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- 産まれ育った彦根市で市役所職員に
彦根市出身の小菅真志さんは、一度進学で大阪に行ったあと、再び故郷の彦根に戻ってきました。現在は彦根市の企画振興部企画課に勤めていらっしゃいます。
今回の「彦根市職員インタビュー」では、小菅さんが彦根まで戻ってきた理由、彦根市での生活、そしてこれからの展望について話を聞きました。
平日は市役所で働きながら、休日はスポ少でコーチ
Q. ご経歴を教えてください。
「大学は体育関連の大学へ進学して、運動療法やレクリエーションについて学び、アルバイトではスイミングのインストラクターをしていました。体育教師を目指していたのですが競争が激しく、別の道を考えて故郷の彦根に戻ることを決めました。長男ということもあって、昔から親の近くに住みたいという気持ちが強かったんです。僕はおじいちゃん子だったこともあって、初めは高齢者の支援ができる仕事を求めて市役所を選びました。」
Q. 彦根の生活で気に入っていることを教えてください。
「琵琶湖が近いところですね。琵琶湖で気持ちをリフレッシュしたり、花火を楽しんだりします。また、都会と比べてごちゃごちゃしていないところも気に入っています。自然と触れ合う機会が多くて、川や公園にも歩いて行けるし、お酒好きな人なら歩いて飲みにも行けます。基本的な生活には不便がなくて、僕にとってはちょうどいい住環境なところもお気に入りです。」
Q. 休日の過ごし方について教えてください。
「うちの子が通っているスポーツ少年団で、保護者コーチとして指導していることが多いです。もともと地元ということもあり、練習試合で他の団体と対戦する時には、相手チームのコーチが知っている人だったりして、プチ同窓会みたいになることもあります。そこで久しぶりに会った先輩のチームと、市役所のチームで今度試合しようという話になったりします。」
Q. 彦根の子育て環境について教えてください。
「スポーツ少年団がしっかり運営されていたり、通学路に地域の方が立って見守ってくれてたり、地域で子どもを見る環境が整っていると思います。また学校で支給されるタブレットを使って、家で宿題をしている姿を見ると、僕のときとは違って進んでいるなと感じますね。うちの子は放課後児童クラブで宿題をしてから帰ってくるので、仕事の時間が確保されて助かっています。」
川で遊ぶ子どもたち
金亀公園遊具で遊ぶ娘さん
「彦根市がこうなったらいいな」を考える企画課
Q.企画振興部企画課は、どのようなお仕事をしていますか?
「企画課は彦根の様々な企画の始まりが集まる場所で、いろんなアイデアや情報を整理し、「彦根市がこうなったらいいな」の計画を立てる部署です。あまり市民の方々と直接やり取りする機会は少ないので、イメージし辛いかもしれませんね。具体的なところで言うと、三大学と市役所の連携促進や、彦根市への移住促進に関する仕事もしています。大学の公開授業だったり、地域の子どもを集めてイベントをしたりするときには、自治体広報誌「広報ひこね」で情報を発信しているので、ぜひ確認してほしいです。」
Q. 最後にこの記事を読む方へのメッセージをお願いします。
「県外で移住を検討されている方は、まずは一度遊びに来てください。移住はハードルが高いと思いますが、のんびりとした生活をしたい人にはぴったりなので、気軽に遊びに来てほしいです。一方で彦根はテレワークしやすい町、多様な働き方ができる町のランキングにも選ばれたこともあり、仕事もしやすい一面があります。交通網も整備されていて、行きたい場所にも気軽に行けますし、普段はゆっくりしたいという両面の暮らし方ができる町だと思います。市役所の企画課に来ればどこでも案内しますので、ぜひ彦根の魅力を体感してください。」
彦根の住環境について語る小菅さん
週末の公園でお子さんの手を引く姿
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南北に長いひこね。城下町エリアは程よく町だったり、新興住宅が並ぶ地域もありますが、南部は田んぼが広がるのどかな風景になります。江戸時代からの町屋や昭和レトロな建物が混じりつつ、自分に合った暮らし方が見つかるかと思います。最近ではファミリー層の移住者も多く、テレワークしながら働いている方も見られるようになりました。
人付き合いもお互い丁度よい距離感で接するため、地域ごとに異なりますが田舎ならではの付き合いがしたい人には少し物足りないかもしれません。ですが ”いいおせっかい”を焼いてくれる人や、地域活動に励む人など、町に出ると、いろいろな人に出会えます。のんびり暮らせる「程よい田舎暮らし」をしたい人におススメです。
ランドマーク・彦根城と共にひこにゃんでお馴染み!の彦根市です。
中心市街地は今も江戸時代の面影があちこちにあり、新旧織り交ざった独特のまちなみをしていますが、南部の方では田んぼが広がるのどかな風景も。最近では移住者も増え、町中に新しいお店ができたりと、まちの雰囲気も変わってきています。
交通の要所でもあり、西へ東へ、遊びに働きに行くのも便利です。
都会の便利さとなんでもは揃っていませんが、「ほどよく田舎、ほどよく町」な暮らしができます。
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