【テレワーク体験】熊野古道沿いの自然を満喫しながらテレワーク│近露そら

熊野三山へと通じる熊野古道の参詣道の中でも、最も多くの参詣者が歩いたとされる中辺路。田辺から山中に入り、熊野本宮に向かうそのルートの宿場として栄えた近露(ちかつゆ)は、現在は多くの海外からの旅行客が訪れる場所です。

今回ご紹介する「近露そら」も世界中から旅行客を受け入れるゲストハウス。神奈川県から移住した天野泰行さん、直美さんご夫妻が2019年に開業しました。1日4組限定ながら、年間1,000人以上のお客様が宿泊されています。

「特に多いのが、オーストラリアのお客様で全体の4割、次に多いのがアメリカで3割ほどですね、日本人のお客様は少ないので、海外留学しなくても英語を身につけることもできますね」と泰行さん。これまでに50カ国以上の国からお客様をお迎えしてきました。

熊野には、「老若男女を問わず、貴賤を問わず、浄不浄を問わず、信不信を問わず」という寛容の精神で、差別することなく、すべての人々の祈りを受け入れてきた歴史があります。

「地元の方がずっと巡礼者を受け入れてきた土地なので、人と人との距離が最初から近いんです」と直美さん。新しく来た人を歓迎してくれる懐の深い土地柄もあって移住者も増えていると言います。

さまざまなバックグラウンドを持つ人々が行き交う近露。ここで、テレワークをしながら、熊野古道を歩く世界中の旅人とのコミュニケーションを楽しんでみてはいかがでしょうか?

今回体験できる内容

「近露そら」のテレワーク環境は、コンピュータ関連のお仕事をしていたという泰行さんがしっかりと整えてくれています。

「私が実際にテレワークをしていましたので、全く問題ありません」と直美さん。施設内のパソコンやモニター、プリンタ、プロジェクタ、 Webカメラなども利用可能です。

「ずっとパソコンに向かっていると肩が凝りますよね。ここなら、ちょっと周辺を散歩するだけでリフレッシュできますよ。私も家の前からジョギングするのですが、眺めもいいし、空気も綺麗で生活の質はとても高いと思います」

ニワトリの世話をしたり、野菜を収穫したり、畑仕事のお手伝いもさせていただけるとのこと。夏には誰もいない綺麗な川で泳いだり、E-BIKEでサイクリングしたり、自然豊かな環境で気分転換しながら仕事ができるのが「近露そら」の特徴です。

研究者やビッグテック企業で働くエンジニア、アーティストなど、多彩な海外からのお客様が滞在される宿ですから、テレワークをしながら普段は味わえない異文化交流も楽しんでください。

「以前宿泊されたお客様の友人が訪ねてきて、『赤ちゃんが生まれた』などの近況を伝えてくれるなど、交流が広がっていくこともこの仕事の楽しいところ」と直美さん。

全国通訳案内士と高野・熊野地域通訳案内士の資格を持つ直美さんが、コミュニケーションの橋渡しをしてくれるだけでなく、地域の魅力を存分に紹介してくれますよ。

豊かな自然とさまざまな文化が交じり合うおおらかな環境が、きっと仕事の効率を高めてくれるでしょう。

◎◎ テレワーク体験コースについて ◎◎1泊2日〜2泊3日の間、県内のコワーキングスペースで、テレワークを行っていただくコースです。期間中には、地域の方々との交流する時間も設け、地域の雰囲気を掴んでいただきます。

しごと・暮らしの特徴

「近露は、熊野古道中辺路ルートのほぼ中間に位置し、熊野古道巡礼には欠かせない宿泊拠点です。現在はコロナ禍前よりもお客様が増えて、宿泊場所は常に不足している」と泰行さんは話します。

「それなら、新しく近露に移住してきて宿泊業をやってみたいという方が宿の運営を体験できる場を作ろう」と、天野さんご夫妻は、空き家を改修して、移住後に宿泊業に挑戦したいという方に運営をお任せする取り組みを始めました。

「しごと暮らし体験で近露そらに来てくれた方が、その後、近露で宿をオープンされたんです。彼は中国語も韓国語もペラペラなので、中国の方にも人気の宿になっているんですよ」と直美さん。

近隣にバイリンガル教育とアクティブラーニングに力を入れる私立小学校の開校も予定されており、さらに新たな人の交流が生まれそうな近露。「近露そら」でのテレワーク体験は、仕事と暮らしのバランスを見直す絶好の機会になるはずです。ここで、熊野の自然を感じながら、新しい働き方を探してみませんか?

イベント・ツアー内容

所要時間:1泊2日 ~ 2泊3日(宿泊:近露そら または 森のなか)

費用:しごと体験:無料 / 宿泊費:各自負担(5,000円/泊まで補助あり:初回のみ)

最小催行人数:1 人

集合場所:近露そら

解散場所:

スケジュール

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◎体験スケジュール
1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「近露そら」の施設紹介と仕事の説明
3.施設内でのテレワーク
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目(9:00~17:00)
1.施設内でのテレワーク
2.地域交流体験
・熊野古道歩き
・ホストや宿泊者との交流
・畑仕事や地域活動のお手伝い
※実際の仕事状況によって変更があります。

3日目(9:00~15:00)
1. 施設内でのテレワーク
2.地域交流体験
・周辺環境の見学
3.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。

◎テレワーク環境
利用可能:Wi-Fi / 電源 / ドリンク / プリンター / テレカン/ 個室ブース / 滞在延長
会議室(なし)

◎注意事項
・テレワークができる仕事に就いている方向けです
・行程の半分以上の時間をテレワークに充てていただく必要があります

◎体験経費
参加費:無料
宿泊費:1泊2食付 13,500円
※5,000円/泊まで補助あり。初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費(自宅~集合場所):自費負担

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和歌山県
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和歌山県は、本州最南端の県で一年を通じて温暖な気候と起伏に富んだ地形が豊かな自然を育んでいます。特に南部は冬でも暖かく、南国ムードにあふれています。
大阪中心部から電車や車で約1時間、関西国際空港からもリムジンバスで約40分という近さです。

公共施設、医療施設、教育施設などが充実しています。
快適で安全な生活環境を実現させるため、基幹道路網や生活道路の整備を進めています。
海水浴場や温泉などの観光資源が豊富にあり、釣りやマリンスポーツなどのレジャーが充実しています。

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わかやま定住サポートセンター

東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。

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