愛知県名古屋市出身。早稲田大学理工学部助手、建設コンサルタント、シンクタンク勤務を経て、2022年７月、さいたま市浦和区に「合同会社価値づくり共働社（まちづくり会社）」を設立。
平成28年より東日本大震災による原発被害を受けた自治体である福島県広野町（サッカー日本代表で有名になったＪビレッジスタジアムがある町です）のまちづくりに関する仕事をしています。

最初は「基礎自治体」のまちづくりに関する仕事（都市計画マスタープランの作成やまちづくりルールの策定）を行ってきました。
その後「国家のまちづくり」へと足場を移し、主に「住宅政策」や「災害まちづくり」「移住定住促進」に関する業務を行ってきました。

まちづくりの一環として、アートイベントの企画・運営やワークショップのファシリテーター等の経験も豊富です。

2022年７月設立。

福島県広野町は「東北に春を告げるまち」「日本一美しい日の出のまち」がキャッチフレーズ。実際、温暖で寒暖差が少ない気候で冬場でも積雪がほとんどなく一年通して過ごしやすい町です。

福島県広野町は安心して子育てできる環境づくりを通じて移住者を増やす取組みを行っています。
例えば、幼児教育から高等教育までを隣接で行うことを可能とするため、「教育の丘」と呼ばれるエリアに教育機関を集積しています。
また、担い手となる若い世代及び将来の担い手となる子どもたちの本町への移住定住の促進を目的に、広野駅東ニュータウン住宅用地を居住するために取得した子育て世帯及び若年夫婦世帯に対し、住宅用地を取得するために要する経費の一部を補助する制度等、様々な支援制度を用意しています。

でも全ての移住者の方が新たに家を購入するわけではありません。中古住宅を購入される方もいます。
ところが中古住宅を購入して住んでみたら「寒い」と思うケースがあります（広野町だけでなく、全国的にあるケースです）。寒い家で生活していては「ヒートショック」等の健康リスクが高くなります。

福島県広野町に移住してくれた方も町民も、みんなに健康で生活してほしい。
私たちはそのように考え「全ての人が健康に生活できるまちづくり」を大事にしています。
そして住宅分野における取組として「住宅の断熱機能を高める」ことに取組んでいます。