
山口市の中山間・徳地で、親子ワーケーション3日間の参加者を募集!
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2024/07/26経過レポートが追加されました!「キャンセルのため、募集を再開しました!」
2024/06/19とても広い市域を持つ山口市の北東部に位置する中山間地域・徳地(とくぢ)。 ユニークな歴史文化。自然とともにある暮らし。 魅力あふれるこの地域のファンを増やし、継続的に地域に関わる方を発見したいと、この2年間、数回のワーケーションや体験プログラムなどを実施してきました。
これまでのワーケーションでは、基本的にテレワーク可能な大人を対象にしてきたのですが、実は「子どもと一緒に参加したい」というご要望を何度もお聞きしてきました。
主な理由はこの2つです。 1つめは、ワーケーションに参加したいけれども、子どもと一緒でなければ参加が難しい、とのお声。 もう1つが、子どもたちにも本物の自然に触れ、自然の中で暮らすという人間本来の生き方を体験してほしいというもの。特に、コンクリートに囲まれた都会で育つ子どもの親たちからの声は、切実な願いでした。 併せて、具体的に移住や二拠点生活を検討するには、子どもがこの地域を好きになってくれるかどうかが大切だからとも。嬉しいお声でもあります。
そして、このような声に応えたいと、今回、徳地地域としては初めて、親子を対象としたワーケーションを実施することになったのです。
徳地での子どもの姿を見てほしい
山口市は山口県の県庁所在地なのですが、合併前は「佐波郡徳地町」と称していたこの徳地地域は、少子高齢化・人口減少が猛スピードで進んでいて、このままでは地域の存続も危ぶまれる状況にまで来ています。 子どもの姿を見かけることは少なくなり、子どもがいるだけで、思わず「あ、子どもだ!」と目で追いかけてしまいます。
そんななか、これまで実施してきた徳地地域での体験プログラムでは、参加した都会の子どもたちの表情や動きが、みるみるうちに生き生きと変わっていくのを何度も見てきました。 アマガエルを素手でつかみ、シマヘビが泳ぐのを見たと歓喜する子どものようすを見て、「東京ではこんなに活発な子ではない」と驚くお母さんもおられました。 一方、昨年東京を訪れたとき、タワーマンション群の中で「蛍の観賞会」なる広告が張り出されていて、どんなイベントなんだろうと思って聞いてみると、会議室のような一室に容器の中に入れられた数匹の蛍がいて、まるで展覧会のようにみんなが並んで見学するというものとのことでした。そんな需要があることに大いに驚いたのですが、同時に、あまりにも自然とかけ離れた場所で育っていく子ども達の成長に、不安を感じずにはいられませんでした。
今回のワーケーションは、親子で無理なく参加できるように、3日間という比較的コンパクトなスケジュールで組み立てました。 また、ここは正直悩んだところなのですが、テレワークの時間も取っていることや「子どもから解放される時間もほしい」といったお声をいただいたこともあり、親子そろって参加する体験プログラムと、親と子ども別々の体験プログラムと、両方を盛り込むことにしました(この是非は、参加の皆さんのご感想をお伺いしたいところです)。 子ども向けの自然体験プログラムについては、徳地には「国立山口徳地青少年自然の家」という頼もしい施設がありますので、こちらと連携して行います。
3日間の徳地滞在が、都会での日常とは違う子どもの姿やご自身の姿を見つめる機会となれば嬉しいです。


次につながる何かを一緒に見つけたい
このワーケーションを通じて、まずは徳地がどんな場所なのかを知ってほしいのですが、欲を言うと、ご自身なりの視点でこの地域の可能性を見つけて、私たちにも教えていただけると嬉しいです。願わくば、今後につながる関係を作ることができると、なお嬉しいです。
出会いたい人 ・山や田舎が好きで、豊かな自然環境の中に住んでみたい人 ・地域資源を活かしていくことに興味がある人 ・自らの生活や人生を工夫して楽しむことが好きな人 ・世代を超えて、多様な人たちと交流するのが好きな人


募集要項
2024/07/26 〜 2024/07/28
2泊3日
無料 ※新山口駅までの往復交通費、食事代は各自負担
JR新山口駅
・定員:9名 ・最小催行人数:2名 ・解散場所:JR新山口駅 ・スケジュール: ▶7/27(土) 14:00 JR新山口駅集合 宿泊先の民泊(島地地区)へチェックイン オリエンテーション 自由行動、テレワーク 地域の人との交流夕食会 ▶7/28(日) ①子ども(5歳~中学生程度を想定していますが、詳細はご相談ください。) 午後まで「国立山口徳地青少年自然の家」にて自然体験プログラム ※具体的なプログラムは、お申し込み受け付け後、お子様の年齢や環境に合わせて組み立てます。 ②親 午前 各自テレワーク 地域内の日本料理店で地元の幸をふんだんに使ったランチ 午後 巨木巡りツアーと炭酸泉の温泉 夕方 合流後夕食 ▶7/29(月) 午前 徳地和紙の手漉き体験と和紙を使ったワークショップ 午後 振り返り、アンケート記入 15:00頃 新山口駅解散
※1組2~3名での参加を基本としますが、4名以上を希望される場合は個別にご相談ください。
主催:山口市農山村づくり推進課/受託者:一般財団法人山口観光コンベンション協会徳地支部
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

山口市
人口 19.53万人

丸本華代が紹介する山口市ってこんなところ!
本州西端に位置する山口県のまんなかあたり、とても広い市域をもつ山口市です。面積にして、1,000㎢超え。人口は、現在約19万2千人。 北は中国山地の端っこ、南は瀬戸内海に面し、ということはもちろん山の幸海の幸、お米もお野菜もお肉もお魚も。おいしいものを挙げたらキリがないし、山遊び川遊び、マリンスポーツ、雪遊び。アクティビティにも事欠きません。 そして、古くから海と陸の交通の大動脈が通り、かつ東アジアに近いという地理的条件にも恵まれ、古代には先端工業地帯、中世はじめには一大国家プロジェクト・東大寺再建の材料供給基地、中世後期には西国随一の大名大内氏の拠点となり、明治維新においては志士たちの躍動の地となりました。こうした歴史の重なりを感じることのできる場所が、市内にはいくつも残り、山口県立美術館や山口情報芸術センター[YCAM]などの充実した芸術文化施設とともに、文化を身近に感じることのできるまちの雰囲気をかたちづくっています。
このプロジェクトの作成者
山口県出身、山口市在住です。 人生のほとんどを山口市で過ごしていますが、まだまだ知らない場所も人もたくさんで、発見の日々です。世界中から大好きな山口へ、色んな方に来ていただくために奮闘しているところです。 趣味は旅行で、特に東アジアへの渡航経験が多いです。