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- 【SMART AGRI】~ゼロからの挑戦~
現代の技術、特にインターネット分野の発展には目を見張るものがあります。今ではありとあらゆるモノがインターネットと繋がり、パソコンやスマホ・タブレットを通して誰でもいつでもどこでも自在に扱うことが出来るようになってきています。
猿払村(さるふつむら)では、この“モノのインターネット(IoT)”を農業分野に活用した、より効率的で持続可能な農業「SMART AGRI(スマート農業)」実現に向けて、事業を進めています。
今回の募集は、新たな産業の実現に向け、共に未知の領域に踏み込む挑戦者となって頂ける方を募るものです。
地域の未来をかけた挑戦
北海道の中でもとりわけ北に位置する、人口約2700人の小さくて広い村、「猿払村(さるふつむら)」。
1970年頃、かつて炭鉱とホタテ・ニシン漁で栄えていた猿払村は、石炭から石油へのエネルギー転換や不漁が重なり、困窮を極めていました。1971年、その状況を打破すべく、巨額の予算を投じ決死の覚悟でホタテ稚貝放流事業を始めました。長年の努力と計画的な資源管理の維持により、現在では日本でも指折りの水揚げ量を誇るまでの一大産業となっています。
漁業だけではありません、広大な土壌と冷涼な気候を生かすべく活用思索の努力を続け、乳牛を主とした酪農業の可能性を見出しました。今では牛乳の生産量が年間4万トンを超えるなど、猿払村を支える基幹産業となりました。
猿払村は、どんな状況でも諦めず、常に挑戦し続けることを忘れない村です。そして今、猿払村は地域の未来をかけて、新たな挑戦へと動き出しています。
日本でも有数の水揚げ量を誇るホタテ漁の様子。
広大な土地を最大限に活用した村営牧場での放牧の様子。
人の手と最先端技術が織り成す新しい施設園芸
今回の事業は、村内の指定の土地(約400㎡)にビニールハウスを新設し、3月~10月頃はイチゴ、10月~3月頃は葉物野菜(小松菜、レタス等)を主として栽培実証事業を進めるものです。
従来の農作物栽培と同様人の手による作業(定植・収穫等)を行いつつ、センサー(温湿度・CO2濃度・日射量等)および制御装置(センサーから読み取ったデータを元に自動的に灌水・調温・調光等を行う装置)による最先端の栽培環境管理とデータの取得を行い、得られたデータを元に、村の環境に最適化された栽培手法の確立を目指します。
人の手と最先端技術による新しい施設園芸の実現に「我こそは」と一歩進んで頂ける方、ぜひご応募ください。(※特別な知識は必要ありません。)
本実証事業スケジュール概要(予定)は以下の通りです。
2020年4月頃~ 施設整備
2020年9・10月頃~ 葉物野菜栽培開始
2021年3月頃~ いちご栽培開始
栽培環境はセンサーおよび制御装置により自動で管理します。
定植、収穫、およびデータ管理は人の手で行います。
【地域おこし協力隊募集要項概略】
人 員:2名
年 齢:概ね20歳から40歳程度まで
居 住 地:三大都市圏、その他の都市地域
勤務条件:シフト制(週5日程度土日祝勤務有)、1日あたり7時間45分以内の勤務
賃 金:月額200,000円 他
住 居:村の指定した住居
社会保険:厚生年金、健康保険、雇用保険加入
詳細は、以下をご確認ください。
http://www.vill.sarufutsu.hokkaido.jp/hotnews/detail/00003035.html
猿払村(さるふつむら)の真夏の最高気温は25℃前後と冷涼で過ごしやすく、イチゴの生育にも適しています。涼しい環境を活かしたイチゴ栽培を進めることで、輸入品に頼りがちな夏場の需要に応えることを一つの目的としています。
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栄養資源に恵まれたオホーツク海に面し
ホタテ漁を主とした漁業が盛んです。
また、約590k㎡という広大な土地を活かし
乳牛の生乳を生産する酪農業も栄えています。
北海道ならではの水平に広がる大自然は、
まるで異国の風景を生み出しています。
北海道の中でもさらに北にある猿払村。
「さるふつむら」って読みます。皆さんご存知でしたか?
栄養資源に恵まれたオホーツク海に面し
ホタテ漁を主とした漁業が盛んです。
また、約590k㎡という広大な土地を活かし
乳牛の生乳を生産する酪農業も栄えています。
北海道ならではの水平に広がる大自然は、
まるで異国の風景を生み出しています。
喧噪とはかけ離れた大自然と共生した暮らしをしてみませんか?
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