
次の旅先が見つかる?地域の人と繋がるあうたびオンラインツアー@萩・阿武町編 開催!
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2021/02/16プロジェクトの募集が終了しました。
2021/02/07来月2/14(日)に、萩市、阿武町の生産者さんと全国の参加者をつなぐ「あうたびオンラインツアー」を開催します。
萩市からは有限会社萩ミート販売、取締役の岡崎健志さん 旭地域で古民家を改修してレストラン開業に取組む岡本智之さんがオンライン参加します。
開催に向けての想いを、お二人に語っていただきました。
取材・写真|上田晃司/萩市ローカルエディター 取材・映像|JO Mutsumi/同※あうたびオンラインツアーとは、地域応援特産品セットを購入するだけで、画面を通して地域の人々と繋がり実際に旅している気分を味わえるオンラインツアーです。
※参加申し込み:2月7日(日)まで (「興味ある」ボタンを押していただき、こちらのリンクより申込ください) https://autabi.com/event/event-open/17671/
~ツアーの出演者を2人ご紹介します~ 岡本さんの部分は過去の記事(*)より抜粋しています
*地域おこし協力隊の先輩が語る地域への想い、未来への夢…世界を見てきたシェフが萩の地で理想を追い求める! https://smout.jp/plans/2942
萩の食を支える若き担い手 岡崎健志さん(有限会社萩ミート販売、取締役)
JO)萩ミートさんでは普段どのような営業をなさっているのですか?
岡崎さん)萩市を中心とし、山口県内全域の食肉の販売卸しをさせて頂いております。
JO)今回のオンラインツアーで皆様にお送りするのが・・・
岡崎さん)むつみ豚のロースで、しゃぶしゃぶ用350gになります!
JO)むつみ豚というのは、どんな品種になるんですか?
岡崎さん)むつみ豚は萩市のブランド豚となっていて、萩市のむつみ地区で大切に飼育され製品化されたものです。肉質的には餌にとても気を使っていて、人間が食用に食べるパンなどを混ぜたりして生育しているので、脂身が柔らかでしっとりした味わいになっています。
JO)そのパンにもこだわりがあるのですか?
岡崎さん)そうですね、地域の産業ロスパンっていうんですか?食パンの切り落とした両サイドの部分とかそういうものを使っています。
JO)それで味に良い影響があるのですか?
岡崎さん)豚独特の臭みが全くないというだけでなく、人間の体に良いとされるオレイン酸の数値も高く、優れた脂質のお肉となっています。
JO)普段お客さんってどんな方が多いのですか?
岡崎さん)そうですねぇ基本的には飲食関係、レストランを経営されている方とか、居酒屋さん、ホテル関係というところがメインです。でも、こちらまで来ていただければ、個人のお客さまへの対応も可能ですよ。
JO)今回のあうたびオンラインツアーに県外の方々がたくさん参加されますが、何かここでお伝えしたいことなどはありますか?
岡崎さん)そうですねぇ、山口県萩市は全国的にみれば、それほど知名度が高い土地とは思っていませんが、良い食材とか人柄とか魅力がたっぷりな町ではあるので、ぜひこれを機会に知っていただければと思います。


食を通じて地域交流に取り組む 岡本智之さん(地域おこし協力隊 萩市旭総合事務所)
上田)いまは萩でどのような活動を行っているのですか?
岡本さん:今は自分のお店をオープンさせるために空き家を改修しています。27歳で独立してレストランを経営していましたが、その経験を活かしたいと考えています。 僕はこの地域自体を『食べれる村』って感じにしていきたいんです。だからまずはここでお店を成功させないとね(笑)
上田)どうして空き家を改修してお店をやろうとしたんですか?
岡本さん)この家はこの地のもので作られた古民家なんです。僕がやろうとしていることは、この地と向き合って料理を作るということなので、この家に出会った時に感動しました。 この古民家を再生させ、地元の生産者さんが活躍して喜びを共有できる場所にしたいと思いました。生産者の皆さんは黙々と野菜を作られてます。だから店を作って、そこで生産者さん達の野菜を使って“あれ、メチャクチャ美味しかったですよ!”ってお客さんに言ってもらったらみんなのモチベーションももう少し上がるんじゃないかなって…。
上田)萩市でWeb公開されている、地域おこし協力隊としての岡本さんのプロフィールを拝見しましました。その中に“萩ガストロノミー”という言葉がありましたが、どんな意味なんですか?
岡本さん)現代社会において地域の食材と向き合って、それにストーリーを付けるってなかなか出来てないと思うんです。今って物流が凄くて、無いものはすぐ外の地域から引っ張ってきちゃうけど、外から持ってきちゃったらその地域である必要があんまりなくなってきちゃうんですよね。 だったら、その地にないものはないとして“じゃあどうしようかな”って考える方がその地域の色が出てくるんじゃないかなって、それを見つめ続けるのがガストロノミー(美食学)なんじゃないかなって思ってます。それを『萩』の地でやるから“萩ガストロノミー”。これからはあまり知られていない食材(例えば山に自生している食べれる草とか)なども見つけて料理に活かすようにしたいです。あくまでも、この地やここで作っている方が主役で、店はそれを集約して表現する場でありたいですね。


このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

萩市
人口 4.11万人

JOくんが紹介する萩市ってこんなところ!
今回ご紹介したのは萩市明木(あきらぎ)という地域で、市から南に10kmの場所にあります。江戸時代からの宿場町があった場所で、集落内を通る萩往還は参勤交代にも使われていたそうです。 集落には市内にはあまり見られない赤褐色の屋根瓦の家屋が多くあり、街の美しい景観を作り出しています。凍害に強い瓦で、島根県の石見地方の由来のようです。 取材に行ったのは1月半ばでしたが、年明けに降った雪がまだ残っており、田畑が雪に覆われていました。 萩にお越しのさいは、ぜひ通ってみてくださいね。道の駅萩往還の手前です。
















