デメリット1:教育や習い事等の選択肢が限られる
田舎では都市部より学習塾や習い事の数が少なく、「こんな習い事をしたい」「こんなスポーツをやってみたい」と思っても、教室が見つからないケースも考えられます。 また、地域によっては高校や専門学校の数が限られており、希望する進路に応じて別の地域への送迎、寄宿、再度の移住などの必要が出てくる場合もあります。 保育園から小中高校まで幅広い学齢期にどのような選択肢があるか、あらかじめ調べておくと安心です。
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デメリット2:親子ともにコミュニティになじめなかった場合逃げ場がない
子供の数があまりに少ない地域では、同級生や遊び友達のメンバーも固定化され、気が合わない人がいた場合も卒業まで付き合い続けざるを得ない場合があります。 縁がない地域に移住する場合、移住前に通う予定の保育園や学校、児童館などを実際に見学したり利用者の声を聞いたりして、どんな親子が利用しているか、自分たちが馴染めそうな雰囲気かどうかをある程度肌で感じておくことをおすすめします。 逆に、気が合いそう・話が合いそうなコミュニティが見つかれば、親子ともに安心して充実した子育て期を過ごせる可能性が高いでしょう。
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デメリット3:転職活動を同時並行で進めるのが困難
移住とともに親が転職を考えている場合、求人数が少ない中で子供の就学先探しと同時並行で転職活動をしなければならないという困難があります。
ただ、田舎ならではのユニークな求人があったり、自治体からの紹介があることもあり、必ずしも田舎だから自分に合った仕事に就けないとは限りません。予めどんな仕事、どんな環境で働きたいかを明確にし、地域の人にサポートしてもらえないか相談してみましょう。