
島根県の産業担い人募集!24年の実績で約2,100名が産業体験
島根県では産業の担い手を育てるために、滞在に要する経費の一部を助成し、体験先で指導を受けながら知識・技術を身に付けられる制度を設けています。24年間の実績があり、島根県にUターン・Iターンし、農業・林業・漁業・伝統工芸・介護分野の産業を体験する方を数多く受け入れしてきたことは、他県にも自慢ができるところです。島根県で、新しく産業に従事することをお考えの方には、もってこいの制度だと思いませんか。
▼UIターン情報サイト「くらしまねっと」で産業体験を検索! https://www.teiju.or.jp/sangyou-taiken/
●体験者助成…………120,000円/月 ※県内に居住している父母又は祖父母と同居の場合は60,000円/月。 二等親以内の親族が受入先となり体験を行う場合は60,000円/月。 ※伝統工芸の2年目は60,000円/月。 ●親子連れ助成………30,000円/月(1世帯あたり) ●介護を体験する場合、介護職員初任者研修養成講座の受講にかかる経費を助成(上限72,000円)
【対象】①島根県外在住のUIターン希望者 ②県内で地域おこし協力隊として活動終了し終了後も県内に在住する者(活動終了後1年未満) ③県外から県内の大学等に進学し卒業後も県内に在住する者(卒業後1年未満) 【助成期間】3カ月以上1年以内 ※伝統工芸は2年 【体験内容】農業・林業・漁業・伝統工芸・介護等
島根らしい景色・光景がこのままじゃ失われてしまう…。
私が島根県の隠岐へ移住してまもなく、こんな会話をしたことがありました。 「あんたが本気で畑やるっていうなら、ここの畑やろうか?」 そう言ってくれたのは、近所のおじいさん。私に使われていない畑を貸してくれ、世話をやいてくれていた方でした。「畑をもらう」という感覚がなかった私は、びっくりしたので、どうしてそんな提案をしてくれるのか尋ねてみたところ、「自分の子どもは帰ってこないから、好きに使ってくれるのなら、嬉しい。」ということでした。 他にも、「岩ガキ養殖の担い手がいない…。」「福祉施設の職員が足りていない…。」「荒れてきてしまった山林を管理する人がほしい…。」等、産業にまつわる担い手不足が課題である話をよく見聞きしました。中でも、稲作をする人が減ってしまうと、今ある田園風景は維持することができず失われてしまう景色だと知った時、ここにある田んぼの景色は、誰かが汗水たらしてできた芸術作品なのだと思えました。 「あぁ、この島根らしい景色・光景が失われていったら寂しい…。」産業に携わる人々の顔が思い浮かぶだけに、この現状を何とかしたい!と私も思い、今回のプロジェクトを紹介させて貰っています。


島根で新しい生き方・働き方を目指したい方へ
私がこの定住財団の仕事を通じて知り合った、自らも大阪府からIターンした浜田市の「(株)三島ファーム」さん。農業にかける思いをクラフトビールを飲みながら、話を伺わせてもらったことがあります。そうなのです。この三島さん、農家でありながら、さつまいもをベースとしたクラフトビールも醸造されているのです。「農業は経営の視点が大切」と多くの経験を交えながら語ってくれるその横顔には、青く燃える炎を感じました。 そんな三島さんも、この産業体験の受け入れ先として手を挙げてくれています。 ▼産業体験受け入れ先のご紹介 https://www.teiju.or.jp/sangyou-taiken/search/
このサイトの中で、三島さんは「こんな人に来てもらいたい!」とインタビューに答えてくれました。 ・好奇心旺盛で、向上心のある人 ・新しいことに挑戦したい人 ・クラフトビールが好きで、ビールづくりを仕事にしたい人 ・目指す暮らしのビジョンがある人 ・特技のある人
三島ファームさんでは、昨年研修していた方も春から正職員として雇用になり、現在は役員3名、正職員8名、パート4名、計15名と職員が増えているようです。また、ハウス棟数は48棟で2018年売上高6,200万円、2019年売上高7,000万円と事業も益々拡大しています。
例として、ここでは三島さんをご紹介しましたが、島根県では、産業の担い手として、熱い思いを持った方、新しく一歩を踏み出したい方との出会いを求めている受け入れ先が多数あります。ぜひ、産業体験を通して、島根で新しい生き方・働き方を目指しませんか?


このプロジェクトの地域

島根県
人口 64.28万人















