアントマト

細田さんのこれから。

吉田「今はどんな品種を作られていますか?」

細田さん「代表的なものだと20種類くらい。少量栽培しているものも含めると50種類くらいになります。」

吉田「そんなに!知らないことばかりです。育てる野菜と販路先の選定基準はありますか?」

細田さん「そうですね、元々料理人だったこともあって、飲食店が使いたい野菜はどんなものがいいか、というのを基準に考えています。特には飲食店からのオーダーもあります。販路先は僕が育てた野菜をきちんとおすすめしてくれるところ、信頼できる関係性のところです。」

吉田「僕も段々とそういうところでしか食べなくなってるし、買い物もしなくなってます。生産者さんの顔やその野菜の背景が見えると美味しさ倍増しますもんね!これからの展開も教えてください。」

細田さん「地域で農家を辞めていく人が多く、その田畑を守りたいと考えています。また、これから農業をしたい人へ向けて次世代の販売の場を作りたいという思いで、3年前から萩マルシェの実行委員をやっています。さらには、妻は元々料理学校の先生なのですが、彼女が料理を通してやりたいこと、例えばキッチンカーで販売なんかを実現したいなと考えています。やりたいことは色々あるんですが、それには人が・・・。」

吉田「地方では農業の暗い話を聞くこともありますが、細田さんのお話を聞くとワクワクしてきますね!今日はありがとうございました。最後に、SMOUTを見てくれている方々に一言お願いします。」

細田さん「そうですね、本当に色んな可能性があると思っています。まずは短期からでも結構ですので、是非一緒に農業やってみましょう!ありがとうございました^^」

細田さんファミリー

細田さんファミリー

こんな人と働いてみたい!

トークの後、細田さんからどんな人と一緒に働いてみたいか聞いてみました!

・有機栽培に興味がある
・野菜づくりを深く追求してみた
・セカンドキャリアとして農業を考えている
・将来農業で独立を考えてる
・ビジネスとして農業をやりたい
・いろんな地域の農業を体験してみたい
・半農半Xに興味がある
・マルシェや地域のお祭り、イベント出店に興味ある人

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オンラインで個別相談もお受けします。
少しでも興味ある方はメッセージよりお問い合わせください^^

圃場に入ると真剣さがさらに増す細田さん

圃場に入ると真剣さがさらに増す細田さん

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(株)ヨシダキカク(萩市地域おこし協力隊OB)
代表の吉田は岡山県倉敷市出身です。 大学卒業後はアパレル関係で働いてきました。 2016年12月より、山口県萩市地域おこし協力隊として着任。 3年の任期満了後は、企画サポート会社「ヨシダキカク」を立ち上げ、2022年1月に法人成り。「(株)ヨシダキカク」として新たな一歩を踏み出しました。 地域住民や行政の方々と一緒に町の可能性を模索しています! ------------------------------------- 取材していただきました↓ 2019年6月 https://coco-iro.jp/?p=1596 2019年11月 https://solopro.biz/hagi-yoshidakikaku/
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