長野県塩尻市「えんてらす」で、多世代の交流をつくりたい。私たち大学1年生にアイデア求む
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公開日:2020/01/24
終了日:2020/12/27

長野県塩尻市「えんてらす」で、多世代の交流をつくりたい。私たち大学1年生にアイデア求む

将来地元に大人も子供も集まる施設が作りたい、
自分の体験から誰かのためにサードプレイスを作りたい、
まちづくりの勉強をしたい、
課題解決に関わりたい、
それぞれの思いを抱えた大学生四人が集まって、
長野県塩尻市北部交流センター「『えん』てらす」で、人と人を『むすび』たい!
そう考えて、チーム「えんむすび」を結成しました!
そのための熱意やアイデアはたくさん、しかし知識や経験はまだまだ…
そんな私たちと一緒に「人とのつながり」「世代を超えた交流」について考えませんか?

「JKとオジサンとおばあさんが楽しく話し合う場を作りたい」

私たちは、出身地もきっかけもバラバラな4人が集まった信州大学の一年生です!
信州大学では「地域ブランド実践ゼミ」(信州大学 産学官連携・地域総合戦略推進本部 教授 林靖人先生)で、塩尻市と共同研究を行っています。
この活動の中で、私たちは「えんてらす」という交流センターの活用方法を考えています。
「えんてらす」は人口7万人弱の塩尻市においてオープンから半年で利用者が十万人を超え、学生を中心にたくさんの人が利用しています。

ところが、えんてらすは世代を超えた人と人のつながりが薄いという問題を抱えています。

なんてもったいない!もっともっとこの施設を活かしていきたい!

そのため私たちは「えんてらす」を”多世代交流が行われる場にしたい”という共通の思いを持つようになりました。

私たちは大学生ならではの視点で、交流センターである「えんてらす」を活用し、世代を超えた交流ができるシカケを作りたいと思います!

突然ですが、皆さんは交流ってなんだと思いますか??
私たちは、実際に人と人が顔を合わせて語り合うことだと思います。
でも、「『人と人がつながる』と言っても、急に見ず知らずの人と話すのはちょっと…」と思う人がほとんどではないでしょうか。

そこで私たちは、「顔の見えない交流→顔を合わせて語り合う交流」となるシクミを考え、実践を始めました!

グループでの話し合いの風景

グループでの話し合いの風景

えんてらすってこんな施設です!

えんてらすってこんな施設です!

名付けて、「ふじ山噴火プロジェクト」

今回、私たちは上の図のような活動を行い始めています。
名付けて「ふじ山噴火プロジェクト」!
実は、メンバーの1人が静岡出身なのです!
それは置いておくとして、火山活動が活発な山のように、「えんてらす」での交流も”顔の見えない交流から顔を合わせて語り合う交流”へと変わり、どんどん盛り上がっていったら嬉しい、という願いを込めて名付けました。
このプロジェクトには4つの段階があります。

①えんぼーどの設置
「えんてらす」を利用する世代、時間帯はバラバラ。
だから多世代交流を行うのは難しい!最初はそう思っていました。
しかし逆にこの特徴を生かし「利用時間が違ってもコミュニケーションを取れるシカケを作ろう!」と考えました。

設定された一つのテーマに関して利用者は付箋になんでも書いて貼ってよし。
自分の意見を書くのも、他の人の意見に対してコメントするのもアリ。
書く付箋の形を変えることで、意見を書いているのか、意見に対するコメントなのかがひと目でわかります。
また、様々なテーマを設定することで、世代を超えた共通の話題を探します。
まずは「好きな映画は?」というテーマを設置し、たくさんのコメントを書き込んでもらっています。
「えんぼーど」によって、顔を合わせなくても気軽にコミュニケーションをとることができる場を作りました。 

②「コメントのコメントにコメント〜JKとおじさん世代をつなげてみよう〜」
活動を行い始めて、コメントに対して反応をする、いわゆる「コメントの連鎖」が少ないことが課題としてあがりました。その理由として私たちが考えたのは、次の二つです。
・始めたばかりの活動のため、まだシクミの認知度が低い
・意見に対するコメントを行うより、コメントに対してコメントをするのはハードルが高い
また、実際にえんぼーどを利用している年代に注目すると、圧倒的に女子高生が多く、逆に40〜50代の男性の利用が少ないことがわかりました。
この理由として考えられるのはこれらだと思っています。
・テーマが合わない
・ボードの雰囲気が合わない
これらの課題を解決するシカケを、私たちは今考えているところです。

③「えんてらす版、『アメ○ーーク!』〜実際に顔を合わせてトークしよう〜」
えんぼーどで、世代を超えて様々な人が意見やコメントを残してくれるようになったとしても、まだその人たちが顔を合わせて話した、というわけではありません。
そこで、えんぼーどによる「匿名的で時間差のある交流」から、私たちが企画したイベントにおいて、利用者が顔を合わせて共通の話題について語り合う「会ってリアルタイムに話をする交流」へとシフトしていきます。

④「Off会〜共通の話題を持つ人たちが主体となり、イベントができるように〜」
私たちはえんてらすの活用方法を考えていますが、実際に頻繁に利用する利用者というわけではありません。
なので、私たちがイベントを企画して、興味のある人たちを集め語り合うだけでは不十分です。実際にえんてらすを利用する方々が自分たちでやりたいことを企画して行うことが重要だと思います。
そこで、③の活動を何度も重ねていく中で、参加者同士が私たちを介することなく直接交流するようになり、えんてらすが世代を超えた語り合いの場として機能するようにします。

私たちが実際に企画・実施したのはまだ①の段階までで、②〜④は具体案もはっきりと定まっていない状態です。

しかし「こうしたい!」「ここを改善したい!」というアイデアや思いはたくさん!
ただ、私たちには経験が少ない…
そのため、課題が見えても解決策が見つからず右往左往している状況です。

私たちの考えるシクミ

私たちの考えるシクミ

えんてらすに設置した、「えんぼーど」

えんてらすに設置した、「えんぼーど」

私たちの考える企画、どう思いますか?

私たちの記事を見てくださった皆さんにお願いしたいことは2つです!
1つ目は、世代を超えた交流に興味がある人・携わっている人から、
②〜④に関して、「こんなテーマなら世代を超えて語り合えるよ!」「実際に話をする場を作るなら、こんな工夫をすれば人が集まる」といった意見をいただきたい、ということ。
2つ目は、「私たちの地域ではこういった多世代交流のシクミや取り組みがあります!」という、実際に行っている活動についても教えて欲しい、ということです。

私たちの企画に対する皆さんの反応・意見は「興味ある!」ボタンを押していただき、コメントとして書き込んで欲しいです。

たくさんの意見を、お待ちしています!

プロジェクトの経過レポート
2020/01/25
892

1月25日現在
多世代の交流を図るための”えんぼーど”は設置から約10日ほど経過しました。
私たちの予想を超える反響を頂き、なんと130を超える数のコメントが寄せられました!コメントの詳細は後日SNSやえんてらすのWEBページを通じて公開したいと思います!

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塩尻市
えんむすびが紹介する塩尻市ってこんなところ!

長野県のほぼ中央に位置する塩尻市。
特産物のぶどう、昔ながらの街並みが残る奈良井宿、伝統工芸である木曽漆器…これらの資源そのものにある魅力を、関わる人たちが工夫を凝らし更に磨きをかけ素晴らしいものにしています。
行政だけでなく、市民が様々な活動を行っており、世代を超えて多くの人たちがまちづくりに参加できるような場を作ろうとしています。
メンバーの一人は、塩尻市の特産物や施設や活動を今回のプロジェクトで知り、「塩尻に引っ越したい」と家族に相談したほど。知れば知るほど魅力がある場所です。

えんむすび
信州大学「地域ブランド実践ゼミ」
信州大学「地域ブランド実践ゼミ」のメンバー四人によるプロジェクトチーム。交流センターの活用について考えています。 メンバー : 中西柾翔 静岡県出身。繊維学部1年。企画・開発をしたいという目標を持ち活動に取り組んでいます。グループのリーダー的存在で、いないと話し合いがなかなか進みません。 : 岸田裕道 長野県出身。経法学部1年。世代を問わず気軽に来れる施設を地元に作りたいという目標を持っています。普段は聞き役に回る事が多いですが、重要な場面で鍵となる一言を言ってくれる頼もしい存在です。 : 小池太一 長野県出身。工学部1年。まちづくりに興味があり、「住んでいる人たちが心地よい場所はどういうところか」という問いについて考えています。4人の中で一番アイデアを持っていて、具体化させるのが得意です。 : 田口真生 長野県出身。医学部1年。住む人たちが心も体も健康でいられる地域を作るという目標があります。子供のように「なぜ?」「どうして?」と企画に対して質問し、新しい視点を引き出そうと努力しています。
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長野県諏訪市出身、女子です。東京で3社起業しまして、起業したい方を指導してきました。「金なし、コネなし、知識なし」体験と、その後指導してきた女性たちが活躍していく実例をまとめた本を出版いたしました。もしご興味ある方がいらっしゃったら、献本させていただきます。
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信大経済学部OBです(96年卒)、今、こんな面白い活動が大学で出来るのは羨ましいですね。自分は今、愛知県・長久手市で学生と一緒に、まちづくり活動を行っています。皆さんの取り組みの課題に対して、自分の経験・体験でお話させていただきますと(細かい状況など分かってない中なので、勝手言いますが)、何かのイベント、アクションなどをまずは皆で一緒にやることが一番かと思います。好きな映画を聞いてみたそうですが、例えば人気作品の上映会をやって、その後感想を話し合う交流イベントをやる(著作権も絡むので事前調整必要。また無償開催前提)。塩尻が舞台の「金メダル男」の上映会なんかも面白いかもしれませんね。逆に女子高生の利用が多いのであれば、彼女たちのニーズに合うイベントか、もしくは逆に彼女たちの持っているノウハウを活用するイベント例えば「女子高生が教えるスマホ活用塾(LINEの使い方教室)」などを開催し、スマホの使い方で困っている中高年や、高齢者を助けてあげるイベントなどもあるかもしれません。こう言うイベントであれば、話題性もあり地元信濃毎日新聞でも紹介してくれて、活動をよりプッシュさせるきっかけにもなるかもしれません。何か協力できることがあれば、ご相談ください。
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シニア向け英会話の講師をしています。「英会話」という世代に関係ない共通趣味があると交流のきっかけにもなるかもしれません。地域のカフェで月1回参加者が自由に英会話を楽しみ英会話カフェをやっています。シニア世代、ママ世代が楽しく会話しています。時間的に学生さんの参加は難しいのですが他の英会話カフェ等ですと世代関係なく英会話楽しむグループも。参考までです。
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素晴らしい取り組みですね。長野県出身者として応援しています。個人的な過去の経験からお伝えすると、交流が目的の交流は長続きしないので、何か課題解決をする目的としての交流を設計するのが良いと思います。そしてその課題解決の交流は絶対に明るい未来を目指すための目標であって、過去の悪いところを指摘するネガティブな交流であってはダメです。それこそ、この企画を上手く成功させるためには?という目的の下に、若い人と年上の人を集めて話し合ってもらって、小さなプロジェクトチームをいくつか作っても良いかもしれないですね!
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面白そうです。何か協力できることがあればしたいですね
訪問しました!
移住決定しました!