- SMOUT
- プロジェクトをさがす
- 長野県塩尻市「えんてらす」で、多世代の交流をつくりたい。私たち大学1年生にアイデア求む
長野県塩尻市「えんてらす」で、多世代の交流をつくりたい。私たち大学1年生にアイデア求む
将来地元に大人も子供も集まる施設が作りたい、
自分の体験から誰かのためにサードプレイスを作りたい、
まちづくりの勉強をしたい、
課題解決に関わりたい、
それぞれの思いを抱えた大学生四人が集まって、
長野県塩尻市北部交流センター「『えん』てらす」で、人と人を『むすび』たい!
そう考えて、チーム「えんむすび」を結成しました!
そのための熱意やアイデアはたくさん、しかし知識や経験はまだまだ…
そんな私たちと一緒に「人とのつながり」「世代を超えた交流」について考えませんか?
「JKとオジサンとおばあさんが楽しく話し合う場を作りたい」
私たちは、出身地もきっかけもバラバラな4人が集まった信州大学の一年生です!
信州大学では「地域ブランド実践ゼミ」(信州大学 産学官連携・地域総合戦略推進本部 教授 林靖人先生)で、塩尻市と共同研究を行っています。
この活動の中で、私たちは「えんてらす」という交流センターの活用方法を考えています。
「えんてらす」は人口7万人弱の塩尻市においてオープンから半年で利用者が十万人を超え、学生を中心にたくさんの人が利用しています。
ところが、えんてらすは世代を超えた人と人のつながりが薄いという問題を抱えています。
なんてもったいない!もっともっとこの施設を活かしていきたい!
そのため私たちは「えんてらす」を”多世代交流が行われる場にしたい”という共通の思いを持つようになりました。
私たちは大学生ならではの視点で、交流センターである「えんてらす」を活用し、世代を超えた交流ができるシカケを作りたいと思います!
突然ですが、皆さんは交流ってなんだと思いますか??
私たちは、実際に人と人が顔を合わせて語り合うことだと思います。
でも、「『人と人がつながる』と言っても、急に見ず知らずの人と話すのはちょっと…」と思う人がほとんどではないでしょうか。
そこで私たちは、「顔の見えない交流→顔を合わせて語り合う交流」となるシクミを考え、実践を始めました!
グループでの話し合いの風景
えんてらすってこんな施設です!
名付けて、「ふじ山噴火プロジェクト」
今回、私たちは上の図のような活動を行い始めています。
名付けて「ふじ山噴火プロジェクト」!
実は、メンバーの1人が静岡出身なのです!
それは置いておくとして、火山活動が活発な山のように、「えんてらす」での交流も”顔の見えない交流から顔を合わせて語り合う交流”へと変わり、どんどん盛り上がっていったら嬉しい、という願いを込めて名付けました。
このプロジェクトには4つの段階があります。
①えんぼーどの設置
「えんてらす」を利用する世代、時間帯はバラバラ。
だから多世代交流を行うのは難しい!最初はそう思っていました。
しかし逆にこの特徴を生かし「利用時間が違ってもコミュニケーションを取れるシカケを作ろう!」と考えました。
設定された一つのテーマに関して利用者は付箋になんでも書いて貼ってよし。
自分の意見を書くのも、他の人の意見に対してコメントするのもアリ。
書く付箋の形を変えることで、意見を書いているのか、意見に対するコメントなのかがひと目でわかります。
また、様々なテーマを設定することで、世代を超えた共通の話題を探します。
まずは「好きな映画は?」というテーマを設置し、たくさんのコメントを書き込んでもらっています。
「えんぼーど」によって、顔を合わせなくても気軽にコミュニケーションをとることができる場を作りました。
②「コメントのコメントにコメント〜JKとおじさん世代をつなげてみよう〜」
活動を行い始めて、コメントに対して反応をする、いわゆる「コメントの連鎖」が少ないことが課題としてあがりました。その理由として私たちが考えたのは、次の二つです。
・始めたばかりの活動のため、まだシクミの認知度が低い
・意見に対するコメントを行うより、コメントに対してコメントをするのはハードルが高い
また、実際にえんぼーどを利用している年代に注目すると、圧倒的に女子高生が多く、逆に40〜50代の男性の利用が少ないことがわかりました。
この理由として考えられるのはこれらだと思っています。
・テーマが合わない
・ボードの雰囲気が合わない
これらの課題を解決するシカケを、私たちは今考えているところです。
③「えんてらす版、『アメ○ーーク!』〜実際に顔を合わせてトークしよう〜」
えんぼーどで、世代を超えて様々な人が意見やコメントを残してくれるようになったとしても、まだその人たちが顔を合わせて話した、というわけではありません。
そこで、えんぼーどによる「匿名的で時間差のある交流」から、私たちが企画したイベントにおいて、利用者が顔を合わせて共通の話題について語り合う「会ってリアルタイムに話をする交流」へとシフトしていきます。
④「Off会〜共通の話題を持つ人たちが主体となり、イベントができるように〜」
私たちはえんてらすの活用方法を考えていますが、実際に頻繁に利用する利用者というわけではありません。
なので、私たちがイベントを企画して、興味のある人たちを集め語り合うだけでは不十分です。実際にえんてらすを利用する方々が自分たちでやりたいことを企画して行うことが重要だと思います。
そこで、③の活動を何度も重ねていく中で、参加者同士が私たちを介することなく直接交流するようになり、えんてらすが世代を超えた語り合いの場として機能するようにします。
私たちが実際に企画・実施したのはまだ①の段階までで、②〜④は具体案もはっきりと定まっていない状態です。
しかし「こうしたい!」「ここを改善したい!」というアイデアや思いはたくさん!
ただ、私たちには経験が少ない…
そのため、課題が見えても解決策が見つからず右往左往している状況です。
私たちの考えるシクミ
えんてらすに設置した、「えんぼーど」
私たちの考える企画、どう思いますか?
私たちの記事を見てくださった皆さんにお願いしたいことは2つです!
1つ目は、世代を超えた交流に興味がある人・携わっている人から、
②〜④に関して、「こんなテーマなら世代を超えて語り合えるよ!」「実際に話をする場を作るなら、こんな工夫をすれば人が集まる」といった意見をいただきたい、ということ。
2つ目は、「私たちの地域ではこういった多世代交流のシクミや取り組みがあります!」という、実際に行っている活動についても教えて欲しい、ということです。
私たちの企画に対する皆さんの反応・意見は「興味ある!」ボタンを押していただき、コメントとして書き込んで欲しいです。
たくさんの意見を、お待ちしています!
1月25日現在
多世代の交流を図るための”えんぼーど”は設置から約10日ほど経過しました。
私たちの予想を超える反響を頂き、なんと130を超える数のコメントが寄せられました!コメントの詳細は後日SNSやえんてらすのWEBページを通じて公開したいと思います!
にユーザー登録して もっと活用しよう!無料
- 地域をフォローできるようになり、地域の最新情報がメールで届く
- あなたのプロフィールを見た地域の人からスカウトが届く
- 気になった地域の人に直接チャットすることができる
長野県のほぼ中央に位置する塩尻市。
特産物のぶどう、昔ながらの街並みが残る奈良井宿、伝統工芸である木曽漆器…これらの資源そのものにある魅力を、関わる人たちが工夫を凝らし更に磨きをかけ素晴らしいものにしています。
行政だけでなく、市民が様々な活動を行っており、世代を超えて多くの人たちがまちづくりに参加できるような場を作ろうとしています。
メンバーの一人は、塩尻市の特産物や施設や活動を今回のプロジェクトで知り、「塩尻に引っ越したい」と家族に相談したほど。知れば知るほど魅力がある場所です。
信州大学「地域ブランド実践ゼミ」のメンバー四人によるプロジェクトチーム。交流センターの活用について考えています。
メンバー
:
中西柾翔
静岡県出身。繊維学部1年。企画・開発をしたいという目標を持ち活動に取り組んでいます。グループのリーダー的存在で、いないと話し合いがなかなか進みません。
:
岸田裕道
長野県出身。経法学部1年。世代を問わず気軽に来れる施設を地元に作りたいという目標を持っています。普段は聞き役に回る事が多いですが、重要な場面で鍵となる一言を言ってくれる頼もしい存在です。
:
小池太一
長野県出身。工学部1年。まちづくりに興味があり、「住んでいる人たちが心地よい場所はどういうところか」という問いについて考えています。4人の中で一番アイデアを持っていて、具体化させるのが得意です。
:
田口真生
長野県出身。医学部1年。住む人たちが心も体も健康でいられる地域を作るという目標があります。子供のように「なぜ?」「どうして?」と企画に対して質問し、新しい視点を引き出そうと努力しています。