- SMOUT
- プロジェクトをさがす
- 尾鷲市三木浦地区地域おこし協力隊を募集
尾鷲市の三木浦地区で地域おこし協力隊として盛り上げてくれる方を募集してます!
●募集概要●
今回の募集は「フリーミッション型」となります。
現在、尾鷲市では豊かな自然資源を活かし、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて取り組みを進めています。そうした流れの中、里山里海がより密接に関わる三木浦町で小規模循環型のコミュニティ作りや小さな暮らしにチャレンジしたい方を積極的に募集しています。
例えばこんなこと…
・休校となっている三木小学校を活用して、子ども向け自然教室開催
・家庭用コンポスト堆肥作り拠点整備
・町内特産品である椿油事業の継承・推進
・釣り客のマナー向上や海への負荷を減らすための企画・運営
上記は一例ですが、課題から解決策を見つけ出し、実行するまでがミッションとなります。
一口に循環型といっても様々なやり方があります。
地域の方々とコミュニケーションを取りながら、暮らしを学び、アイディアを形にしていくことがフリーミッションの醍醐味でもあります。自ら考え実践していくことが好きな方にとってはとてもやりがいのある環境ではないでしょうか。
※町の意向としては三木小学校活用を念頭においていますが、現在休校扱いのため長期的な活用については、現在市役所にて協議中です。
(その他の業務)
市内他地域協力隊との月1回ミーティング
月1回の業務報告
年1回の活動内容報告
このいい風を次の町づくりにも繋げていきたい
フリーミッションって?というわけで、町の現状や課題、魅力について上村紀美男さん(町内会長)と石井亜由美さん(現役協力隊員)に話を聞きました。
―――――三木浦の魅力はどんなところですか―――――
石井さん:まず景色が素晴らしいところ。海の透明度、人々の暮らしの中に海があるという海との距離感(近い!)。人々の昔ながらの朗らかさやコミュニティもいいなぁと思いますし、なんと言っても魚が本当に美味しいです。挙げ出せばキリがありません。
―――――協力隊募集のきっかけを教えてください―――――
上村さん:年々人が減り続けているんだよ。このままだと、この町がなくなってしまうのではないかという危機感がいつも頭にある。2018年に三木浦町初めての協力隊である三鬼早織さんが、飲食店を再建してくれた。町に人が集まる場があるとやはり活気が違う。このいい風を次の町づくりにも繋げていきたいと思っている。
―――――三木浦の現状と課題を教えてください―――――
上村さん:やはり過疎化が進み、年中行事の担い手が少ないことが一番の課題だろうな。
移住者が増えているのは、個人的に嬉しいことだが、彼らにもお客さんとしてではなく、町の構成者として活躍してもらえたらと思う。
石井さん:行事の担い手が減少していることはよく話題になります。4年前から青年部が復活し活動しているようですが、現状少数に負担がかかっているため、より多くの人を巻き込む必要があるのではないかと思います。9月に移住者と地元の交流会を企画し、まずは11月に行われる予定の秋祭りに向けてできる範囲で動いていこうという話が出ています。産業の衰退も気になるところですね。
上村さん:小学校をどうするかというのも真剣に考えていかんとあかんなぁ。3年前の三木小学校閉校以降は、町内で子どもたちの声が聞こえてこないことに住民は寂しさを感じています。140年余りの長い歴史を誇る三木小学校はなんといっても住民の心の拠り所。この場所が少しずつでも使われるようになると元気が生まれるのではないかと考えています。
●町内での動き●
町の行事を存続していくにあたり、これまで以上に若い人たちが中心となって動く必要性が出てきました。また数年後には三木小に50年前に埋められたタイムカプセルを開封することになっています。
この機運をリンクさせない手はない!ということで、現在は町内外のメンバーで有志グループを立ち上げ、「三木浦のこれから」について話し合い、まさに実行していこうと動き出したところです。今回の募集はフリーミッション型ではありますが、こうした活動に参加しながら一緒にミッションを作り上げていくことも十分に可能です。
●協力者の紹介●
今回活動する上で、三木浦町を一緒に盛り上げていく仲間の中心となるのはカフェ「オリヤ(織屋)」の三鬼早織・研二さん夫妻。早織さん(静岡県出身)は4年半前に、研二さん(栃木県出身)は1年半前に三木浦に移住してきました。
早織さんは父親の故郷でもある三木浦で2018年から3年間、町内の飲食店再建をミッションとした協力隊員として活動しました。
退任後は町内の別の場所で物件を購入・改修し、「人と文化、豊かな自然が織りなす三木浦ならではの時間と空間」をコンセプトにご夫婦でカフェを運営しています。
またパーマカルチャーデザインの研修を受け、町民有志との竹林整備ボランティア、薪ボイラーの使用など循環型の暮らしを模索しながら実践。外部から三木浦に人々を受け入れる拠点づくりを進めています。
現在は仲間たちと共に「三木浦のこれから」を考える組織の仕組みづくりに取り掛かっています。
「素晴らしい景色はもちろん、おじちゃん・おばちゃんたちが元気いっぱいで温かいです。
また少しずつ移住者も増え、面白くなってきています。濃密すぎるくらいのこの三木浦でいろんなことを分かち合いながらみんなと生きていきたい!そんな風に思える魅力がここにはあります。お会いできる日を楽しみにしています。」
移住や協力隊についての相談は随時受付中とのこと。興味があれば事前連絡の上、ぜひ織屋に足を運んでみてください。親身になって相談にのってくれますよ。
左:上村さん(町内会長)、右:石井さん(協力隊)
三鬼早織・研二さん夫妻
実践したいアイディアを持っている方!
●このプロジェクトの魅力●
・自分自身の生き方や暮らし方を考え、チャレンジできる環境があります。
・自然とのつながりを感じ、心と身体を整える機会や環境があります。
・地域の人たちと共に持続可能で豊かな暮らしについて考え実践するチャンスがあります。
●こんな方におすすめ●
・循環型の暮らしについて知見があり、実践したいアイディアを持っている方!
・新しい働き方や暮らし方づくりに取り組んでいきたい方!
・パーマカルチャーデザインに興味のある方
・地域の中でコミュニケーションをとり、関係性を築ける方!
●求める人物像●
・地域の自然や地域資源などの魅力を発掘できる視点がある
・積極的に地域住民とコミュニケーションが取れ、地域に溶け込むことができる
・地域の活性化について強い思いを持っている
・地域住民と連携し合意形成をとりながら計画的に活動を進めることができる
三木小学校
三木浦の風景
所要時間:
費用:
集合場所:
解散場所:
採用予定人数 1名
書類選考及び面接を行い、採用を行う予定です。
(取得した個人情報は、採用選考のみ使用します。履歴書の返却はいたしません。また、不採用についてのお問い合わせについてはお答えできませんのでご了承ください。)
尾鷲市役所 政策調整課 地域創生係(地域おこし協力隊担当)
【応募に必要な書類等】
・履歴書(任意書式)
・志望動機理由書(任意書式)
以下について記載してください。
①尾鷲市地域おこし協力隊への志望動機
②これまであなたが培ってきた技術や経験または個性を地域おこし協力隊としてどのように活かしていくか
③自分自身の地方移住計画
【スケジュール】
応募締切(12月23日(金)の予定) ※応募状況により変更される場合があります。
↓
書類選考(応募者が多数の場合は書類選考を実施します。)
↓
面接(書類選考後日程を決定します。)
↓
採用
↓
着任(着任日は要相談)
※選考プロセスは変更になる可能性があります。
※コロナ禍により、募集スケジュールや方法が変更することがありますので直接ご確認ください。
にユーザー登録して もっと活用しよう!無料
- 地域をフォローできるようになり、地域の最新情報がメールで届く
- あなたのプロフィールを見た地域の人からスカウトが届く
- 気になった地域の人に直接チャットすることができる
紀伊半島の南東部に位置する三重県尾鷲市。
年間雨量で屋久島と日本一を競うほどの多雨かつ温暖な気候と黒潮によって、古くからその自然の恵みを受け、漁業や林業が栄えてきました。
尾鷲市街地から車で約25分。海に面した山の斜面に張り付くように密集した、人口約500人の小さな漁師町。そこが今回の舞台となる三木浦町です。古くから遠洋漁業の基地として栄え、現在は透き通る海で真鯛の養殖や伊勢海老漁が行われています。
全国各地の漁師町で進行している少子高齢化。ここ三木浦町でも集落の過疎化が進んでいます。
この三木浦町で、新たな地域おこし協力隊員を募集することになりました。
尾鷲市(おわせ)は三重県の南部に位置する人口15,000人ほどのまちです。
尾鷲市政策調整課は、移住の経験がまったくない役場職員では、移住する方の視点に立った本当の移住サポートができないと考え、地域おこし協力隊や移住者が設立したNPO団体とタッグを組んで、良いところも、悪いところも、実際の移住経験に基づいたサポートを目指しています。
興味あるを押しているユーザーはまだいません。