秋の彦根探訪~佐和山・荒神山ウォーキングのススメ~

厳しかった残暑も落ち着き、どこかに出かけたい季節が来ましたね。
秋の彦根城や玄宮楽々園、夢京橋キャッスルストリート周辺を散策するのもいいですが、じっくり時間をかけて市内にある山を登ってみるのはいかがでしょうか?

彦根八景~武士(もののふ)の夢 佐和山~

「三成に過ぎたるものが2つあり、嶋の左近と佐和山の城」と詠われたほどの名城だったとされる佐和山城は、彦根駅からもほど近い佐和山にありました。
彦根市の北部佐和山にあったこの城は5層の天守を構えていたとされていますが、三成亡き後、城の部材は井伊直政によって現在も残る国宝・彦根城に多くが転用され、現在はわずかな遺構のみが残っています。

佐和山城址のある佐和山山頂(232m)までは20~30分程度で登ることができますので、ぜひ山頂から彦根市街地を眺めてみてください。

佐和山周辺は、井伊家と関連の深い井伊神社や龍潭寺、清凉寺、そして日本三大弁天の一つともいわれる弁財天を安置している大洞弁財天(正式名称:長寿院)などもあるので、じっくり時間をかけて回るのもおすすめです◎

また9月中頃から10月初旬は、佐和山周辺の上空でタカの渡りも観察でき、多いときは100羽を超えるタカが上空を旋回する「タカ柱」が見られることもあるので、ぜひ空を見上げてみてくださいね。

佐和山の麓にある龍潭寺の敷地内を通り山道に向かいます。

佐和山の麓にある龍潭寺の敷地内を通り山道に向かいます。

佐和山城址までは徒歩でしか登ることができません。

佐和山城址までは徒歩でしか登ることができません。

彦根八景~うみ風渡る 荒神山~

桜の名所としてもご紹介した荒神山(284m)は、山の麓から山頂までは30~40分程度で登ることができるので、ウォーキングで登るのにもおすすめの山です。
子どもたちの山の子学習でも使われる山中を進むコースと、車も通れる舗装されたコースがあり、多くの彦根市民が散歩やジョギング、自転車のトレーニングなどで訪れています。

また、国の史跡指定も受けいている前方古墳「荒神山古墳」が荒神山にはあります。
荒神山古墳は、全長124mの巨大古墳で、県下2番目の規模を誇ります。山と一体化しているので、少しわかりにくいですが、古墳のすぐそばまで行くことができるので、古墳好きにはたまらないスポットなのではないでしょうか?

荒神山古墳へは、火とかまどの神様を祭る荒神山神社の裏側から行くことができますよ◎

荒神山の舗装されたコースは、自転車の絶好のトレーニングコース

荒神山の舗装されたコースは、自転車の絶好のトレーニングコース

荒神山から琵琶湖を眺める景色は、おすすめの写真スポット

荒神山から琵琶湖を眺める景色は、おすすめの写真スポット

佐和山、荒神山に行かれる際の注意点

~佐和山に行かれる方へ~
・佐和山は、清凉寺や龍潭寺などが所有する山です。
・一般的なマナー(ゴミは各自で持ち帰る、火を使わない)などを守り、大切な文化財の保全にご協力下さい。
・団体で登山を計画される場合は、山の所有者である清凉寺や龍潭寺の了解を得るようにしてください。
・佐和山周辺は野生の猿が生息する地域です。猿と遭遇した場合は、あわてず騒がず落ち着いて離れてください。
・佐和山城址へは車では行けません。車でお越しの際は、東山観光駐車場(無料)をご利用ください。
・足元が大変すべりやすい場所もありますので、滑りにくい靴で登ってください。またボランティアガイドさんの詰め所で杖の貸し出しがありますので、持って登られると帰りも安心です。

~荒神山に行かれる方へ~
・一般的なマナー(ゴミは各自で持ち帰る、火を使わない)などを守り、大切な文化財の保全にご協力下さい。
・荒神山周辺は野生のイノシシが生息しています。イノシシなどに遭遇した場合は、慌てず騒がず後退してください。
・車でも山頂に登れますが細い参道(離合できない場所もある)を通るので、運転の際はご注意ください。
・山の麓に車を停める場合は、荒神山駐車場(無料)をご利用ください。
・杖の貸し出しはありませんので、ご持参ください。

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観光ではなかなか訪れない地域にこの機会に訪れて、彦根のまちの雰囲気を感じてください。
そして彦根暮らしのことをもっと知りたくなったら、ぜひ「オーダーメイド市内案内」をご利用ください。
オーダーメイド市内案内に関する詳細はこちらから⇒https://smout.jp/plans/19192

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市街地の中にある佐和山

市街地の中にある佐和山

田園地域の中にある荒神山

田園地域の中にある荒神山

彦根市企画振興部企画課
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彦根市
彦根市企画課が紹介する彦根市ってこんなところ!

南北に長いひこね。城下町エリアは程よく町だったり、新興住宅が並ぶ地域もありますが、南部は田んぼが広がるのどかな風景になります。江戸時代からの町屋や昭和レトロな建物が混じりつつ、自分に合った暮らし方が見つかるかと思います。最近ではファミリー層の移住者も多く、テレワークしながら働いている方も見られるようになりました。

人付き合いもお互い丁度よい距離感で接するため、地域ごとに異なりますが田舎ならではの付き合いがしたい人には少し物足りないかもしれません。ですが ”いいおせっかい”を焼いてくれる人や、地域活動に励む人など、町に出ると、いろいろな人に出会えます。のんびり暮らせる「程よい田舎暮らし」をしたい人におススメです。

ランドマーク・彦根城と共にひこにゃんでお馴染み!の彦根市です。
中心市街地は今も江戸時代の面影があちこちにあり、新旧織り交ざった独特のまちなみをしていますが、南部の方では田んぼが広がるのどかな風景も。最近では移住者も増え、町中に新しいお店ができたりと、まちの雰囲気も変わってきています。
交通の要所でもあり、西へ東へ、遊びに働きに行くのも便利です。
都会の便利さとなんでもは揃っていませんが、「ほどよく田舎、ほどよく町」な暮らしができます。

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