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村上 裕希
地域の人
都会に生まれ育ち、地方で暮らすことは全く想像もしていなかった私は、地域を意識することすらもありませんでした。
それが、奄美と出会い、人とは本来こういう場所でこんな暮らしをしていくのがあるべき姿なんだろうなと実感したことから、自分もこの奄美で暮らしたいと夢を思い描いた末、移住しました。
そして、暮らし始めてからより一層見えてくる、繋がりの大切さ、そしてその繋がりによって保たれている暮らしと文化、その豊かさがこれまで全国各地で築き、培われ、世界に誇る日本の文化というものが形成されていたんだと気付かされました。
この美しい自然と豊かな文化と暮らしぶりが溢れる奄美大島は私にとって誇りであり、そんな場所で暮らせていることは本当に幸せなことだと思っています。
そんな奄美の豊かな暮らしぶりを伝え、後世に繋げるためにも、地域内外の様々な人たちとの協働によって、人口減少化でも豊かなの将来を作れたらと思っています。
1982年神奈川県横浜市出身、学習院大学卒。趣味や仕事で国内外を巡る中、 2008年奄美に初めて訪れる。
奄美で出会った人と自然に憧れ、ハードリピーターになり、子どもの誕生を機に、奄美へ移住、2016年龍郷町地域おこし協力隊に着任。
2018年、地域を将来に繋げる為に地元有志と一般社団法人E’more秋名(いもーれあきな)を設立。
飲食・宿泊・地域コーディネート事業などを展開し、「あらば食堂」では、地元のお母さんたちがつくる郷土料理を提供し、旬の食材と島文化を伝える場づくりを行う。
一般社団法人E’more秋名の代表を務め、飲食・宿泊事業の運営の他、地域内外が連携する新たな事業づくりの企画・コーディネートを行っています。
地域資源を活用した滞在型観光などの人を呼び込み事業と、人の暮らしを支える事業を通して、地域の課題解決を図り、地域の発展に貢献することを目指した団体です。
奄美に住み始めてはや、9年が経とうとしています。
移住前は、島でこのような事業に取り組むとは夢にも思っていませんでしたが、地域の方々に支えられながら、学びの多い豊かな暮らしをさせてもらっています。
都会とはまた違った豊かな自然が身近にある、人も自然も豊かな島の暮らしぶりには、本質的な生き方を学ばせてもらっています。