募集終了

【龍郷町(奄美大島)地域おこし協力隊】「人と地域と未来を繋ぐ」プロジェクト/空き家で”人の流れを生み出す”仕掛け人募集!

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2019/12/27

経過レポートが追加されました!「」

2019/12/10

龍郷町は、荒波(あらば)地区。 奄美有数のオーシャンビューが満喫できるドライブロードで、息を飲むような夕日が拝める一方、 冬は厳しい荒波にさらされ、さながら冬の日本海を思わせる光景から「荒波地区」と名付けられたこの地がプロジェクトの舞台。

荒波地区は、かつて大島紬で隆盛を極めた活気のある地域でしたが、産業の衰退とともに仕事と利便性を求めた若者は地域を離れ続け、移住者に人気の龍郷町にあって、少子高齢化が進む過疎地域となっていました。

そんな状況に一石を投じるべく、2016年に龍郷町が始めたのが「荒波地区に人の流れを生み出すプロジェクト」。 第1号の地域おこし協力隊を荒波地区の終着地点である秋名集落に配置し、プロジェクトの基礎づくりを進めてきました。

3年間かけて積み重ねてきた活動が実を結び、人を呼び込む体験滞在型交流施設として、令和2年度6月には秋名に「(仮称)奄美らしさ体験促進事業拠点施設」の立ち上げを予定。 龍郷町は、この動きをさらに加速させるべく、仕掛け人として荒波地区の円、嘉渡集落に新たに協力隊を配置し、第2章として「人と地域と未来を繋ぐ」プロジェクトをスタートさせます。

チャレンジできる町、龍郷町。 荒波地区で動き出した新たなうねりの波に乗り、私たちと一緒に活躍してくれる仲間を待っています。

※プロジェクトの背景やこれまで協力隊が取り組んできた活動などについて、東京説明会で使用した資料を公開していますので、ご参考までにご覧ください。 <URL> https://www.youtube.com/watch?v=d64CkWK1Q90&feature=youtu.be

奄美らしい魅力的な暮らしぶりを残したい

龍郷町は、豊かな自然と便利なロケーションから、生活環境のバランスが良く、離島地域でも数少ない30年以上人口が減ることなく推移してきた移住者に人気の町です。

荒波地区はその龍郷町の中心地から、わずか20分圏内にも関わらず、紬産業衰退以来、仕事と利便性を求めた若者離れから何十年も過疎が進行していました。

一方で、ここは昔から変わらない豊かな自然と奄美らしい暮らしぶりが残る地域でもあります。

奄美らしい暮らしぶりとは、まさに「自然と調和した暮らしぶり」。 奄美群島国立公園でも謳われている「環境文化」という人の生活を通して生み出された文化と太古から受け継がれてきた自然が古来よりバランスよく保たれてきたことによって、奄美の豊富な自然は守られてきました。 荒波地区では、国立公園地域に指定されている集落が2つもあり、奄美の象徴的な景観や行事が残るこの地域で生きる人々はとてもたくましく、そして心が豊かです。

この地の人と自然の豊かさに心を打たれた移住者と地元を愛する地域住民有志が、この地に残る奄美らしい魅力的な暮らしぶりを将来に残すために動き出し、龍郷町は人に伝えていく機能として、秋名に「(仮称)奄美らしさ体験促進事業拠点施設」(以下、拠点施設)の立ち上げを決定しました。

この拠点施設は、奄美の暮らしぶりを伝える拠点として、地元住民が切り盛りする宿泊、飲食施設の他、空き家バンク、そして移住相談窓口の設置も予定しており、暮らしと旅の交流拠点の役割を担っていきます。

これまで、荒波地区を通る県道81号線は、龍郷町の中心地から名瀬市街地に通じる眺望の良いバイパス道路にも関わらず、アクセスの良い国道に人が流れ、利用するのはこの地に住む人ぐらい。 お店もあまりありません。

そんな状況を改善すべく、この拠点施設は、龍郷町の中心地と名瀬市街地のちょうど中間に位置するロケーションを生かして県道81号線に人の流れを生み出し、この流れをきっかけに県道沿いにある他の集落にも新たな人を呼び込む機能が生み出されていくことが期待されています。

秋名の立ち上がった人々と拠点施設がきっかけとなり、県道81号線に人の動きが生まれ、チャレンジする人が活躍する舞台となり、沿線の集落にも賑わいを生み出す。

今回は、自らの移住経験を生かした「暮らす人を呼び込む」役割と、空き家を生かした「人を呼び込む場作り」の仕掛け人として、地域おこし協力隊を募集することになりました。

県道81号線(北側)から見た拠点施設(イメージ図1)
県道81号線(北側)から見た拠点施設(イメージ図1)
建物南側は施設利用者が寛ぐ庭(イメージ図2)
建物南側は施設利用者が寛ぐ庭(イメージ図2)

人好きのあなた、空き家で”人が集う場作り”をしてみませんか?

◆人物像 龍郷町は、令和2年度地域おこし協力隊として、以下の様な方を募集しています! ・地域の暮らしぶりを尊重し、地域と協働しながら柔軟に行動できる方 ・ホスピタリティがあり、人の役に立つことに労を厭わず、やりがいと感じられる方 ・自ら課題を見つけ、解決に向けて主体的に取り組める方 ・困難に直面しても、目を背けずに前向きに改善方法を模索し、取り組む意欲が持てる方 ・空き家を活用した人が集う場づくり(宿泊施設等)、運営に関心のある方  (空き家を活用した事業やDIYの経験、または、店舗や宿泊施設の運営に関わった経験があると尚よし)

◆活動内容 地域おこし協力隊として着任後は、以下の様な活動に従事していただきます。 ①空き家バンク、移住定住相談窓口の立ち上げと運営 ②荒波地区の空き家を活用した事業の企画、立ち上げ及び運営

いずれの活動も一般社団法人E'more秋名と連携し、同法人がサポートします。 1年目は、①の比重が高く、一緒に活動計画を作り、2年目後半から退任後の生業作りとして、②の比重を高めていくことを想定しています。

移住政策の課題「空き家の流通化、利活用」
移住政策の課題「空き家の流通化、利活用」
着々と進む拠点施設の建設工事
着々と進む拠点施設の建設工事

一緒に伴走してくれるあなたを地域は待っています。

<応募条件>  ・満20歳以上  ・都市地域に居住し(注1)、採用決定後に龍郷町の円集落または、嘉渡集落に居住できる方  ・普通自動車運転免許を取得している方  ・Word、Excel、PowerPoint、メールなど基本的なパソコン操作が出来る方  ・地方公務員法第16条に規定する一般職の職員の欠格条項に該当しない方  (注1)   ◆居住地要件(現在お住まいの住所地)3大都市圏内の都市地域(※ 1)    または、地方都市(条件不利地域(※ 2)は除く)にお住まいで、活動期間中、龍郷町に住民票を異動することができる方    ・3大都市圏の都市地域(※ 1)とは:     埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県および奈良県の区域全部    ・条件不利地域(※ 2)とは:     次の1~ 7のいずれかの対象地域。指定地域を有する市町村をいう。     1.過疎地域自立促進特別措置法(みなし過疎、一部過疎を含む)     2.山村振興方法     3.離島振興法     4.半島振興法     5.奄美群島振興開発特別措置法     6.小笠原諸島振興開発特別措置法     7.沖縄振興特別措置法

<勤務条件> 1.勤務地  (仮称)奄美らしさ体験促進事業拠点施設内

2.勤務時間  概ね9:30~17:00(休憩時間12:00~13:00)とします。

3.任用形態  龍郷町一般職非常勤職員(地域おこし推進員)  ただし、令和2年度4月以降から、会計年度任用職員制度への移行を予定しています。

4.任用期間  1年間。ただし、活動状況を勘案して最長3年間を限度に再任することができます。

5.報酬  月額160,000円〜170,000円以内

6.待遇及び福利厚生  ①社会保険(雇用保険・健康保険・厚生年金)・労働保険  ②住居   龍郷町の公営住宅もしくは、民間の貸家を紹介します。   なお、光熱費は自己負担で、家賃については、5万円程度を限度に支給します。   転居にかかる費用は、45万円程度を限度に町が負担します。  ③活動用の車については、町が用意します(燃料代は、活動の範囲で町が負担)

7.休日   原則、週休2日。ただし、任務の状況に応じて変動します。

事業についての話し合い、地域の方々との協力関係が欠かせません
事業についての話し合い、地域の方々との協力関係が欠かせません
子供達も一緒に農業体験プログラム開発
子供達も一緒に農業体験プログラム開発

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

鹿児島県

龍郷町

人口 0.58万人

龍郷町

村上 裕希が紹介する龍郷町ってこんなところ!

人口約6,000人の龍郷町は、青く輝く美しい海に囲まれ、特別天然記念物「アマミノクロウサギ」が生息する長雲峠など豊かな自然に恵まれた環境。 へき地と言われる荒波地区においても、市街地へ20分でアクセスでき、コンパクトに自然とライフラインが共存した移住者に人気の町となっています。

かつて西郷隆盛が3年間暮らした住居跡が今も保存されており、国指定重要無形民俗文化財「秋名のアラセツ行事」や、大島紬の代表的な柄「龍郷柄」や「秋名バラ柄」発祥の地であるなど、歴史・伝統行事・文化色も豊か。

便利ながらも自然と文化が共存した奄美らしい暮らしぶりが今も残り、人情味に溢れた豊かな町です。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

1982年奈良県生まれ横浜育ち。学習院大学卒。遊び呆けた20代に旅行にはまり、国内外を遊び回る中、 2008年奄美に初めて訪れる。 そこで出会った人と自然にこれまでにない衝撃を受け、以来、年に数回通うハードリピーターに。遂には、親戚知人を招いて結婚式も奄美で挙げる。 子どもの誕生を機に、奄美への移住を本格的に考えるようになり、2016年龍郷町地域おこし協力隊に着任、荒波地区の秋名集落に移住。 温かい人々とたくましく豊かな暮らしに惚れ込み、永住を決意。 地域を将来に繋げる為に地元有志と一般社団法人E’more秋名を設立。 空き家を活用した宿など島の暮らしを活かした観光を通して、地域に人を呼び込む仕組み作りに奔走する。

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